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#セカポケ 第1回 Sekappy COLOSSEUM ポケモンSV ダブル 3次予選 173位 非パラドックス中速スイッチトリパ

自己紹介

初めまして、カーラといいます。

今年の2月に「セカポケ」と呼ばれる大会のダブルバトル部門に参加しました。
ポケモン、というかゲームの大会にちゃんと参加するのは初めてなので、少し緊張しました。

ポケモン自体は割と前からやってるのですが、バトルを本格的にやり始めたのはポケモンXYあたりからです。ただ新作のSVになるまでは厳選難易度が高く今作からまたちゃんとやろうと思い、今に至ります。

過去の実績

大会に参加したことはありませんが、何度かレート対戦、ランクバトルに参加したことがあります。

  • ポケモンXY:ダブルのレート対戦の瞬間最高156位

  • ポケモンSV:ダブルのランクバトルの瞬間最高320位(シーズン2)

大会の結果、戦績

三次予選での順位は173位でした。

大会の流れですが、一次予選→二次予選→三次予選→決勝トーナメントという感じ。

・一次予選:誰でも参加可能。1日の中で最大5試合までで3勝したら突破
・二次予選:誰でも参加可能。1日の中で最大5試合までで4勝したら突破
・三次予選:二次予選を突破した人のみ。スイスドローという形式で、大体7勝できたら突破
・決勝トーナメント:三次予選を突破した人のみ

この大会を知ったきっかけですが、参加しているポケモンのDiscordチャンネルで情報が流れてきたので参加してみることに。

参加時の自分のモチベーションとしては、
「LINEから気軽に参加できるし無料なので、勝ったらラッキー」ぐらいに思っていました。

実際に一次予選の時点でなかなか3勝できずでしたが、開始5日目ぐらいでやっと突破できた感じです。突破できた時は結構嬉しかったです。

二次予選はいきなり4勝してあっさり二次予選を突破しました。

三次予選では第3Rで敗れました。残念。

大会で使用したパーティ構成

PT紹介をしたいと思います!

エルレイド / トリトドン / キラフロル / コノヨザル / カイリュー / デカヌチャン

実は大会の二次予選以降に解禁されたパラドックスポケモンを、今回一切使用していません。

理由としては、2つあります。

  • 待望のパラドックスポケモンが解禁されたらみんなパラドックスポケモンを使うであろう中、当然その対策も考えると思います。その中で敢えて入れないことで、その策を腐らせることができるのでは?と考えたから

  • 単純にパラドックスポケモンがフィットする構築を知らないので、慣れない状態で使用するのはかえってマイナスになってしまう。

今後はしっかり検証して、自分もパラドックスポケモンを使っていきたいですね。

大会で使用したパーティの解説

それでは、個々の紹介をしたいと思います。
なるべく下記について触れつつ書きたいと思います。

なぜこのポケモン、構成を選んだか
持ち物、努力値、テラスタルのポイントなど
シリーズ2の環境、パラドックスポケモンについての分析など

エルレイド

持ち物:きあいのタスキ
性格:いじっぱり
努力値:H252 A252 B4
テラスタイプ:かくとう
技:せいなるつるぎ / サイコカッター / ワイドガード / トリックルーム

なぜこのポケモン、構成を選んだか

物理アタッカー&トリックルーム要員です。

ねこだまし持ちのデカヌチャンと一緒に出すことが多いです。

エルレイドのトリルは選出の組み合わせ、対面次第では読まれづらいと思います。
例:隣をコノヨザルといった比較的素早さが高いポケモンや、素早さに依存しづらいカイリューと一緒に出すパターン、相手側がウィンディ、イダイナキバなどの素早さがそこまで高くないポケモンのパターンなど

中には1ターン目に相手側が勝手にまもるおいかぜをしてくれる場面もあったり、そうなったら儲けものです。

持ち物、努力値、テラスタルのポイントなど

また気合いのタスキのおかげで、1回は行動しやすいです。
ダブルなので行動保証とまではいかないですが、同時選出にねこだまし持ちのデカヌチャンの場合はトリックルームが成功しやすいです。

努力値配分については、HAです。
気合いのタスキを使う前提なので、素早さに振ったASでも良いと思いましたが、実際に使用すると中途半端に高い素早さがトリル時に返って足を引っ張ったため、タスキを潰されてもワンチャン堪える可能性を上げるためにHAとしました。

ワイドガードは使い所が難しく、ハバタクカミやイダイナキバに対して使用してもシャドーボールや単体地面技を撃たれてしまうことも普通にあるので注意が必要です。

今作、エルレイドが特性のきれあじのおかげで一気に物理アタッカーの中で頼りになります。

高耐久のコノヨザル、テツノカイナ、毒キョジオーンに対して確1は無理だけど、大ダメージを与えてくれるのも嬉しいところ。
たまにサイコカッターでハバタクカミやモロバレルを一撃で倒してくれます。

