住田憲昭

1969年生まれ。多摩ニュータウンで育ち、複写機メーカーに勤務、営業職を29年間。民間…

住田憲昭

1969年生まれ。多摩ニュータウンで育ち、複写機メーカーに勤務、営業職を29年間。民間企業、官公庁など様々なお客様を担当してきました。趣味は高校時代のブラスバンドから始まり、アマチュアオーケストラでオーボエを演奏すること。

最近の記事

「人生が変わる最高の呼吸法」

深呼吸は体に悪い!? 呼吸量を減らして健康になる「人生が変わる最高の呼吸法」 をご紹介いたします。 この本によると、現代人は呼吸過多になっている。 1.呼吸過多になると、体内の二酸化炭素濃度が薄くなる。 2.二酸化炭素は、血液中の赤血球が酸素を体の隅々に行き渡らせるのに必要な鍵。その量が足りないと、末端で酸素が足りない状態を引き起こす。 3.その結果、酸素が足りないので、さらに呼吸過多になるという悪循環が引き起こされる、というわけです。 二酸化炭素が足りなくて、酸素

    • 『北欧のスマートシティー』感想

      『北欧のスマートシティー』感想 こんにちは、皆さん。先日、安岡美佳、ユリアン森江、原ニールセンの共著『北欧のスマートシティー』を読み終えたので、その感想をシェアしたいと思います。 この本は、まさに未来都市のヴィジョンを現実のものとして示す作品で、理想的な生活の実現のために、どのようにテクノロジーが用いられているのかを具体的に示しています。 1. テクノロジーと理想的な生活 北欧の都市はテクノロジーを巧みに活用し、生活の質を向上させています。この本の中で示される事例、例え

      • バックミンスター・フラーの世界:宇宙船地球号とAIへの展望

        先日、NHKの「映像の世紀」で見たバックミンスター・フラーという思想家について書きたいと思います。この番組で初めて彼の存在を知り、彼の抱いた「宇宙船地球号」という概念に深く引き込まれました。 フラーは1895年生まれ、20世紀初頭から活動を開始しました。彼が提唱した「宇宙船地球号」という考え方は、地球とその生命体すべてが乗った一つの大きな宇宙船であり、全てが相互依存的な関係にあるというものです。それはつまり、私たちは皆、同じ船に乗っているのだから、船全体が安全で持続可能でな

        • 「AIとの共働き - 新たな戦略と社会の創造」

          今日は少し独特なアイデアについて話してみたいと思います。それは、「職種や役職別のChatGPTプロンプト・ドリルを作る」というものです。イメージとしては、AIの力を借りて効率的に作業を進める、新たな方法を見つけ出すことです。 棋士の藤井聡太さんのようにAIを活用し、企業でいえば顧客情報やSWOT分析を基にして、相手との対戦法や相手の敵との戦い方を徹底的に分析し、戦術を暗記するという方法を取り入れてみたいと考えています。これは一つのアプローチであり、我々の業界に新風をもたらす

        「人生が変わる最高の呼吸法」

          「シルビオ・ゲゼル入門」を読んだ。

          「シルビオ・ゲゼル入門」を読んだ。 シルビオ・ゲゼルは123年前の1900年に「自然的経済秩序」を書いた、ドイツ人実業家・思想家だ。 この著作の中で、地域経済において減価する貨幣を提案している。 私は20年ほど前に『エンデの遺言「お金を根源から問うこと」』(河邑 厚徳 , グループ現代著 2000年)で、その減価する貨幣の事を知った。 食品や、家具など人の生活に必要な商品は、時が経つとともに価値が下がっていく。一般的に消費される資材は時間の経過とともに劣化して、価値が下

          「シルビオ・ゲゼル入門」を読んだ。

          「自分だけの答え」が見つかるアート思考

          コロナ禍もあり、経済も生活も先行きの不透明な社会情勢の昨今ですが、変化の中にあっても自分なりの正解を持って物事に当たるにはどうすればいいでしょうか。 世の中の変化を臨機に捉える感性が必要な気がします。しかし、感性ってどうやって磨けばいいのか分からない。 そこで、末永幸歩著 「13歳からのアート思考」を読みました。 本書プロローグから、 「ビジネスだろうと学問だろうと人生だろうと、こうして「自分のものの見方」を持てる人こそが、結果を出したり、幸せを手にしたりしているのではな

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          ブルシットジョブ クソどうでもいい仕事の理論

          デビッド・グレーバー著 「ブルシットジョブ クソどうでもいい仕事の理論」を紹介します。 会社員時代、若い頃、給料以上の働きをすることが働く上での自分の安定性、スキルアップにつながると考えていた。 会社のお荷物になるのではなく、掛け替えの効かない稼ぎをすることが自分の存在価値につながると思っていた。 しかし、50歳になる頃管理職だったが、メールは1日に300通も来るし、「コンプライアンス」という名の下に、製品の出荷にかかる承認、値引きにかかる承認、部下の勤怠承認、エンジニアな

