見出し画像

MÅNESKIN(マネスキン)、The First Takeに出演する

この記事を書き始めたとき、ちょうど、「小型月着陸実証機SLIM ピンポイント月着陸ライブ」と、Suedeの「Suede - 30th Anniversary: Q+A with Brett Anderson, Mat Osman, Ed Buller. (Live at Soho 05/07/2023)」とか、よく見る配信もありました。

こんなに混み混みで、MÅNESKINThe First TakeI WANNA BE YOUR SLAVE」も頑張って見ました。時間があってもなくても、配信にしても、TV番組、イベントなど、なんとか"万障お繰り合わせ"して馳せ参ずるわけです。

とはいえ、日頃の労働や、色々な心労などから、しょっ中、寝落ち。今回も朝起きたら、目の周りが腫れてまして、顔も浮腫んでいて、ヘロヘロでした。

とはいえ、こうした映像がたくさん、無料で見れるのは最高!(無料といえども広告つきですが)と思いつつも、私の場合は「お金がなくて無料」なだけでお金があったら、普段からお金を払いますよ、ええ、払いますとも!

さて、私のどーでもいい事はともかく、主題のMÅNESKIN(マネスキン・モーネスキン)の「The First Take」出演についてです。

まず、最初にこの「The First Take」って何んですか?について解説します。


The First Take」とは以下のコンセプトから2019年11月5日からYoutubeチャンネルがスタートしました。

ありのままの自分を。ありのままの音楽を。1度きりに込める。

https://www.thefirsttake.jp/

今回のMÅNESKINで398回目(私がカウントしたわけではありません)、この枠は「THE FIRST TAKE INTERNATIONAL」となっておりました。(これもどういう事なのかは私は知りません)

正直に言いますと以前から「The First Take」の話は耳に入っていました。また、いくつか映像を見ていたことがあります。

ちょっと前に注目され、論争的なことがあった、イメージですが、あくまで世代限定のブームなのかなとも思っていました。

The First Take」の評判はというと「The First Takeは若者に人気がある」「あんなの加工だよ」「裏で編集している」などというものでした。

確かに、あの真っ白い背景でのスタジオでの録音。いつもならダンスしながら、大勢のオーディエンスの前で歌っている、バンドやアーティストにとっては、やはり勝手が違うので上手くいかないと思う人もいるかもと思います。演奏や歌唱に満足できない場合は「いつもの自分じゃない」と後悔しがりそうな気もします。

またオーディション形式もあり、そちらはなんとなく「アメリカンアイドル」的なものに慣れている若者層に刺さりますし、スタジオライブの方も、なんとなくMTVの『Unplugged』が頭をよぎります。

多分、この「THE FIRST TAKE」の世界に入っている人なら、感動も深い気がします。

人によっては、「こんなのスタジオライブだよ」「別に特に何?」と言う人もいるかなと。それこそ、MTVの『Unplugged』と同じで、「ただのスタジオライブじゃん」と思うでしょう。



MÅNESKIN - I WANNA BE YOUR SLAVE / THE FIRST TAKE


さて実際に見て思うに、登場からして「はっ」としてしまいます。

豪華さもなく、シンプルなスタジオ。そこに現れた、今、世界で最も人気の、若者世代(Z世代と言いたくないので)の強力ロック・バンド「MÅNESKIN」。

4人が登場してくるだけで、空気が変わります。

少し前ならオドオドしたり、ぎこちないところもあったかもしれない4人が、今や日本で朝の情報番組にも出るほど知名度もアップし、すっかり風格すら感じとれる姿が見れます。

1年前はもっとチャラりらギラギラでしたが、すっかりシックで落ち着いた姿に成長していました


演奏曲は「 I WANNA BE YOUR SLAVE」で2021年にリリースされました。「貴方の奴隷になりたい僕)」という、変態チックな感じの言葉遊びの歌詞のように思えますが、見事に裏切られ、実はDamianoの思いがあります!

それは以下の動画で4人が曲について解説しているので、そちらをご覧ください。(日本語の字幕付き)

Måneskin "I WANNA BE YOUR SLAVE" Official Lyrics & Meaning | Verified

根底は「ジェンダー」的なことにあり、今までのロックというと男性上位的な男性目線が多かったことに対して、彼らの時代の感覚で「君に支配されたい、君を支配したい」という行ったりきたりな心のキャッチボールが繰り返されるとなっています。

Damianoの語りのような淡々としたヴォーカルから、ベースのリズム音の単純なリフに感じますが、徐々に他の楽器も加わっていくという、スリリングな曲の構成です。


Fender kingmanシリーズのアコースティックベースです。

Damianoは「緊張した」とのちにコメントしています。ストリート、オーデション番組などで、即興演奏・パフォーマンスの瞬発力やプレッシャーを鍛えてきたバンドのようにも見えますが、そこは「THE FIRST TAKE」=一発撮りはやはり緊張してしまうものです。


面白いギターを使っているなーと思いましたので調べました。

Thomas Raggiは、Taylor Guitarのアコースティックギターを使用。「TRASTEVERE」でもMVでTaylor Guitarを使用してい流ところが見れます。因みにこの「Taylor Guitar」ではTaylor Swiftモデルも発売していて、Taylor Swift’s Baby Tというギターだそうです。


今回のように人気の国際的なロックバンドが登場というので、注目度は高かかったと思います。閲覧されたファンの方々もMÅNESKINの4人よりも緊張し、画面の前で頑張って!とエールを込めながら、固唾のを飲んで見ていたかもしれません。閲覧の皆様、お疲れさまでした。


オマケ

マネスキンの人生に欠かせない10のアイテム | 10 Essentials | GQ JAPAN

1ヶ月ぐらい前に公開された動画ですが、楽しいエピソード満載です。実用的なアイテムの紹介は、バンドマンでも試せるような気もしました。それにしても、本当に可愛くて楽しいバンドです。


今回はこれまでです。


次回は、多分、Liam Gallagher & John Squireのコラボの新曲2曲についてのレビュー、またはQueens of the Stone Ageの来日直前への意気込み的な記事とか、最近流行りでよく見る「ギタリスト・ランキング」や「ギター名盤紹介」とか、BLACK METAL、80's、90's、時事ネタのどれかですが、ランキングは時間がかかるので、準備期間が必要になります。

もしくは以前書いて途中の記事を公開するかもしれませんので、ご了承ください。


メンバーシップも始めています。こちらももうちょっとしたら、現状から少し考えてみようと思っています。




ご清聴ありがとうございました!


よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポート費は今後のクリエイター活動に役立てていきますので、宜しくお願いします!!