パラドックス環境になってからはヘイラッシャシャリタツ構築PTが減ったので対策はほぼしてませんが、もし当たったら、このエルレイド相手の能力ランク変化を無視できるせいなるつるぎで削る対応ができないときついです。

他のメンバーと違って、物理アタッカーの中で威嚇が唯一効いてしまうので、相手のPTに威嚇持ちがいると選出しづらくなるのが嫌でした。

※テラスタイプについては、テラスピースを100枚以上集めることが困難なため、変更していないです。(みんなよく集められるな…)


デカヌチャン

性格:いじっぱり
努力値:H252 A252 B4
持ち物:シュカの実
テラスタイプ:フェアリー
技:ねこだまし / デカハンマー / はたきおとす / じゃれつく

なぜこのポケモン、構成を選んだか

ねこだまし要員です。
そして威嚇が効かない物理アタッカーでもあります。

持ち物、努力値、テラスタルのポイントなど

シュカの実を持たせることで、1回は地面技を耐えられるように意識しています。…が、パラドックスのイダイナキバの地面技ではどう足掻いても一撃でやられてしまうので、そこの調整不足が敗退に繋がっていたなと反省してます。

努力値配分はHAです。
ねこだましも持っているし、素早さで上を取る必要がそんなに無いため、耐久を意識してHAとています。

専用技であるデカハンマーですが、ハバタクカミやテツノツツミ、バンギラスを一撃で削ってくれるので助かってます。

※テラスタイプについては、テラスピースを100枚以上集めることが困難なため、変更していないです。(みんなよく集められるな…)


カイリュー

性格:いじっぱり
努力値:H252 A252 B4
持ち物:いのちのたま
テラスタイプ:はがね
技:しんそく / ほのおのパンチ / アイススピナー / アイアンヘッド

なぜこのポケモン、構成を選んだか

  • アイススピナーで「グレンアルマ・イエッサン」のサイコフィールドを破壊

  • 先制技持ち

  • 特性が「精神力」のため、ねこだましで怯まないし、威嚇で攻撃ランクが下がらない物理アタッカー

せいしんりょく威嚇で攻撃力を下げられないし、ねこだまし岩なだれで怯みません。

環境で威嚇持ちが減り、マルチスケイルカイリューが流行っているためか、ねこだましが普通に飛んできます。飛んできたらラッキーです。

持ち物、努力値、テラスタルのポイントなど

このPTはフェアリータイプ技に弱いやつがたくさんいるように見えますが、このカイリュー、鋼テラスタルします。

今まで、カイリューでノーマルテラスタル以外を見たことがないので、これを使っているのは自分ぐらいなのでは?と思ってしまったりしてます(偶然レイドで捕獲しただけなのですが)

本当はノーマルが欲しかったのですが、鋼なら意表が付けるし、本来苦手なフェアリーや氷技持ちに強く出られるかも?ということで捕獲時からそのまま使用しています。

残念な点を挙げるとすると、マルスケではないこともあり、耐久を考慮するとほぼ必ず鋼テラスタルを切らないといけません。

よくある対面での例

  • イダイナキバ
    →相手がアイススピナーをしてくるので、鋼になってこっちもアイススピナー

  • トドロクツキ
    →ドラゴン技やアクロバットを予想して、鋼テラスタル

  • ハッサム・サーフゴー
    →鋼技を予想して、鋼テラスタルからの炎のパンチ

  • ハバタクカミ・テツノツツミ
    →フェアリー技や氷技を予想して、アイアンヘッド

...といった感じです。

カイリューにテラスタルを切ってしまった後に鋼タイプの弱点を突いてくるイダイナキバ、グレンアルマ、テツノカイナなどと対面するとかなり辛いです。

テラスタル前提のキラフロルとの同時選出は難しくなります。

努力値配分は、先制技のしんそくを持っていることもあり、素早さには降らずにHAとしました。

持ち物は耐久を考慮してとつげきチョッキも考えましたが、キラフロルと被ってしまうため、攻撃力を上げるいのちのたまを採用しました。


コノヨザル

性格:いじっぱり
努力値:H252 A252
持ち物:ぼうじんゴーグル
テラスタイプ:かくとう
技:ふんどのこぶし / ドレインパンチ / ビルドアップ / まもる

