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待ちわびた除隊日 おかえり長男


 ついに、ついに、私たちが待ちわびていた2023年11月8日がやってくる。一年と半年の長いながい兵役を終えて、ASTROの長男みょんじゅんが帰ってくる。おかえりみょんさん、お疲れ様みょんさん、待っていたよみょんさん、相変わらず大好きだよみょんさん、あの日した約束を守れなくてごめんなさい、大きく変わってしまったこの現状が、逆にあの頃が夢だったのではないかと錯覚してしまいそうです。

 この一年半、わたしたちファンは、そしてASTROのメンバーはたくさんの試練を与えられて、そのひとつひとつによく向き合って、最善の選択をしようと努力したと思います。5人体制でのカムバック、韓国・日本での単独コンサート、ファンミーティング、俳優業、ミュージカル、ユニット活動、熱愛、事務所との再契約、メンバーの脱退、メンバーの死、。


 「人生は選択の連続」というけれど、どこでその選択を間違ってしまって、いま、あの私たちが大好きなひとがこの世界にいないのか、理解するのにはまだまだ時間がかかりそうです。だからといって今のこの世界を否定したい訳ではありません。いまも、きっと、いい方向にいくよう、努力しているから、ゴールまでの、ただその過程にすぎないと、私たちはちゃんと上手くいくと、いまはそう信じるしかない。。。また大好きなビニにいつか必ず会えると信じて。。

 私はそんな風に捉えて毎日を過ごしています。下を向いてしまう日は空を見上げて、月を探して、無意識に月に話しかけています。ビニ、私たちは上手くやってるよね?ビニもそこで、よく過ごしているよね?と、。月を見るとなんとなく、気持ちが軽くなるというか、安心するみたいです。それはムンビンの名前がMOONBINでMOON(月)だからなのか、ビニがよく宇宙に行きたいと言っていたからなのか、ASTROはスペイン語で「星」だからなのか、、、、理由は分かりませんが、いろんな想いが繋がって、この安心するような気持ちになるんだと思います。なんか素敵ですよね?


 みょんさんが兵役に行く前のわたしは、ほとんど韓国語を知りませんでした。ASTROの映像を見るにも字幕がないと分からないし、生配信はただコロコロ変わる表情を見て楽しむ、たまにくる日本語に喜ぶ、みたいな感じでした。みょんさんが帰ってくる頃には、自分の想いを伝えられるぐらいに韓国語を習得しよう!!!!と意気込んでいましたが、、、、、自分が一年半前に想像していた以上になりました。今なら、みょんさんにいざ会っても、想いを伝えることができるし、なにか返事がきてもある程度は会話ができると思います。(本当に、実際に、目の前にみょんさんがいたら緊張で固まってしまいますが!(笑))わたしがここまで出来るようになったのは、「ASTROのメンバーが話していることを同じ時間のなかで聞き取りたい」という想いだけです。この想いだけでここまで出来るようになったのは大したものだと思いますし、まだまだこれからも力をつけていきたいです。ASTROに出会ったおかげで自分の武器がひとつ増えたことは、一生誇りに思います。


 私がここまで話をしてきたみょんさん。ですが、私もまだ直接会ったことがありません。好きになった時期はコロナが流行していたために、ASTROが最後になってしまった6人での姿を、私は見ることが出来ませんでした。いつも6人の姿を見られるのは画面越しで、これから先も、ずっとそれは変わりません。更新されない6人の姿を、過去のものだったとしても、わたしはずっと大切にしたいです。今となっては、6人のASTROが夢の世界だったのではないかと、考えてしまう日が増えました。儚くて尊い存在。入隊の発表があったあの日、みょんさんは手紙で「僕がいない間、メンバーのことをよろしくね」と伝えてくれていました。


 あの頃の自分は、ただみょんさんが無事に帰ってきてくることを祈っていました。そして、会えない一年半が寂しくてたくさん泣いていました。いまはまず、無事に除隊を迎えることに感謝です。形が変わってしまったASTROを、誰が想像できたのか、分かりませんし、これからどうなるのか、きっと誰も分かりませんが、待ちわびていた11月8日を、大切に過ごしたいです。そしてこれからもASTROのファンAROHAとして、少しでも彼らを支える存在でありたいです。私にとってASTROは永遠に6人です。永遠に私たちを照らす星です。


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