GOLDEN_VOYAGEアメリカ

「The GOLDEN VOYAGE」2.10アメリカ大会前 各選手コメント

 2月10日、アメリカBIG GARDEN ARENAにて行われるプロレスリングガンジュとアメリカのプロレス団体WAWの対抗戦に先立ち、プロレスリングガンジュ社長の宮沢 賢と出場選手がコメントを発表した。

      プロレスリングガンジュ(株) 代表取締役 宮沢 賢

「弊社とWAWは昨年より業務提携を続けており、IWTユニバーサル初代王者トーナメントでのジェリー・ラヴァーズ氏の出場、当団体の鎌石 武、高田 陸の派遣等、交流を続けてまいりました。
 『The GOLDEN VOYAGE』シリーズは、新年におけるプロレスリングガンジュの輝かしい船出を象徴したタイトルであり、今回メキシコ興行に続き、アメリカでの興行に挑戦するということでWAWには最大の助力をいただきました。大会実現に奔走してくれた関係者、特にケイト・ラヴァーズ氏には厚く御礼申し上げる次第でございます。
 ガンジュならびにWAWの選手の皆様がすばらしいファイトを提供してくれると確信しております」

※以下、各試合出場選手コメント。WAW選手のコメントは↓を参照。
https://note.mu/heruma/n/n00f32d2b2f7e


■第1試合 6人タッグマッチ
(ガンジュ)薮川 巌&金崎 豊一&佐倉河 哲也 VS キングダム・トム&ベルデハ&エドワード・シュリンガム(WAW)

金崎「ヤブさん、重要な第1試合を任されましたよ! ヤブさんらしいジャパニーズスタイルレスリング、見せつけてやりましょう!」
薮川「ほんは場所ばっへ、ほへはひは、ほへはひのプホヘフほ見へふへへひゃるはへば。ハメヒハのひゃくをわかふ。ほれが、ほへはひの、ひほほは」
金崎「いやヤブさん、これ日本向けのコメントなんだから英語でしゃべんなくていいんスよ」
佐倉河「いや、たぶんいつもどおりしゃべってるつもりなんだろうよ……」


■第3試合 タッグマッチ
(ガンジュ)クラムボン山梨&ミヤコ・マイルド VS エルトン・ポーク&ガストン・ポーク(WAW)

ミヤコ「我らはIWTタッグを授かるまでの現の狭間をさまよい歩く。ポラーノの祝福を授かるには生贄が要りましょう。ポラーノがお喜びになるのは白い豚。ああ、哀れなことにこの豚は不浄にまみれている。我と山梨でもって彼らの不浄を取り除き、GEDATSUさせてさしあげましょう」
山梨「アメリカなんて農協の旅行で来て以来だなぁ。まんずなんじょしたって土産ば持って帰らねばカカァに怒られってばじゃ。こん二匹の豚っこ、どうにかせば飛行機のせられっかや」
ミヤコ「その必要はありません。彼らの生まれた土地で、葬ってやるのがいちばんよい。ポラーノの風がそうささやいております」
山梨「んだがぁ。だばIWTタッグに挑戦する前の肩慣らしどいぐがなあ」


■第4試合 シングルマッチ
(ガンジュ)藤沢 聖 VS NEON(WAW)

藤沢「俺がフリーで海外を色々渡り歩いていたときはWAWなんてはるか上の存在だったよ。今回、対抗戦という形ながらWAWの選手と戦えることは身に余る光栄だ。だが、この世界をノシ上がっていくつもりなら、俺はここを通過点としなければならない。記念試合とするつもりは一切ないよ」


■第5試合 タッグマッチ
(ガンジュ)安代 雄大&松尾 肇 VS ウォレン・キューザック&ラルフ・ロードレオ(WAW)

安代「オイオイオイオイ、WAWのタッグチャンピオンがいきなりお出ましだよ、どうするよデブ、オイ」
松尾「最高のシチュエーションだな。週プロ見ててよく出る名前とは思ってたけどまさかチャンピオンだったとはな」
安代「まさかチャンピオンと知らずしてカード組んだわけじゃないよな?ま、イレギュラーかどうかどっちにしたってオイシイ試合には違いねえ。最高のムーンサルトと最高のパワーボム? ハン、こっちには最高のムーンフェイスと最高のピザボトムがいるんだぜ」
松尾「雄大、ソレってどっちも俺のこと言ってんじゃないよな」
安代「どこで誰が相手だろうと関係ねえ、全て呑み込む、俺達が『ブラック・アバランシュ』だ!」