なぜこのポケモン、構成を選んだか

  • 耐久が厄介なテツノカイナとモロバレル(アラブルタケ)対策。持ち物がぼうじんゴーグルなので、きのこのほうし対策になります。

  • 相手の格闘技の一貫性を切るため

実際に、

・相手:テツノカイナとモロバレル2体
・自分:コノヨザル1体

の場面がありましたが、そこから勝ちました。

また特性がまけんきなので、威嚇をしてくるウィンディと対面してもなんとかなる場面もありました。

持ち物、努力値、テラスタルのポイントなど

努力値配分はHAです。
理由は素早さで勝つ必要は無く、その分耐久に回したいと思ったためです。

しかし、弱点を突いてくる高速のハバタクカミやトドロクツキ、ファイアローと対面させてしまうとかなりきついです。

ハバタクカミやテツノツツミが幅を利かす環境で、かつ自身がまけんき持ちであることを考えると、努力値配分はHAではなくHDで耐久に振っても良かったかなと思ったりしてます。

※テラスタイプについては、テラスピースを100枚以上集めることが困難なため、変更していないです。(みんなよく集められるな…)


キラフロル

性格:ひかえめ
努力値:H252 C252
持ち物:とつげきチョッキ
テラスタイプ:ひこう
技:パワージェム / ヘドロばくだん / だいちのちから / テラバースト(飛行)

このPTのエースです。

なぜこのポケモン、構成を選んだか

純粋な特殊アタッカー&相手の意表を突くアタッカーが欲しいと思ったのがきっかけでした。

テラスタルをしていない状態なら、だいちのちからパワージェムで、相手のキラフロル、テツノドクガ、デリバード、ウルガモス、ウィンディ、ペリッパーなどをすんなり一撃で倒してくれるので助かります。

キラフロルは低威力技キラースピン、変化技やニードルガードをしてくるイメージが強いおかげもあるのかもしれないです。そこから一撃で倒すと相手は圧倒されたのでは無いのでしょうか。

持ち物、努力値、テラスタルのポイントなど

テラスタイプは飛行。
4倍弱点の地面技をすかします。意外と読まれにくいです。

技構成も、特防を上昇させるとつげきチョッキを持たせたフルアタ型。

イダイナキバなどに対面した時は、必ず飛行テラスタルして、地面技すかし+飛行テラバーストで一気に削ったりします。

テラバーストで飛行タイプの技を打てますが、流石にモロバレルやコノヨザルを一撃で倒す力はありません。

努力値はHCです。
理由は、上を取る必要性が感じられなかったことやある程度の火力と耐久が欲しかったからです。

テツノツツミのハイドロポンプとつげきチョッキのおかげで普通に耐えてくれます。なかなか無い場面ですが、相手のハイドロポンプを飛んでくる瞬間に、相方をよびみずのトリトドンに交代することでキラフロルを守って上げるプレイングも一応選択肢として持てます。
テツノツツミの氷技も1回は耐えてくれます。


トリトドン

性格:ひかえめ
持ち物:食べ残し
テラスタイプ:みず
技:だいちのちから / れいとうビーム / あくび / まもる

なぜこのポケモン、構成を選んだか

対雨PT用、またドドゲザンやサーフゴー用。

地面技の「だいちのちから」「れいとうビーム」も、弱点を突けることがそこそこあるので助かります。

お互いに残り1対1、「勝てば突破」という場面で、あくびで相手のトドロクツキを眠らせてから3ターン目でギリギリで目覚める直前の相手を仕留め、勝利をもぎ取ってくれることもありました。

水技を引き寄せて無効化する優秀な特性「よびみず」と地面タイプの複合のおかげで、ガジリガメ、イルカマンなどの雨PTやハラバリー、ロトムなどの電気技使いに対してそこそこ強く出られます。

あとは、地面技回避の飛行テラスタルやふいうちで駆け引きしてくるドドゲザンにもあくびで意表を突くことができます。

持ち物、努力値、テラスタルのポイントなど

努力値配分ですが、パーティの中で唯一、ぶっぱではない努力値配分をしています。
性格が控えめながら、H252, B156, C100という感じです。

持ち物のたべのこしまもるで、長期戦になっても生き残れることを意識しましたが、火力がなさすぎても困るため、ある程度Cに振りたいと思いこのような形にしました。 

そのおかげで、場面にもよりますが相手のヤミカラス、ガブリアス、テツノカイナ、トドロクツキにも脅威を与えてくれます。

パラドックスポケモン環境になってからは高い素早さから草技を叩き込んでくるマスカーニャが減ったので動きやすくなったと思いきや、テツノツツミには要注意です。

テツノツツミのフリーズドライもそうですが、グレンアルマ、ウルガモス、テツノドクガのようなエナジーボール持ちまたは草テラバーストで一撃で死んでしまいます。

※テラスタイプについては、テラスピースを100枚以上集めることが困難なため、変更していないです。(みんなよく集められるな…)

セカコロ ポケモンSVに参加した感想

この大会を運営するのはとても大変だったと思うのですが、フローなど上手に考えられていて参加した自分としては楽しめたし、一次、二次予選では参加しやすい19:00~24:00まで対応していただき感謝しています。

次も機会があったら参加してみたいなと思いました。

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