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既に沼っておる

こんな日記を見たわけよ。

うむ。そこはもう沼の中だ。薮だと思って気を抜いたな。


パソコン関係でオーディオ関係にも多少は造詣があるワイであるが、実は「良いスピーカーやサウンド機器」と言うものは余りこの世に存在しないのだ。音の良さにも様々なパラメータがあり、それぞれメーカーによって味付け違うの。

ウルトラスーパー昔の話だが、MIDIという規格があり、ヤマハやローランドがハードウェアMIDIデバイス作ってた頃は、ピアノなど弦楽器音はYAMAHA、Rolandは管楽器の音が良いとか言われてた。SYXGとかのソフトウェアMIDI音源でもYAMAHAはピアノ曲鳴らすと「これソフトウェア合成かよ! マジか!」と涙流すぐらい良い音出してた。ワイはそんな機械でMAD TAPEじみたアニメソングミキシングして遊んでたので宝の持ち腐れである。

スピーカーなんかでも調整の方向が色々あり、単純にA級、B級とランク付けし難いの。ワイはパーツ屋の店員時に新作サウンドカードが出るとヴァンゲリスやZABADACやアニソンや……と様々な音源鳴らして「このカードはこんな音出すよ!」と小さなポップ書いて情報提供してたりする。まぁ、ゲームではサウンドブラスターが安牌なんだが、古いDOSゲーやらんなら私はYAMAHAを愛した。
ブラウン管のモニターやビデオカードにもそれぞれ癖があり、今は天下取ってるnVIDIAなんかは初期のRiva128とかTNTのデフォ発色が暗過ぎて閉口したもんだった。無論私は3D labs信者かつ三菱のモニター最強論者だったので、あの比較的淡いパステルカラー調の発色が好みである。ATiは色濃いのな!

大体のランク分けとして、かつては5000円以下級、10000円級、20000円級などのランクがあり、5000円以下の場合ショボいウーハーが付いて重低音出せるのが買いだった。YAMAHAはこのクラス比較的強かったよーな。10000円クラスでアルテックランシング(Altec Lansing)やBOSEの安いのが買えて、20000円ぐらいからBOSEだったかなぁ?(ウチの店には10000円クラスのスピーカーの取り扱いはないわっ!)
で、アルテックランシングなんかは高いんだけど「特徴的な音作り」してて、慣れてないと変な感じに聞こえることもある。無料配布してたSYXGなんかのソフトウェアは勿論YAMAHAのサウンドチップとYAMAHAのスピーカーで再生した時にさいつよになるデモミュージック入れてるから、こいつを流した時だけはアルテックランシングに完勝出来たりすることも。

結局、環境や音楽の嗜好や耳の良さ、様々な要因が絡むからこそアナログ周りは底なし沼になる訳で。店員だった時代は常連客に「スピーカーケーブル良いのが1万円/mで売ってたから買っちゃった(メインスピーカーは一台百万円超え)」おじさんとか、音響の為だけに自室リフォームおじさんとか「音響沼の河童」が何人かいたからある程度は沼の深さは分かる。
でもね、百万円スピーカーおじさんはこう言ってたよ。

「CD Walkmanってバッテリー動作だからか、やたら音いいよね。あれコスパ最強かもしれん……」


彼らは、AC-DCコンバート時のノイズを知覚できる超能力が備わっているンゴ……


尚、1万円ケーブルおじさんに呆れてしまうワイであるが、SCSIケーブルは山葉やまように限るとか言ってたので笑えないのであった。フラットケーブルにも良いの悪いのあるんだよマジで!

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!