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はじめて自分の図案を刺してみる〜しあわせ刺しゅう時間8〜

こんにちは、ぷるるです。

初心者が刺しゅうを楽しむ様子をお届けする、このシリーズ。

今はセリアの布カレンダーに刺しゅうをしています。
現在は7月に入りました。

でも6月を刺した時、ちょっと困ったことがありました。

私は主に尊敬する刺しゅう作家の川畑杏奈さん(勝手に師匠と決めてそろそろ半年。いまだ面識なし)の図案を刺しています。

でも6月はしっくりくる図案が、どうしても見つからないのです。

うんうんと悩んでいるときに、noteで新しい挑戦をされている記事をいくつか読みました。
そしたら、こう思ったんですよね。

「無いなら、作ればいいじゃあないか!」

図案は上手な人が考えるもの、って思い込んでいたんです。
こと手芸になると、ほんと石頭になっていけません。

もっともっと自由に刺しゅうで遊んだ方が、楽しいですよね!

ということで、考えたのがこの図案です。

でんでんむしむし。やっぱり6月はカタツムリ!

・・・まあ図案ってほどじゃないですけどね・・・

でも、私にとっては大挑戦!
うう、ドキドキする。かわいく刺せるだろうか・・・

まずは別の布で試作を刺してみました。

黒目の大きさが、バラバラになっちゃいました。むつかし・・・

うーん・・・悪くはない。
悪くはないけど、色がリアルだと可愛さが減る気がします。
もっと遊び心が欲しいなー。

そこでうずまきとカラーリングを変更して、こんな感じにしました!!

またチャコパーのあとを消し忘れました・・・

1〜5月にむらさき系の色がなかったので、ここで使うことにしました。
紫陽花は、マカベアリスさんの図案をアレンジ。

白目が布の色と一体化しちゃったけれど、自分としては満足です。
背中のカラのしましまがお気に入り!

図案も自分で描けたんだ!それをちゃんと刺せたんだ!
そう思うとワクワクとトキメキ、ウキウキとニヤニヤが止まらず・・・

セトロニンがシュプールを描きました!

ところで、私には「つめる」クセがあります。

例えばスケジュールを組むとき、予定をぎゅーっと詰めちゃうんです。
整理をすれば、すき間なく物を入れちゃうし。

昔、靴下や手袋などをちょこちょこ編んでいたのですが、これも編み目をぎちぎちにつめるのを止められませんでした。

だから、ゲージが見本の2/3ぐらいになっちゃう。
Mサイズの予定が、SやSSサイズになってしまうのでした。

最後に編んだ右手袋。左手を3回編み直す羽目になり、発狂してやめた。

私はこのクセが好きじゃありませんでした。ちょっと恥ずかしくも思っていた。

つめるなんて息苦しいから嫌だな、なぜゆとりを持てないんだろう。
そして、おおらかな人をうらやましく感じていました。

ところが!

この「詰める」クセが、刺しゅうではとっても「活きた」んです。

刺しゅうは目をそろえ、詰めて刺すと美しさが際立ちます。
立体感も出るし、映えにもかなりの変化が。

ご覧あれ!川畑杏奈師匠のつめつめ美刺しゅう。うっとりする・・・

このことに気づいたとき、私は心が一気に軽くなりました。

自分の特性をつい「長所」「短所」と分けがちですけど、違いますよね。
活かし方一つで、全部長所になりうるのでした。

無駄な部分は何もない。

私も自分の「つめつめ特性」をうんと活かしてやろうと思っています。


今は布カレンダー7月に取り掛かっています。

上の2つはかき氷です(わかりますか??)。
あと、赤と黒のおさかなを指す予定です。

でも、黒おさかなの位置どりを間違えました。そして毎度のことながら、チャコパーを消し忘れました。

巨大魚発見!と言いたくなる。

でも1月に比べたら、かなりていねいに刺せるようになったと思います。
そんな自分を今夜は山ほどほめる予定。

刺しゅうっていいな!
少しずつ工夫ができること、しあわせ!
この手で何かを作り上げられることは、最高のよろこび!

まだまだ布カレンダーを、楽しんでいきたいと思います。




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