映画の話

今年見た面白かった映画20本

#映画

ぷらすです、こんばんは。

今年も残すところ僅かということで、「今年の重大ニュース」的な感じで、僕が今年の1月~12月13日の間に、映画館やレンタルDVDで観た中から特に面白かった映画20本を選んでみました。

「僕が」今年観た映画なので、今年公開された映画というわけではありませんが、DVDレンタルのお店なら置いてあるだろう作品ばかりですので、年末年始、映画でも観てみようという時の参考になれば幸いです。


1・くもりときどきミートボール(09)

ソニーピクチャーズ配給?のCGアニメ映画です。
この映画、超面白いです。伏線の張り方や回収が見事だし、全体のテンポもよくて、グイグイ引き込まれていきます。
基本はドタバタコメディーですが、ラストの方はかなりグッとくるストーリーになってます。

2・GIジョー(09)

関節可動人形の兵隊人形「GIジョー」のアニメが原作のアクション映画です。
「加速スーツ」を始めとした超テクノロジーの超兵器の数々を身に付け、超スーパーマシン(超ジェット機や超潜水艦や超バイク等々)を操り超兵士GIジョーが大活躍します。あと、超忍者も出ます。 

3・ランボー最後の戦場(08)

劇場で見なかったことを後悔しました。今までのシリーズの流れを押さえつつも、一作目の緊張感溢れるランボーのテイストに戻っていて、ファンとしては嬉しいし、普遍的なテーマを見事に消化してると思います。
ただ、ランボーを知らない人には何のこっちゃだし、かなりショッキングなシーンもあるので、残酷描写の苦手な人にはオススメできません。

4・はじまりのみち(13)

病気のお母さんをリヤカーで疎開先まで運ぶだけの映画なのに、感動するというすごい作品です。監督は「クレヨンしんちゃん大人帝国の逆襲」「カラフル」の原恵一監督。
映画監督・木下惠介の手記を元にした伝記映画で、今までの作品同様、登場キャラクターにずっと寄り添うような目線で物語が語られています。
凄くミニマムな映画だけど、ずっと心の片隅に在り続けるような、そんな良作だと思いますよ。あと、濱田岳さんが実に良いです。

5・グッドフェローズ(90)

マーティン・スコセッシの代表作です。ゴッドファーザーがギャング映画の「表」だとしたら、この作品は「裏」だと感じました。とにかく生々しい。
ジョーペシ演じるトミーは友達にはなれないけど、でも凄く魅力的。
若いときはちゃんと若く、年を取ってからはちゃんと年寄りに見えるデ・ニーロの演技力も流石です。長い映画だけど退屈しないし見ごたえもありますよ。

6・悪の法則(13)

はっきり描かれてないので憶測するしかない部分がいくつかあるけど、それゆえ、鑑賞後の余韻が続く作品だと思います。
序盤の会話がすべて後半への伏線になっていて上手いなぁと。特に主人公のもとに届けられた荷物の中身を見た瞬間はゾワっとしました。
ただ、かなり好き嫌いが別れる映画かも。

7・ザ・レイド(12)

映画内で使われる格闘術「シラッド」は、カンフーやムエタイに比べると派手さはないけどとにかく痛そうです。惜しむらくは早すぎて攻防の細かい部分が良く分からないのと、マッドドッグ役のヤヤンさんが強すぎる事でしょうか。
予算の都合もあるみたいだけど、とにかく状況説明やストーリーを極限まで削って格闘とアクションで状況を分からせる手法は素晴らしい。
低予算のB級作品感がなく、むしろハリウッドなみのメジャー感もあって見ごたえも十分です。 

8・ウルフ・オブ・ウォールストリート(14)

こちらもマーティン・スコセッシ監督。3時間とかなりの長尺だけどグイグイ引き込まれたので、長い感じはしませんでした。好みは分かれるかもしれないけど個人的には大好きな映画です。
ディカプリオ演じる主人公は傍から観れば最低なヤツなんだろうけど、なんか憎めないんですよね。
とにかく全編ぶっ飛んでてテンションが高くて下品でエネルギッシュ。最低すぎて最高の映画です。

