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都会の隙間~田端とシネマ・チュプキ・タバタ~


皆さん、シネマ・チュプキ・タバタをご存知だろうか。個人的に天国のような場所である。割りと本気で、”住める” と思った。そんな場所だ。が、あるきっかけがあるまで、知らない、聞いたことのない場所だった。そのきっかけとは、映画「ひいくんのあるく町」上映会&交流会のチラシを置いて頂けたことである。チャイまんまるちゃんがチラシを手渡したとき、スタッフのお姉さんが ”わぁ、、ひいくんだ” と仰ってくれたらしく、私はそれがなんだかとても嬉しく感じ、それ以降一度は行ってみたいと思ったのである。

JR田端という駅名も知っていたようで知らなかった(どういうこと?)。池袋から何駅かくらいのイメージ。駅を降りてみても、何かあるようで何もないな、というイメージ。昭和っぽい雰囲気を持ちながら大都会の隙間にひっそりと佇む少し不思議な空間。

地図をちゃんと観ない系の私は駅を降りてから ”なんとなくこっちな気がする” と思いメガネ製造会社みたいなところまで歩いた。 ”この辺かなぁ” とか思いながらスマホの地図を確認したら普通に逆だった。いつもの事なので気にもせず、なんだかんだで時間通りチュプキに到着。外観は本当に普通の喫茶店とかレコード店みたいな。。。

こんな感じで、古いレコードでも売ってるいうのかなぁという雰囲気。

ラインナップが神がかっている。全部観たいし、7月から始まる「愛がなんだ」とか、私が大好きな「勝手にふるえてろ」は絶対に観に行きたい。特に後者は音声ガイドを付け目を瞑って感じたい。音声ガイドも、色々な選択肢が増えたらいいなと思う。副音声としてキャストさんがワイワイするのもありだけれど、本筋を捉えていれば若干のオリジナリティが入っていてもいいんじゃないかな。それも一つの芸術、と私は捉えたいな。

内装も素敵である。様々なフライヤーが置かれているだけでワクワク。文房具などお洒落グッズぽいのも置いてある。

カウンター横に関連グッズもあります。

チュプキに訪れた著名人のサインなどもずらずら。誰のかいまいちわからない(笑)秒速5センチメートルとか書いてあるのは、、、

天井もなんだか自然を想起させるファッションを纏っているなぁ。劇場内もそんな感じ。席数は最大で20席くらいだけど、これだけの規模だから出来ること、新しい映画体験ができるんじゃないかな、なんて思いました。いずれ私も自分の町にこんなお店が作れたら幸せだろうなぁとか思いつつ、、、、、

ちなみに今回は映画「沈没家族」上映と上映後感想会に参加。鑑賞対話ファシリテーターの舟之川さんの進行で、少人数で開催されました。45分という短い時間ではあったけれど、とても濃密で情報豊かな時間でした。やっぱり、鑑賞して、みんなで語り合いたい作品ですよね!

まだまだ各所で上映されていますので、鑑賞した後は皆さんで感想会などを是非開いて下さい!

ドキュメンタリー映画「沈没家族」 → http://chinbotsu.com/

シネマ・チュプキ・タバタ → http://chupki.jpn.org/

チュプキさんの特徴の一つはバリアフリー型の劇場ということです。席に音声ガイド用のイヤホンジャックが備え付けられたりしていて、今度は音声ガイドを聴きながら鑑賞したいなぁなんて思いました。

今日はこんな感じです。ではまた。

かな

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