見出し画像

0615「看護師と16年暮らす」

昨日の日記は自分が仕事用に書いた記事のなかば宣伝だったのだが、見事に♡的な反応がなくて凹んだ。自分でつくった何かでもこうなんだから、広告とか宣伝というものはとても難しい。BASSDRUMのnoteアカウントのフォロワーは4から8になった。やはり何かそういう類の気合を入れるとこの日記はダメなのだろう。

体調が良くなくて、まだ筋トレを休んでいる。今日も朝から結構咳と鼻水があれだったので、妻に上着を2枚着せられて、お茶を何倍も飲めと言われて、そして、いろんな薬をもらった。ビタミンとか、サプリなのかもしれない。そしたら夕方くらいにはわりと体調が戻ってきた。彼女はもともと看護師なので、人間の身体とかそういうものに対するセンスというのがすごい。一緒に住み始めてからもう16年、結婚してから15年なので、それはつまり医療看護のプロと暮らして16年ということになる。こういうのは当たり前になっているが、よく考えるとすごい。あんまりそういうふうに捉えたことがなかったが、私は医療のプロと暮らしていたのか。

看護師というのは観察する職業だから、たぶん生活をする中で自然にいろんな人の健康状態とかを観察している節がある。子供が熱を出したときなども、私は全然気づかないことがあるのだが、妻は人間に触っただけで体温がわかるという、超能力じみた能力があって、すぐにわかる。「37.5」とか予言して実際に体温計で測ったりすると、本当に37.5だったりする。で、症状によって、風邪なのかウィルス性なのか、病名を推測したりするが、だいたい当たっていて、病院に連れて行くべきかどうかとかの判断もすごい適切だ。

もともと精神病棟にいたので、私が発達障害なのではないかと気づいて心療内科に行くようにしたのも妻だし、なんかそういう、医療従事者と暮らす恩恵みたいなものが当たり前になっているが、これは通常あまりないエクスペリエンスなのかもしれない。これだけ恩恵が多いということは、看護師という職業がそれだけ人の生活に根付いた重要な仕事だということだろう。私なんかたぶん家族の生活にとって大して役にも立っていない。「パソコンに詳しい」くらいのものだ。つくづく、人間としてのステージで負けているなあと思う。

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!