12/11(日)、ATEEZのコンサートに参加するため私は幕張に居た。

コンサート会場としては(そもそもコンサート会場ではない)見にくさMAXと聞いていたが、D列の後方+身長靴込みでギリ160cmあるかないかの私は見事に埋もれて気が狂いそうになりながら必死の形相で人の頭の隙間から見えるATEEZを凝視していた。

コンサート自体はやっぱり最高だった。
そこでそうくるのね！！！というセトリも良かったしジョンホくんの会場を貫くような歌声、あれだけのダンスを進行しながら歌う他メンバー(しかもほぼ音を外さない)も本当にすごいと思った。

MCもほとんど日本語を使って、日本のオタクを想って喜ばせようとしてくれてるのが伝わってきた。

コンサートは最高だしATEEZも最高だが、やっぱりあまりの見にくさ、そしてモニターの小ささで基本的には途方に暮れているので終始切なかった。
後でDVD出してくれるだろうし、とにかくATEEZが楽しそうだからいいか。。くらいの心境になっていた。
まじの地平線すぎてヤバい。どんなに好きなアーティストでも幕張で観ると興味薄れちゃうくらい幕張は見にくくてヤバい、とTwitterで観ていたが「見にくさ」はその通りだった。

コンサートの後半戦、MCの区切りのいいところでホンジュンくんが「今度は僕たちがみなさんの近くにいきます🎶」と話した。

近く？は？？？？？近く？？？？と私がぼけーっとしているとわたしより背の高いツレが「トロッコ来るよ！」と私の肩をバシバシ叩いた。

は？トロッコ？は？？？　は？？？？
 
わたしの思考はストップした。なぜならトロッコがここに来るのであれば、トロッコと私は超～～～近距離だから。

約1時間半くらい楽しそうな前の方を、もう取れるんじゃないかっていうくらい目を剥いて見るしかなかったのに、ここにトロッコがくる？？は？？？？？？？

そうこうしている内にゆ～～～っくりトロッコが動き出した。
トパーズとサンサンの4人を乗せたトロッコが近づいてくる。
私はまだ半信半疑だった。本当にあのトロッコがここを通るのか。
私はまさか全く思いがけないタイミングでATEEZを近い距離で観るのかと。

ゆっくり近づくトロッコ。オタク達の黄色い声が跳ねている。
いちご色の髪のウヨンくん、遠目からでもはっきりした顔立ちが綺麗なホンジュンくん。
もうこの辺で気を失いそうだった。

そしていよいよトロッコが私との最短距離に来た。
ホンジュンくん、ウヨンくんは反対側に。
私の居る方にはサンくん、ヨサンくんが来た。

うわ、サ…………サン、サ……ッ、……サンくん
サンくんが来た……！！！！！！！

このときのサンくんはほぼ目元のお化粧は取れており、ファンデとリップティントの赤みがほんのり残っているくらいだった。

私は何重にもびっくりしていた。

さっきまで半泣きで必死に目を凝らしても見えなかった人たちが今は近すぎる所にいる。
サンくん、えげつない可愛さで意味がわからない。可愛すぎる。信じられない。

とても繊細な線で描かれる目鼻立ちに、焼きたてのクレープ生地のようなふっくらした、なめらかな白い肌、柔らかそうでとろけそうなリップライン、オタクを見渡すやさしい眼差し。

私はこんな顔立ちの男の人を生まれて初めて観た。そりゃそう！！！！！！だってチェ・サンさんはこの世に1人しか居ないのだから。

と、いったような調子で12/11以来、私の情緒は壊れ続けて目蓋の裏にサンくんの姿を探している。

真冬の怪談かよ、いいえ、現実です。

ホンジュンくんの後ろ頭が小さくてお風呂に入れられた子猫みたいだったとか、ウヨンくんがかっこいいというよりはめちゃめちゃに可愛かったとかヨサンくんが陶器のお人形だったとかソンファくんが綺麗すぎたしウエストが細すぎたとかツインタワーは遠目からでも大きいし、かっこいいとか、言いたいことは山ほどある。

今日はチェ・サンさんが、底のない可愛さと透明感を兼ね備えた世にも綺麗な人だと残しておきたくて久々にnoteを書いてみた。

世界中の人がチェ・サンさんの可愛さに気が付きますように。

おわり。