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0724「XY」

すっかり昨日の日記を公開するのが遅くなってしまったというか、今日も終わろうとしているので、このまま行くと2日ビハインドとなる。という程度には時間に追われている。といいつつ、書きかけていて、むしろほぼ書き終わっていた昨日のぶんの日記があるのだが、いまこの瞬間、そこそこに酒が入っているので、素面の状態で書いた文章を公開するのは憚られる。のでそれは明日にする。素面で書いた文章は素面の時に、酒が入っているときに書いた文章は酒が入っている時に、というのはなんとなく守っている。なんでそんなことを守るのかわからないが、守っている。

これは日付的には昨日の日記だが今日のことを書くと、今日は結構しゃべりまくる日で、いろんな人にいろんな説明をした日だった。自分でも、「自分よくしゃべるなー」と思ったし、「こんなよくしゃべる技術屋ってあんまりいないですよね」みたいなことを相手にも言っていた。

仕事のことをしゃべってしゃべった挙げ句、今日は最終的に、自分が生きている業界の中で、恐らく最も多忙で大変なプロジェクトを仕切っている友人とめしを食った。業界の人なのだが、今日はずっと仕事の話をしていたし、この人とは仕事の話はしないぞ! などと思っていた。というのは、その人はジャズの話ができる人なのだ。そうすると、ジャズの共通言語をメタファーにして自分たちの仕事について話すことができたり、逆の表現も可能になるので非常に深い。自分の業界には「ケニー・ギャレットのソロの曲名がすごいダサい」件とか「クリス・デイヴのくるくるシンバルみたいな仕事をしたい」とかを話せる相手がこの人くらいしかいないので、まあ、幸福な時間だった。「Jazz’em all」だなと思った。

2軸の世界観を共有している人との対話は、メタファーのキャッチボールができるので楽しい。ドラゴンボール好きで野球好きの人たちが話すと、野球についての話題をドラゴンボールで比喩したり、ドラゴンボールの話を野球にたとえられたりする。

そうなると、話がどんどんポエティックになり、言葉以上の情報が増えて増幅される。ひいては、会話が豊かになっていく。軸があればあるほど、会話が1Dから2Dになり、3Dになる。X軸とY軸がある会話は、深くなる。このへんの話はもっと硬い話として書くこともできるかとは思うが、残念ながら私は酒を飲んでしまったので、そういうことを書くのは素面になったときであろうと思う。

そうこうしているうちに7/26になってしまった。2日ビハインドだ。明朝は素面の時に書いた長文を公開できるので、今日はもうこれで良い。日記の内容など、酒を飲みながらアドリブで定義すればよいのだ。「Jazz’em all」だ。

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