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ずいぶんとお久しぶりな「参りました」な気持ち。その方へ伝えたいお礼/009_0029

この記事は「お風呂をためる16分の間で書き上げる」シリーズです。乱文ご容赦ください。この日のタイム:13分09秒。

今日はとてもハッピーで素晴らしい1日でした。良いクライアント様に恵まれました。なかなか体験できない仕事に従事できました。A君のお陰で目標にしていたWORKERS COOP的な活動の手応えをようやく感じることができました。さらには美味しいお弁当までたくさんもらったりしたりなんかして。

とにかく、良い1日だったんです。

副産物的な位置づけになりますが、そんな1日を実現させてくれた最たるものが、同じ立場で仕事をご一緒したある方との出会いでした。今回はその方へのリスペクトを現す雑文です。

よく、「あなたって気が利くね」とか、「あなたはみんなに見えないものが見えているんだろうね」と社交辞令やお世辞も含めて評価されることがあります。

調子に乗った発言をすれば、状況を把握する能力は長けている方だという自負があります。昔はダメダメでしたが、40歳を迎え、情報の奥行きを含めて多次元に全体の状況を捉えられるようになったという手応えがあります。

これは、月日の経過が生み出す必然としての経験によるものが大きいですが、敬愛するフィールドワーカー(正確にはエスノグラファー)である佐藤郁哉先生の著書に巡り合えたことも大きいです。前々回でも言葉にしたトライアンギュレーション(三角測量的方法、方法論的複眼)ってやつですね。視点に奥行きがあれば、全体の実のボリュームの把握も、そのカテゴライズも正確にできます。

そんな感じで調子にのっていた天狗でピノキオな40歳ですが、本日の仕事でご一緒したある方の姿を見て「参りました!」と頭が下がる思いでした。

私が得意とする情報のアンテナの貼り巡らし方について、その方はとてもとても素晴らしく、その能力には「平面✕奥行き✕センス」という印象を抱きます。もちろん多大な努力もされているのでしょうが、天性のものを感じます。一方で私は「平面✕奥行き」止まりですね。自覚しています。

社交辞令を含めて「気が利くね」と言われた時、私はいつもこのように回答します。

「気が利くのではありません。小心者なので一生懸命に気を使っているだけです」

気を使うだけの私に対して、その方は正に気の利く人材。ホスピタリティに溢れる人材。それを武器に全体最適のためにさらに一歩踏み込める人材。ご本人も直接お伝えしましたが、そのスキルに心から感服し、とても良い刺激を頂きました。この雑文を投稿したのは、ちょっとの勇気が足りずに言えなかったその方への「参りました。でも、ありがとう」を示したかったからです。

今日のことは、天狗、もしくはピノキオになりかけていた私を精進させるきっかけになりそうです。そのような悔しさも含む感情を抱くことがとても有り難く、本日の第一の目的であったWORKERS COOPの思わぬ副産物でした。

この記事をご覧になれるかは分かりませんが、この場でも改めてお礼を申し上げます。いつかまた仕事をご一緒させてください。ありがとう。

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