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"僕"が最も心に残った平成の一冊「ごはんのおとも」

ぷらすです。
1/4アップされた、yoshさんの別アカウント「「私」物語化計画 公認note」の企画「平成のマイ1冊」に参加しようと思います。

僕は生来、食べ物や料理が好きで、自分が食べるのも自分の作った料理を友人に振舞うのも両方好き。
同時に、子供の頃からマンガも好きで浴びるように読んでいたこともあり、そんな僕が(特にレシピ付きの)料理漫画を読むようになるのは、ある意味必然だったのかもしれません。

(記憶が確かなら)ビッグ錠先生の「料理人味平」からスタートして、「中華一番」「美味しんぼ」「クッキングパパ」など色々読んでたんですが、平成に入ってから料理・グルメ漫画がブームになって、家庭料理から、洋食、和食、中華、そば、ラーメン、カレー、お弁当、おもたせなどなど、ジャンルもどんどん細分化していったように感じます。

そんなある日、たまたまネットでそのマンガを知りました。
確か、cakes(ケイクス)の記事で読んだはず。

それが今回ご紹介する、たなさんの「ごはんのおとも」(実業之日本社)です。

なんとなくネットの試し読みで1話を読んで、次の日には市内の本屋で探し回って1・2巻を購入。
可愛らしくて暖かい絵も好みだったし、登場する料理も素朴でシンプルながらどれもとても美味しそう。
毎回主人公が変えながら物語を繋げていく短編連作で、読み進めるうち徐々に世界感や人間関係が分かっていく構成も面白いし、なにより一つ一つの物語が時に楽しく、時に切なく、読み終わると暖かい気持ちになる優しい物語と登場キャラクター、世界感にすっかり引き込まれ何度読み返したかわかりません。

レシピの方もカラーイラストで美しく(美味しそうに)描かれ、応用やバリエーション、(副菜などは)保存期間まで丁寧に記された初心者でも分かりやすい親切設計。
もう、作者たなさんの「食べるのが大好き」っていう思いがヒシヒシと伝わってくる、レシピ本としても物語としても素晴らしい作品で、料理って楽しいし素敵な事って思わせてくれる。僕にとって特別な本です。

本作は電子書籍でも販売されてるようですが、出来ればデータとしてではなく、紙の本を手元に置いて何度も読み返したり作中のレシピを作ったりして欲しい。
多分、そういう付き合い方が一番しっくりくる作品なんじゃないかと思うんですよね。

で、たなさんはこんな絵本も描かれています。

この記事を書くために検索してたら見つけて、即アマゾンでポチってしまいました。家に届くのが楽しみ!((o(´∀`)o))ワクワク

というわけで、僕の心に残った平成のマイ1冊でした!

ではではー(´∀`)ノ

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