9・300(07)

フランク・ミラー原作のアメコミ?を実写化した作品です。
ストーリー部分をギリギリまで簡略化して、ほぼバトルシーンで構成するという潔さと、脳筋マッチョ軍団の統制された動きは一見の価値ありです。

10・ハッピーフライト(08)

矢口監督作品は初めてだったんですが、これ、凄く面白です。
ANAが絡んでいるから色々制約があったろうと思うけど、フィクション部分とリアリティー部分のバランスも良く、日本のエンターテイメントとしては最高峰の一作ではないでしょうか。
素人には分からない空港の裏側の仕事や飛行機の構造のディテールを分かりやすく見せて、絶妙にストーリーや笑いと絡ませていく流れが本当に素晴らしいです。

11・HK/変態仮面(13)

感想はこちらのノートをご覧下さい。

12・ウォーリー(08)

感想はこちらのノートをご覧下さい。

13・ロッキー・ザ・ファイナル(07)

感想はこちらのノートをご覧下さい。

14・ガーディアン・オブ・ギャラクシー(14)

感想はこちらのノートをご覧下さい。

15・LEGOムービー(14)

超面白いです。とにかくビルや建物だけじゃなく、ビームや自然、爆発シーンまで全部レゴになってて、この映像だけでも一見の価値あり。ギャグあり、ハラハラあり、驚きあり。最後まで見る「ああ、なるほど!」と驚きながらも納得。ほんと見事なストーリーテリングだと思います。
レゴ好きな人も、そうでない人も楽しめますよ。

16・アメリカン・ハッスル(14)

ハゲで出っ腹なのにクリスチャン・ベイルがカッコ良くてズルいです。
詐欺師モノって言うから最後にどんでん返しがあるのかと思ったら、わりと現実的な場所に着地していて、そういう意味では爽快感は薄いかも。特にジェレミー・レナー演じる市長は可哀想でした。デ・ニーロ演じるマフィアのボスが超怖いです。

17・ワールドエンド~酔っ払いが世界を救う!(14)

「ショーンオブザデッド」「ホットファズ」に続く、『ブラッド・アンド・アイスクリーム三部作』三部作完結編です。
途中までは途中まで「青春よもう一度」的流れなのに中盤から急展開。
相変わらず映画好きがニヤリとするようなくすぐりも入れつつ、重いテーマをバカバカしいジャンル映画に仕上げて、笑い飛ばしたり皮肉ったり対決したり。ラストの敵とサイモンペッグの対決は爆笑しながらも感動します。

18・ダラス・バイヤーズクラブ(14)

マシュー・マコノヒーの役作りがとにかく半端ないです。
金儲けの為ならなりふり構わないろくでなしの主人公ロンが、途中から良い人になるんじゃなく、そのままなりふり構わずに行動している内に、同じ境遇の人たちのヒーローになっていく流れが良かったです。ドライって程じゃないけど、ベタベタもしてないバランスの取り方も素晴らしいと思います。

19・21ジャンプストリート(劇場未公開)

「レゴムービー」や「晴れときどきミートボール」のフィル・ロード&クリス・ミラーのコンビだし、評判も良かったから期待して観たら想像以上に面白かったです。
ボンクラ警察官二人組が、麻薬捜査の為に高校生として高校に潜入捜査するというドタバタコメディー。
上記二作同様、テンポがいいし伏線の張り方や回収も見事。ストーリー作りのお手本みたいな作品です。

20・地獄でなぜ悪い(13)

なんともデタラメで、熱量が高い映画です。
それなりの年月映画を見てれば、どうしても内容の先読みをしてしまうんだけど、そんな小癪な観方を嘲笑うようにどんどんハチャメチャになっていく展開にバカ負けしつつもグイグイ引き込まれていきます。
好き嫌いの別れる園子温作品ですが、このインパクトは一見の価値ありだと思います。

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