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クレーム客は敬語の中にタメ口を混ぜてくるらしい

先日、川原塾の学友の工藤さんがテックジムの視察に来てくれた。
工藤さんは学習塾を経営されていて、今回、新たにeスポーツの塾を開く。

前回の問答会で川原さんに質問したら、「藤永ちゃんに聞いてみれば」と言われたという。
そうやってパスをいただくことは、とても有難いことである。

また、レインボーアップスをやってた榎本さんと一緒にカリキュラムを作っているという偶然に縁を感じるとともに、
このビジネスは成功すると確信した。

その後飲みにいって、学習塾経営について色々とお話してくれた。

そこで得た名言が「クレーム客は敬語の中にタメ語を混ぜてくる」ということだ。
タメ口になった瞬間に本性が現れるそうだ。

学習塾のクレーム客は、たいていは生徒の母親だそうで、子供が否定されたとかでクレームを言ってくるそうだ。
クレーム客は相手の膨大な時間を奪っていることを気にしない。
スタッフが疲弊するので極力入れないようにしなくてはならない。

そういうわけで、きちんと面談をして、やばそうだったら追いかけない。
追いかけて欲しい、寄り添って欲しい、というのが、
クレーム客の「満たされていない」体質の特性だそうだ。

向こうから「一押しして欲しい」という連絡が来る時も、きちっと入塾をお断りするそうだ。
クレーム客はいちいち、人の面倒を増やす、面倒なものである。
普通の人がしないことをやってくる。なのに自分は他の人と同じだと言い張る。
どこへ行っても爪弾き者だから、自分を認めてくれるチョロいところを探す。

なるほど、敬語の中にタメ口とは、確かにそうだと思った。

あと、私の経験では、「個人情報を悪さしないでね」というのがいた。被害妄想も甚だしい。

さて、話を戻すと、なぜ学習塾がゲーム塾をやるのか?

それはゲーム塾をフックに学習塾につなげるという動線を作りたいからだという。工藤さんのところはすでに百名規模の生徒を集めているが、プログラミングや英会話教室も置いておくことで集客動線を確保できている。

(とはいえ、モンパイ、ポスティングは当然やっている。学習塾でこれをやらないのは仕事を放棄しているようなものだ。)

街の廃れた学習塾が、ゲーム塾を併設することで、一気に挽回するというシナリオだ。

「学習塾は儲からない」けど、社会的意義があるから続けているという経営者が多いという。
そんな中で、ゲーム塾がドル箱コンテンツになれば、学習塾経営も楽しくなる。そんな感じでFC展開に繋がっていけばと。

工藤さんの野望を応援したい。

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