自分の感情を理解すること
「自分の感情を理解すること」ってどういう意味だと思いますか?
例えば、楽しい!嬉しい!と言った感情はとても「良い・ポジティブ」だと認識して、そのまま感じることに抵抗はないと思います。
しかし突然パートナーから別れ話をされたり、上司から怒られたり、そんなときに感じる「悲しい」「辛い」という感情に抵抗を持ってしまう人は多いのではないでしょうか。
もちろん、誰でも「悲しい」「辛い」という感情はできれば感じたくはないですよね。
また、もしかしたらこんな感情は「ネガティブ」で「悪いもの」だと教えられた人もいるかもしれません。
なので、「ネガティブ」な感情をかき消してしまって、感じないように違う行動に没頭するなんて人もいるのではないでしょうか。
実は、それは危ない行動だったりします。「悲しい」「辛い」という感情を見ないように、否定しても、あなたの感情だということに変わりありません。
それを否定するということは、自分を否定していることと一緒になってしまうんです。そしてその感情はあなたの中に消えずに残ってしまいます。そんな感情がどんどん体の中に溜まっていくことで
体に支障をきたしてしまうこともあります。
あなたが感じているその気持ちがあなた自身です。その感情を大切にして、「あ、私は悲しかったんだなぁ」「私はつらかったんだなぁ」とぜひ自分に声をかけてあげてください。
そうやって理解してあげること、自分で認識してあげることが「癒し」になっていきます。
「あなた自身が理解してあげること」それが一番の薬になっていくのです。
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