■第6試合 シングルマッチ
(ガンジュ)大船 渉 VS キルドーザー with マービン・ビールマン(WAW)

大船「ただのパワーファイターなら、俺に勝てると思うなよ? 投げて極めて、ブルドーザーを真正面から止めてやる。メイドインジャパンのエンジン、なめるんじゃないぞ。
 ところで鎌石、高田。お前らが何を思ってそっちへ行ったか、今となっては解りたくもない。お前たちがアメリカで身につけたもの、すべてムダだったと俺がこの試合で、そしてRECで証明してやる」


■第7試合 スペシャル6人タッグマッチ
(ガンジュ)不動 龍虎&淵沢 小十郎&セロ・ゴーシュ VS 鎌石 武&高田 陸&マヌエル・ガンボス(WAW)

鎌石「ガンジュを離れてから気付けばもう半年以上……日本のスクールを出て本場に出てからはまだ数ヶ月も経ってないが、アメリカの何万人もの大観衆の前で試合をすることは全身の毛が逆立つような体験だ。俺達は今回、あえてWAWの人間としてガンジュを迎え撃ちたい。陸も同じ気持ちだ」
※高田 陸は腕を組み、ジッとカメラを見据えながらうなずく。

不動「せっかくだからWAWの選手とバチバチやりあいたかったが、まあこれはこれで楽しみだよ。先輩として胸を貸してやる気持ちでやりますよ、ねえ淵沢さん」
淵沢「ガハハハ!! あやつからIWTヘビーを奪い取ったのも俺だからな! 鎌石よ、貴様がどれだけ強くなったか楽しみだな! だが俺が年老いたからって見くびるんじゃないぞ? 今日の俺は、昨日の俺より強いんだからな」
ゴーシュ「WAWは一度、トライアウトを受けて落ちたことがある。遠い昔の話だがな。そのときテストを見ていたのがガンボス氏だ。ニワカオタクにはジョバーと呼ばれちゃいるが、ことサブミッションにおいては彼を尊敬しないものはいないね。彼は私のことを覚えちゃいないだろうが、彼にジュージュツをレクチャーしてもらったことは私の大切な経験だ。今回、こうして肌を合わせられることをとてもうれしく思う」


■第8試合 ROCK EAGLE CROWN 出場枠争奪マッチ
(ガンジュ)雁野 童次 VS ヤマネコマスク(ガンジュ)

ヤマネコ「僕が願っていたREC出場のチャンス、それをこのアメリカという大舞台で与えてくれたことに感謝している。だが、もちろんここで終わりではない。このアメリカでREC出場者となることは、アメリカの期待も背負うということ。そして相手はイーハトーヴプロレスから勝手知ったる雁野 童次。セミファイナルという立ち位置で僕らに求められているのは、アメリカに『ガンジュのプロレスを見せてこい』ということだと僕は思っている。素晴らしい試合をして、その上で勝つ。アメリカのプロレスファンの目を開かせてやりたいと思います」
雁野「……俺にはRECに出なければならない理由がある。ヤマネコ、今までと同じだ。叩き潰す」


■第9試合 スペシャルタッグマッチ
(ガンジュ)関 龍之介&東山 拳吾 VS Aキャノン&ジェリー・ラヴァーズ(WAW)

関「IWTヘビー王者、ガンジュのトップとして、Aキャノン、ジェリー・ラヴァーズに『胸を貸してやる』。そういう気持ちでいる。WAWの選手と戦うこと、それ自体に浮かれている連中、あまつさえWAWのリングで戦っていると勘違いしている連中もいるが、俺達は違う。いつもどおり『CATCH and DESTROY』、入院費用なら宮沢社長にでもつけておけ」
東山「Aキャノン、学生の時から俺のヒーローだったよ。……こういう形だけど、Aキャノンと同じリングに立てるのは奇跡の中の奇跡だ。だからといって、関さんの言う通り浮かれているわけじゃあない。勝って最後、俺達がしっかり締めたいと思います」


 大会の模様はYouTubeプロレスリングガンジュ公式チャンネルにて公開される。

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