百花繚乱参戦時画像

ファイプロオリジナル団体運営のはじめかた


<このテキストは以下の方に向けて書かれています。>

・steam/PS4「ファイヤープロレスリングワールド」で遊んでいる方
・オリジナル選手を作成し、ロジック観戦を楽しんでいる方
・「ファイヤープロモーター」ではなく、オンウェブでオリジナル選手の活動、オリジナル団体の運営をやってみたい方


団体ロゴ黒ぼかし


 Twitter上で「プロレスリングガンジュ」という架空のプロレス団体を運営しているガンジュGM(@pro_ganju)と申します。「#ファイプロ」でタグ検索された際に当方の試合カードや結果、動画などをチラッとご覧になったことがあるかもしれません。
 私はTwitter上でのみ団体運営活動を行っており(たまにnoteをつかうこともありますが。)だいたい週1のペースで興行の動画をyoutube上にアップし、その結果やコメントなども画像を添えて投稿しています。

 ほとんどの場合1週間のうちに「対戦カード発表」→「試合動画UP」→「結果・選手コメント」を行っており、時々選手のインタビュー記事を作ったりしています。この形で運営するようになってからはだいたい1年10ヶ月経っております。

 今でこそ当団体の興行にはたくさんのファイプロユーザ様に参加いただいており、大変充実した運営となっていますが、元々私はファイプロは今作品が初めてであり、プロレスファン歴すら4年ほどしか経っていません。
 今回は当団体の運営がはじまった頃を振り返ることで、これからオリジナル選手の活動、オリジナル団体の運営をはじめようと考えている方の助けになればと思います。


はじめはただのTLの賑やかし

 私は今回の「ワールド」が初めてのファイプロでしたが、steamのアーリーアクセス版の初日から始めています。長いこと新作の出ていなかったシリーズだったとのことで、ファイプロ復活が発表され、アーリーアクセス版が発売されてからもかなりの盛り上がりだったことを覚えています。当然私は初心者でしたので、オリジナル選手を作るにもデフォルトの選手を改変することから始めていました。
 「ワールド」が発表された時から、私の目的は「自分のプロレス団体を運営すること」でした。プロレスにのめりこみ始めた頃の私は、リングでの戦いを中心に繰り広げられるレスラーたちのドラマに憧れ、それを自分の世界の中で紡いでみたいと思っていました。その点でファイプロはそれを表現するのに最適のゲームでした。

20180527名古屋結果6

 ゲームが発表されてからつけていたアイデアノートをもとに選手を30数人作成し、対戦カードを組み、ロジック戦で試合を進め、記録をつけていくことから私の団体運営は始まりました。団体のベルトを1つ作り、王者決定トーナメントで初代王者が決まり、ベルト奪取を目指して全選手が戦い合い、しのぎを削り、挑戦権を得て王座戦に挑む。ベルトをめぐるストーリーを軸にして、試合結果をもとに各オリジナル選手のコメントを作りドラマを組み立てていく。私がファイプロでやりたかったことを実現していました。
 しかし、人にはどうしても承認欲求があるというもの。「俺はファイプロでこんな楽しみ方をしてるんだぞ」と、世に出してみたくなりました。私はTwitterアカウントを作成し、この試合結果・コメントをまとめたものをTwitter上にUPするようになりました。

 自分の活動をTwitter上に出したのは「俺はこういうやり方でファイプロを楽しんでいる」ことを表すことが一番大きかったですが、同時にファイプロへの感謝の意、そして「こういうことを淡々とやっているヤツもいるんだなあ」という、オリジナル系ファイプロユーザへのオンウェブへの呼び水的な理由もありました(私が心配するまでもなくウェブ上にはたくさんのファイプロユーザにあふれていましたが笑)。
 そのため、当初は試合結果・コメント等の興行情報以外は一切つぶやかず、ファイプロクラスタのTwitterタイムラインに背景として流れるモノとして投稿していました。


