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いそがばまわれ

私は焦ると、とたんに夢見が悪くなる。

そして草木も眠る丑三つ時、寝ぼけ眼で飛び起きたかと思うと、

「%$#¥¥¥!?%」

と意味不明な言語を発し、起きている息子に絡むことがよくあるらしい。

息子も慣れたもので「またやってら」くらいの塩対応が常になっている。
そして次の日の朝、ニヤニヤしながら母の醜態を報告してくれるのだ。

「ねぇ、昨夜のこと覚えてる?また寝ぼけてたよ」

なんとなく覚えている時もあれば、全然覚えていない時もあるわけだが、我が家では珍しい光景ではないので「あーまたやっちゃったか」くらいな日常の風景でもあったりする。

とにかく、夢見の悪さと、寝ぼけ方は、わたしの「追い詰められ度」のバロメーターになっているのだ。

今朝も多分に漏れず、夢見が悪かった。
原因は、執筆のペースが少し遅れているためだ、ということは自分でもよくわかっている。
しかも、今日はお昼近くから夕方まで予定が入っており、日中はほとんどパソコンに向かう時間がないと来ている。

さて、どーしよ。

家に帰って夕飯を食べ終わり、机に向かう。
そしておもむろに引き出しを開けると、レシートの山の整理を始める。

おいおい。
そんなことしている場合じゃないでしょーが。

そんなツッコミが頭のどこかで聞こえるが、「今やらずしていつやるのだ!」というクシャナ張りの凛とした声が、その声をねじ伏せる。

経験上、こういう時は、ずっと気になって整理できなかったところを整理したり、掃除したりすることが功を奏するのだ。

案の定、ずっとごちゃごちゃにしまわれていたレシートを分類し、クリップ止めして引き出しにしまうと、気分がスッキリした。
時間にして15分ほどだろうか。

よし、書き始めるか。

2本の原稿を追加修正し、明日のインタビューの準備を終える。
ふと時計の針を見ると、午前4時をまわろうとしている。

急に眠気が襲ってくる。
家を出るまで3時間半。なんともビモウな時間。

みなさんはこんな時、どうしますか?

 A.30分でもいいから仮眠をとる

 B.寝坊するのが怖いので、シャワーを浴びる

チキンな私は当然Bで行きます。
今日は眠さのあまり、オチもなにもない記事になりました。

もとい。

気持ちばかりが焦って、やるべきことに集中できそうにない時は。
いそがばまわれ。
ずっと気になってるけれど、なかなか手がつかない場所を片付けたり、掃除したりすると、いいことがあるような。
ただし、時間は30分以内がオススメです。




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