0112「満賀のメガネが割れてる感じ」
会期は終わったので、会社で出かけて話したり飯を食ったりする。それで書く暇がなかったのと、書くことがないのとで、すっかり書けないが、書くとするならば、同僚の鍛治屋敷さんは、私が毎日こういう書きなぐりを書いている代わりに毎日コードを書いているらしくて、本当に素晴らしくて悔しいなと思った。
普段、ちゃんとコードを仕事で書くことは少ないわけではないし、今週はかなり書かなくてはいけないが、それとは別に新しいことをちゃんと勉強する時間をつくらないと、PARTYをつくったときと同じようなことになるのでやばい。
ので、土日含めて毎日必ず20分以上、勉強の時間をつくることに決めた。それだけだと大したことは学べないが、恐らくそういうレベルから続けないと私は狩りに行けない偉い人になってしまう。
ということを酒を飲みながら思った。
日常的に私は現場のコードを書く人間として仕事をしているけど、それは何年前のスタンダードなのかという話だし、そもそもいろいろ楽しんでものをつくるためには刀をちゃんと研がないと毎日ひねくれた文章を書くだけの人になる。
「CESに行っていろいろ見ている時間に、最新の技術を使う練習をしていたら、そっちの方が価値があったのかもしれない」と、鍛治屋敷さんは言っていたが、それは本当にそうかもしれなくて(いや、社員旅行的にも大きな価値はあったんだけど)、「まんが道」で、満賀道雄が才野が陰でやっている努力にやられる感じというか、メガネが割れているような気分になった。
今日から一年間、ちゃんと頑張って勉強すれば、来年またこういう展示会に来ても、違う目で見れるかもしれない。
ともあれ、たぶんかいしゃのみなさん的には実りある数日間になったと思うので良かった。
次男が体調を崩しているので、一刻も早くニューヨークに戻りたい。