見出し画像

ブラックメタルは実はサーフロックだった


このお題に注目しないマニアはそうそういないっす〜

などと、軽めの前置きの文章を書いたところで、映像チェックっす〜!


Black Metal Without Distortion Is Just Surf Rock

たしかに!

要は、ギターのトレモロ奏法が、通称「テケテケ」サウンズのサーフロックと同じー!ってことなんですよ。

ああ、はいはい、そうですね。

私の感想ですが、通称「テケテケ」サウンズって、結構、暗い音楽・怖い音という印象がありまして、時々、ガレージパンクなどのパンクロックや、サイコビリーなどの音楽にも「テケテケ」サウンズがある気がします。


さらに、YOUTUBE検索しましたが、出てきました!

The True MayheM - Surfin' Moon

Black Metalの王道、The MayhemThe True MayheM)の代表曲であり、Black Metal Masterpieceの「Freezing Moon」は実はサーフロックだった!という衝撃の映像です。

王道中の王道だけに歪みなしだと妙に明るい楽しい音楽になります。


Freezing Moon

Black Metalの古典中の古典である、この曲。最近、やたら映像をBANされる事が多いので、公式からの採用ということで、Vo.は公式録音時のAttila Csiharです。

1994年に発表されたスタジオアルバム『De Mysteriis Dom Sathanas』から。録音メンバーは以下。

* Attila Csihar – vocals
* Euronymous – guitar
* Count Grishnackh – bass guitar
* Hellhammer – drums


Surf Rock版「Freezing Moon」の「Surfin' Moon」を聴いて、ふと思い出したのが、この曲です。

The Surfaris - Wipe Out - Yesterday & Today

この曲、有名なサーフ・ミュージックですが、聴けば聴くほど、Black Metalっぽく聞こえてしまいます。

まずドラムのドコドコがブラスビートです。曲のイントロの「笑い」が、「嘲笑」っぽく聞こえてきます。だんだんと女性の笑い声が嘲る悪に聞こえたら、「Black Metalへ、ようこそ」の呼び声かもしれません。

因みに「Wipe Out」はBeach BoysThe Venturesなども有名ですが、オリジナルはThe Surfarisです。

Wipe Out」のドラムは「やってみた」っぽい曲でも多いので、おどろおどろしく叩いてBlack Metalです!という感じで、コープスペイントをやっても楽しいかもです。



続いて、、The Burzums

The Burzums - Dunkelheit (Original 1960s Trve Kvlt surf music)

The BurzumsSurf Metalアレンジは検索するとかなり出てきます。気に入って取り上げているメタルチャンネルも多々あります。

Black Metalではなく、Surf Metalというジャンルもありますので、どちらからの流れかはやや不明ですが、メタルはかなり細部にジャンルがあり、独特な世界という印象です。


Dunkelheit

The Burzumsは、ものすごく音を歪ませています。歪みの奥からVo.が聴こえてきますが、それがまた、ジワジワと染み入るような侵入感がしっとりします。

このノイジーな音は案外、音に独特な感覚を持っている日本人にも受け入れやすいサウンドに思えます。

日本の古典音楽や民族音楽の傾向から、ロックは日本人向きではないとも言われますが、このノイズ系サウンドは逆に思えます。The Mayhem同様、北欧という国に惹かれる民族なのかもしれません。

この曲のPVもあるようで、公式のようなのか、放送された映像でした。

因みに、Varg Vikernesは元祖:Black Metal YOUTUBERとして界隈では人気者ですが、切り抜きも結構あることを考えると、未来を予見しているITテクノロジーの理解者という気もします。Black Metal、深いです。

Walk, Don't Run

この曲のイメージはありませんでしたが、ここに貼っておきます。


こちらもBlack Metal、レジェンドのバンドの曲です。


The Darkthrones - Californian Hunger (Original 1960s Trve Kvlt surf music)

原曲は名曲「Transilvanian Hunger」です。

徐々的なサウンドですが、トレモロとブラスビートが波乗りに合うのを知りました。

カリフォルニアにBlack Metalなサーファーが登場なのかもしれないです。

ふと、大昔「丘サーファー」という海でサーフィンしないファッションサーファーが流行った時代も日本であったことを考えると、Black Metalでもサーファーありと思わざるを得ないです。

自分、何を書いているんだろうと、思っています。

(注:要は、何を持って似合うとか書いているのが不明だと自分で思っていただけなのです。ここで一旦、切ってから以下を読んでください。)


