Twitter上にRavencoin Classicなるアカウントがいつのまにか作成されていました。過去にもピジョンコインやリトコインとフォークコインが誕生していましたが、コミュニティが盛り上がっていなかったので、特に取り上げませんでした。しかし、今回はちょっと気になっています。

ツイートのとおり、Ravencoin Classicはx16rの支持をバージョン2.4.0として継続していくとのこと。そして、Ravencoin Classic（ASICマイナー）はこう宣言しています

「ハッシュレートこそ正義！という考え方は中央集権にほかなりませんが。しかし、ネットワークの保護の観点から我々は問題を解決できると信じています！！！」

よく似たことがモネロでも起こったのは記憶に新しいでしょうか。CryptoNightを支持したMonero Classicの現状はご覧のとおりです。

antpool.comしか支持していません。常時51％攻撃状態です。ネットワークを保護している状態？なのでしょうか。ブロックチェーンのシステム上で最も重要な要素は報酬性ではなく、大多数の参加です。

しかし、クラシックのハッシュレートが本家を上回ってしまう可能性があることも事実です。コンセンサスについては、レイヴンコインのアセット機能の投票を行う際にも問題になりました。当時大きく貢献したのがMinerMoreでしたでしょうか。

一応、Ravencoin ClassicのHPをリンクします。ZRXとは違った形で沸いてしまっているレイヴンコイン。さて、10月1日はどうなることでしょうか。