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          退職宣言

          29年間サラリーマンをしてきて、会社を辞めるような素振りをしたことはなかった。 職場は好きだったし、上司やメンバー、同僚にも恵まれていた。 多くの先輩や同僚、後輩たちが会社を辞めていくのを見送ってきたが、自分は自分のわがままで辞めるわけで、できるだけ職場に迷惑をかけないで辞めたいとは思っていた。 上司にそれを告げるタイミングが非常に難しかった。上司は全く想像していなかったようで、突然の告白に大変驚いていた。こればっかりは相談する相手もなく、自分でタイミングを考えるしかなかっ

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          銀行口座を作った

          税務署に開業届を出した。しかし、事業売上の振込先が自分の個人名の口座では格好が悪い。クライアントへの請求書には屋号のついた銀行口座名を書きたい。 以前、一般社団法人の設立に少し関係したことがあり、会計を引き受けたため、銀行口座を作る手続きに銀行へ行ったのだが、手続きがとても煩雑だった覚えがある。 「法人」の口座開設の場合、まず、銀行の支店が本社所在地か代表者の住所の最寄りの支店でなければ手続きが全くできない。それで一度追い返された。 しかも必要な書類として、法務局へ赴いてそ

          銀行口座を作った

          名刺デザインの依頼

          税務署に個人事業主の「屋号」の登録をした。 今後、入札に参加するようなことがあれば、入札参加者として名刺を出さねばならない。屋号のついた名刺を作ろうと思った。 自分で名刺のデザインなんてできないので、印刷屋さんにデザインして貰えばいいかと思い、ネット検索したところLancersがヒットした。 早速、自分のID(メールアドレス)をサイトに登録して、名刺作成の依頼をしようと思った。 Lancersはデザイナーに公募して気に入ったものを採用する、つまり案を提示してもらい、気に入

          名刺デザインの依頼

          個人事業主の登録

          入札セミナーに参加した際、国の入札参加資格申請のためには、個人事業主の登録が必要との話だった。 起業するとなると、登記の手続きなど色々と難しい書類を書くイメージがあり、約款とか?素人にできるのか?という漠然としたイメージを持っていた。 しかし、個人事業主として商売を始めるにあたっては、とても簡単らしい。 基本的には「屋号」を決めてしまえば商売ができるのだ。 そして、管轄の(近所の)税務署に、この屋号で私は税金を青色申告で提出しますよ、と言う届出を出せばそれだけなのだ。 届

          個人事業主の登録

          入札セミナー

          国の入札に対して、入札参加資格を取得して入札参加を支援する会社が「入札セミナー」を開催していた。 国の入札は業者をAランクからDランクまで分けていて、調達金額の規模に応じてランクが指定される仕組みになっている。中小企業や零細企業を保護するため、小さい金額の調達は大企業が参加できないように制限をかけているのだ。 自分がサラリーマン時代は、自社はAランク業者であったが、確かに1台、2台のコピー機の調達であればC,Dランクしか参加できないようになっていた。逆にいうと、小規模の案

          入札セミナー

          独立支援エージェント

          自分のキャッシュエンジンは何か、そのことの思案に暮れていた。 転職や事業承継を支援するサイトについては先に書いたが、転職エージェントと似たような、「独立開業を支援する」サイトも世の中にはあった。早速登録をして、毎日メールを受信した。 私は複写機メーカーの営業として29年間勤務していたが、中でも直近の10年間は官公庁営業部にいて、中央省庁を担当する営業だった。官公庁での調達は全て入札で行われていた。複写機のようにコモディティ化した商品は、「随意契約」のように業者を決めて調達され

          独立支援エージェント

          キャッシュエンジン

          起業の勉強を始めた。 大竹慎太郎「起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン経営」 という本を読んだ。 著者は、サイバーエージェントを出てトライフォートを創業した若手の起業家だが、その本によると、起業にあたって大事な事は、キャッシュエンジン事業とスケール事業を両立させることだという。 ・キャッシュエンジン事業:主に労働集約型(人海戦術型)の堅実な事業 ・スケール事業:開発にお金がかかるが、一発当たれば大きな利益が見込める事業 トライフォートでは、「キャッシュエン

          キャッシュエンジン

          事業承継2

          事業承継の可能性を広げるため、立川にある東京都多摩地区事業引継ぎ支援センターに行って来た。 支援センターは立川商工会議所が経済産業省から委託を受けて実施している国の事業で、相談員の方が無料で1対1の相談に乗って下さった。 支援センターの趣旨としては、何らかの理由で事業を継続できなくなった経営者が、後継者を探すのをお手伝いする役割を担う組織だ。 中小企業の経営者が会社を手放すわけだが、小さい会社であれば、その個人的なスキルや頑張りによって事業を継続して来た会社であり、新参者が

          事業承継2

          事業承継1

          日本の中小企業は、経営者の高齢化がとても進んでいるらしい。中小企業庁によると、2025年までに70歳以上の経営者が245万人になり、後継者不在が127万件という予測がある。 従来は親族が後を継ぐのが慣わしだったのだが、親族で後継者をうまく育成できないケースが頻発しているらしい。 後継者探しのために、ネットでM&Aを仲介しているサービスがあり、TRANBI(トランビ)というサイトに登録をしてみた。 このサイトも転職サイトと若干似ていて、定期的にお薦め案件の紹介がメールで送られて

          事業承継1