見出し画像

ちょっとの意識で

最初から何でもできる人なんていない。
誰もが“できない”から始まって、徐々にできるようになっていく。

“できない” と “できる” の差は、大きいように見えて小さい。
少し工夫すれば、少し考え方を変えれば、道具の持ち方や扱い方をほんの少し変えれば、順番を少し変えれば、できるようになったりするものだ。

少し意識してみるだけで大きく変わる、それは自分自身のことでも実感するし、自分がかけた言葉で人の動きが変わったときにも実感する。

不器用で苦手だなと思っていた仕事。
あの先輩が大変なときも適切なサポートができるのはなぜだろうと思っていたこと。
同じことをお客さんに伝えるにしても、どういう言葉を使えば柔らかく、かつ分かりやすく伝わるかということ。

本当に些細なことなのだけれど、意識するのとしないのとでは自分の幅が後々大きく変わってくる。
他人を見ていてもそう思うし、自分自身、新人で基本の仕事を身に付けようとしていた時期(もちろんそれも大事)と、それがほぼ身に付いてからさらに上を目指そうと意識して工夫し始めた時期とでは、視野も仕事のしやすさも大きく変わったように感じる。

積み重ねが大事なのは当然のことだけれど、
人が変わるのは、案外一瞬のことだったりする。
大切なのは頭を使って考えて意識できるかどうか。
それができる人はどんどん変わっていくし、できない人はいつまでたっても変わらないまま。
どんな環境でも成長できる人はできるし、成長できない人はできない、という話をよく高校の部活で言われていたけれど、それはきっと、ちょっとの意識をできるかできないか、ということなのだろうな。
成長できるかできないかは、自分次第。
まだまだ成長できると思うし、成長したいから、貪欲に、自分に変化を求めていこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?