Pipeline

イメージ的にはこの名曲でしょうか。1962年The Chantaysの曲ですが、The Venturesのカバー曲も有名です。完璧な「テケテケ」なエレキ・サウンドです。

イメージが圧倒的にSurf Musicというよりも、60年代の「テケテケ」エレキ・サウンド+ブラスビートという感じでしょうか。

なので、60年代からのイメージが多い気がします。


こちらが、The Darkthronesのオリジナルの曲です。

Darkthrone - Transilvanian Hunger (Lyric Video)

寒いです。夏に涼しい曲というか、しんしんと森の中に降り続ける雪という雰囲気です。

この曲は「Black Metal3部作完結第3弾」と界隈では大絶賛のアルバム、The Darkthroneの『Transilvanian Hunger』のタイトル曲です。

The Burzums同様、かなりのノイジーサウンド。シューゲイザーの方が音は攻撃的ですが、Vo.の邪悪度がBlack Metalかなと個人的に思います。

この単調なトレモロと、ブラスビートを耐えつつ、厳しい寒さを迎える、ダークな曲です。


そんな世界もありつつも、今やノルウェーのBlack Metalは観光としての色合いも強く、The DarkthroneのメンバーFenrizは2016年にある町の町長選にて「俺に投票するな」と数合わせで出馬するも、当選してしまったという、人柄評価された結果となるほど。

有名な話ですが、ほっこりしてしまいます。


続いてもノルウェーのBlack Metalのレジェンドです。

The Emperors - I am Surf Wizards (Original 1960s Trve Kvlt surf music)

清涼感のあるサウンドです。

「サーフの魔術師」です。どんな技でサーフィングするのかは想像できません。


The Ventures - Diamond Head (1965)

イメージとしてはコレかな?
ギターが刻んでますが、ビートもブラスです。

The Venturesが好きな人達には神曲というか、なんだろう、「トラッド」というか。そんな感じです。


Emperor - I Am The Black Wizards

こちらが原曲です。

ノイズが全体を覆っていますが、voはかなり攻撃的なスタイルです。王道のBlack Metalスタイルです。

ギターリフがわかりやすく、昇華的な音階を繰り返していきます。このリフと後半のギターがドラマチックな展開です


Surf Metalではないですが、以下、このようなものが。

調べていたら、このようなものを発見しました。2016年のクイズですが、この頃、Black Metalの再認識がネットを中心に起きていたのかもしれないです。このSurf Metal:Black Metalの動画も2016年の登録が多く見られました。


まとめ

まだ結構、Surf Metal:Black Metalからのサーフロック展開の曲はありますが、この辺で今回は終わります。YOUTUBEのコメントでは「企画編集」いわゆるコンピレーションとして発売してほしい(CD?)という声もあり、評判もまずまずのようでした。

実際は調べるの大変な、この企画でした。ここで出てくるSurf Musicは先にも書きましたが、60年代の「テケテケ」エレキ・サウンド+ブラスビートからの展開が主で、Surf Musicで検索すると、60年代の「テケテケ」エレキ・サウンド+ブラスビートではない曲が圧倒的となりますので、ご注意を。


Loudwireでも記事になっていました。まだこちらは詳しく見てないですが、それなりに話題です。


今回、またもYOUTUBEからの映像を使っていますが、noteを書き始めて、引用した動画が削除されたりする事が目立っています。今まで長年あった動画が、ここで引用されただけで、即削除っていうのは、悲しいです。

たった「1」のいいね・好きの記事に、ヒステリックな行動を起こす人、または集団がいる事を恐ろしく思います。

一方では「陰謀」を持った人達が、私がやっている事を「二次使用」し利益を得たり、無関係なのに仲間を主張している集団が「ただ騒ぎたい」ために、無許可で私の記事内容を持ち出し、免罪符とし騒いでいる。

色々、思う事はありますが、まあ、楽しくやっていこうと思います。なので、8月1日から募集が始まるメンバーシップをよろしくお願いします


メンバーシップをよろしくお願いします


次回は、私が、こんな状況なので非常に悩んでいますが、今回はマニアックすぎたので、もうちょっとポピュラーなバンドか、メタルフェスとか、夏っぽいとか、記事の続きとか、その辺りかと思います。(私が:楽しく、明るくならないとマズいかと思いました)


ご清聴ありがとうございました!!

※色々考え込んでしまったもので、、(追記です)


よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポート費は今後のクリエイター活動に役立てていきますので、宜しくお願いします!!