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「最高男」から他団体交流、動画投稿へ

 Twitterを初めてからは「中の人」的な発言もせず淡々と試合結果とコメントのみ投稿していましたが、しばらくして過去作からずっと精力的に活動されていたイチヒロ様(@ichihiro_fp)が参加交流型の大会「U-180pt 最高男決定リーグ戦」(以下、最高男)の開催を発表されました。ファイプロユーザならだれでも参加可能の大会として呼びかけており、私も参加させていただけることになりました。
 参加した当団体の選手は「ヤマネコマスク」というガンジュの看板レスラーでした。イチヒロ様の大会では私と同じくオリジナル系でファイプロを楽しんでいるユーザが集まり、試合ごとにそれぞれ選手のコメントを出しあうというオンウェブならではの交流をしており、新鮮でとても楽しいものでした。また他ユーザの選手と戦うことでロジックの作り方も学び、ますますファイプロのロジック沼にのめり込んでいきました。この大会に参加したことがきっかけで、その後の私の団体運営は動画投稿を中心にしたものにシフトしていくこととなりました。


KARURA記事完成稿

 ↑ものすごく楽しかったあまりに作った週プロ風記事。写っている選手は
  ウチの選手ではありません(笑)。


 他のファイプロユーザ様の選手と交流し、試合をして、コメントを出し合う。このテーブルトーク・ロールプレイングゲームにも似たやり取りが楽しく、他のユーザ様の企画に参加するだけではなく自分も他ユーザ様を招いて大会を開きたいと思うようになりました。そのためにゲーム画面を録画するソフト、フリーの動画編集ソフト、タイトル画面を作るための画像編集ソフト等を揃えて自分で動画を投稿するための準備を整えました。
 最初に企画したジュニア級リーグ戦「THE KING OF HARKS」に始まり、その後の通常の巡業シリーズにも他ユーザ様の選手に参戦してもらって動画投稿を行うようになり、Twitter上での試合結果・コメントの投稿も継続していって今の形となりました。


団体運営をする上で大切なこと

 今でこそ動画投稿をほぼ毎週継続していますが、すべて私自身が楽しいからやっていることであり、動画投稿すること自体が大切なことではありません。自分自身が楽しむことを念頭に置くべきだと思います。誰かのためにやる、ということはずっとずっと後回しで構いません。私が最初のころに試合の結果とコメントだけを投稿していたように、その時々で自分が楽しいと思う形をやっていくことが一番です。私が活動をブログに残さないのは、めんどくさくてやりたくないからです(笑)。

 しかし、それでも自分のオリジナル団体のオリジナルのレスラーをもっとアピールしたい、知ってもらいたい、という欲求が生まれてくるものと思います。その時には、私が「最高男」に参加させていただいたように、新規参入歓迎の大会に参加することが最も良い方法と思います。


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 12月初旬現在、イチヒロ様、Mr.しも様(@MisterShimo)を中心に「大炎會2019」という企画が進行中です。オリジナル系、実在系問わず多くのファイプロユーザに参加してもらい、年末に大きなお祭り興行をやろうという企画です。参加を広く呼び掛けている理由のひとつには、ファイプロというコンテンツの継続にあります。常連だけが楽しめるコンテンツはいずれ衰退します。新しくファイプロを始めた人も一緒にワイワイ楽しめるように、新規参入を熱烈歓迎しているのです。私も一参加者として加わりますが、初めて参加される方にとっては、先の「最高男」と同じようにファイプロの遊び方の幅が大きく広がる機会になると思います。
 Twitter上で「#大炎會2019」で検索いただき、もし少しでも興味が湧きましたら思い切ってご参加いただければと思います。昨年と同じ時期に初めて行われた企画ですが、今回も必ず楽しいお祭りになるでしょう。


おわりに

 少々私自身の活動をPRしたような内容になってしまいましたが、ファイプロオリジナル団体を運営する上で私の伝えたかったことは「自分のやりたいと思う形をやる」ことが一番だということです。技術や時間等、自分の可能な範囲を超えたことをする必要は全くありません。私自身、動画編集や画像編集のスキルはファイプロを始めてから徐々に身に付きました。
 先の大炎會2019でも、新規でたくさん参加してもらいたいという想いから広く参加を呼び掛けています。私自身もこの参加型の企画でファイプロの楽しみ方が大きく広がりました。

 「ファイプロワールド」は販売開始から2年以上経ちましたが、ユーザ間の盛り上がりは今なお衰えていません。みんなで楽しくワイワイと遊んでいるこのコンテンツをあなたも一緒に盛り上げてみてはいかがでしょうか?

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終わり

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