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ユギニアに至る道

それは今年の夏。

ツイッタランドで10万投稿超えてたツイ廃だった私は、おそらく他人に草食を勧めてくる系の過激派ヴィーガンの違反指摘により楽園放逐された訳だ。

んで、何度も書いてるが、基本私は黙っているということが難しい人間である。日々妄想を重ねて脳内で何某かをこねくり回し、奇想を吐き出し続けていないとストレスマッハで死に至るという深刻な心の病を抱えており、どこか奇想を吐き出す場が必要だった。そこで目をつけたのがカクヨムだ。

で、ウルティマオンラインで使ってたキャラを家ごと異世界転生させる話なんかを書いて遊んでた訳だが

これがどうにも上手くドライブしない。見様見真似でカクヨムなどで他の人がやってるような連載ものとしてやろうとしたのに、なーんかイマイチだよねと。簡単な話プロットの練り込みが雑で、一応そこそこお強いキャラだから「戦闘でカタルシスが生まれない」点を鑑み、戦闘描写を封印したのが問題かと思われた。(戦闘描写は嫌いじゃないので、ストレス発散の為に戦闘描写とか好きなだけ書いたりなんかもした。

で、今一度長編創作論とかファンタジー界隈のネタを披露しつつ「自分なりに、昨今のファンタジーを把握し、再構築」し始めた訳だ。

分析してみると…基本私はUOとかでも短編を主軸に書いてた。カクヨムに転載して文字数カウントしてみたら約3000文字が「私の間合い」の様であった。

この間合いだと「慣れているので」プロットから構成まで一気に出せる。モノカキと言ってもやはり「慣れている間合い」というものはあり、私はウルトラショート(UO時代ならフラグメンツシリーズみたいなの)から掌編と呼ばれるクラスの文長に慣れ過ぎていたと。100m走のトレーニングでマラソン走れるわけねーやw

んだもんで、きちんと基本に立ち返り…プロット捏ねたりして書き上げたのが可変剣の話。プロット組んで書き上げるまで24時間ぐらいだった。

先の「モノのカキ方」で創作の実作業を解説しようとしたんだけど、掌編だと私は何も考えずに筆を動かしてたら物語になってしまうクラスで「呼吸が如く物語を紡げる」…だからあんまり書き方なんて意識してなかった。これでは解説出来ないから長めのプロット組んでみた訳さ。したら大体1万字程度の間合いを手に入れたという訳だ。

で。創作の筋トレとして1万字ぐらいの作品書いてるうちに、ファンタジックワールドをその度にこさえるのが面倒なんで、考察してた「コモン・ファンタジー」の概念を利用し、それをとりあえずユギニアと名付けた。(初出はたかしくんの話で魔王ガデスのデータが含まれてたサーバー名)

で。

長編…小説単行本一冊まとめるには10万字が必要らしいのだが、この中にきちんと中だるみしない様に適宜盛り上がりや上げ下げ入れる方策として、1万字作品を10本書いてやれば良いのだなと思い至り、ユギニアばなしシリーズをとりあえず10本ぐらい書いて最終的にはロマーニュが勇者になる話の方向性が決まった。今5本目で折り返し地点。ついでにカクヨムweb小説短編部門のあぶく銭を狙いつつ、ゆるゆる書いていこうかなと。




方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!