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チャコパーは放置しちゃダメ〜しあわせ刺しゅう時間9〜

こんにちは、ぷるるです。

初心者が刺しゅうを学ぶ過程をお届けする、このシリーズ。

まだセリアの布カレンダーに刺しゅうをしております。
でも!なんとか10月まで刺し終えることができました。

だんだんオリジナル図案を刺せるようになり、ささやかな進化をかみしめてます。

8月は完全オリジナル図案!やったね。

夏→日差し強い→「太陽!」→と来たら「海!」→といえば「かもめ!」
という、単純な発想にて誕生した図案です。
(念のために・・31日の隣は波を表現しております)

太陽はチェーンステッチ、あとは全部サテンステッチです。
ステッチバリエーションは、まだまだ限られちゃいますね。

オリジナル図案でも、いろんなステッチを使えるようになりたいです。


ちなみに10月もオリジナル図案。 ↓↓ シンプルを心がけました。

10月→十五夜→「月!」→といったら「うさぎ!」との単純な連想。

そして、実際に刺しゅうしたのがこちら ↓↓

うーん、うーん、なんか思ってたのと違う。

私は刺しゅうでアウトラインを取りたくないのです。単なる好みです。
でもいざ刺してみたら、黒ウサちゃんがちょっと意味不明物体に・・・。

私の師匠(面識なし、無許可弟子入り)である刺しゅう作家の川畑杏奈さんは、同じ色の糸でもアウトラインを取らず、見事に表現されます。

師匠・川畑杏奈さんの美しき木蓮たち

自称弟子としては、師匠のあとを追いたかったのですが・・・
実力不足のようです。首と耳の境目だけにはアウトライン入れようかな。


「ところで、君の9月カレンダーはどこに行ったんだい?」
そのような声が今、聞こえました(幻聴?まさか!)。

えっとですね、実は9月には悲劇が起こりまして・・・・・。

まずはこちらをご覧ください。

きのことほおずきを刺しました。

悲劇とは、ほおずきがかぼちゃになったことではありません。

私の刺したほおずきにそっくりじゃあないか!


敬愛する師匠のほおずきを、再現できなかったことでもありません。


私はこれが刺したかったのだが。絶対リベンジする!同じの刺してみせる!

あのですね、チャコパーの跡が残っちゃったことなのです!!
よろしかったら戻って、もう一度私の9月を見ていただけますか?

黄色いシミがあると思います。

これ、「描き損じを水消し→広がったにじみ」を、2週間ほど放置した結果です。


ところで私が愛用しているのは、こちらのチャコペンシル。

チャコペンなのに、名前が「チャコパー」って混乱するんですけど。

細い線がはっきり出るので、本当に助かるアイテムです。

思った通りのラインが、割とかけまする。

描き間違えても、水できれいにすぐ消える。その力に助けられていました。
なので勝手に、時間が経っても消せると思い込んでいたんですね。

「12ヶ月分刺してから、一気に水洗いして消せばいいや」と、いつも刺すことを優先していました。

ところが書き上がりがしっかりしている分、色はチャコペーパーよりも繊維に染み込みやすかったのです。

この染み込みは8月のかもめ、10月の雲にも見られます。

あわてて対策を調べ、もみ洗い・中性洗剤・メイククレンジングを全部試してみましたけど、時すでに遅かったです。

時間が経ちすぎると消えないこともあると、師匠もおっしゃっておられました。

自業自得です。ほんと自業自得です。

さすがにセトロニンも枯渇したか・・・

でも私は、自分を責めないと決めました。
ただ静かに、己の選択の結果を引き受けようと・・・。

この失敗により、私は今後マメにチャコパーを消すでしょう。
安易な下絵の書き直しも、しません。

つまりまた一つ、刺しゅうの知恵がついたのです。
また一歩、川畑杏奈師匠(面識なし)に近づきました。

そんな自分を誇ろうじゃないか!

「染みと刺しゅうのコラボレーション」を堂々と壁に飾ろう


額にも入れてやろうじゃないか!

そう思ったのであります。

幸い遠目なら目立たない気がしないでもない。

あと2ヶ月分を、楽しんでいきたいと思います。
この調子なら今月中、遅くても3月上旬には出来そうです。

そう思ったら・・・

セトロニンの勢いも復活いたしました!


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