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0410「バウハウス感とは何か」

昨日書いたように部屋干し状態のまま空港に来て、飛行機に乗る前に日記を公開した。リセッシュをしまくって搭乗したにはしたが、飛行機搭乗時点で完全に生乾き&部屋干し状態だったので、飛行機で隣に座る人に本当に申し訳ないなと思っていた。と思って飛行機に乗ったら隣が一緒に会社をやっている鍛治屋敷さんだった。飛行機もバラバラに取っているし、これはものすごい確率だ。

鍛治屋敷さんは台湾に行くのが初めてとのことなので、非常に申し訳ない気持ちになった。初めての台湾への旅が、リセッシュしまくっているとはいえ、部屋干しの臭いがやばい人間の隣とか、本当にかわいそう。このままでは鍛治屋敷さんにとっての台湾か部屋干しのイメージになってしまう。台湾が部屋干し国家になってしまう。

といいつつ台湾に到着し、かつ、壊れそうなパスポートで無事入国し、今日のBASSDRUMのイベントの前に、関連会社であるWhateverのお披露目会に参加する。やはり、なかなか自分の立ち位置を人々に説明するのが難しい。Whateverは旧来のクリエイティブビジネスで、BASSDRUMは技術特化だが、なかなか台湾の広告制作の文脈で仕事をしてきている人たちには簡単に通じない感じもするので、たぶん思っていた通り、こっちのエンジニアやプログラマーとつながっていって、そっちからコミュニティをつくっていくほうが正解な気がする。

昨日は自分のインスタ力の無さがひどい、などという話について書いたが、朝飯ついでに台北随一のインスタスポットである四平街の周辺に行ったので、昨日のリベンジをしてみようかと、わりと頑張って映えを目指して撮ってみることにした。これがいわゆる四平街だ。後述する旗旗ストリートが、非常にインスタっぽい場所なのだ。

こういうときこそ以前個人開発した「where.camera」なので、久しぶりに使ってみる。数年前に個人でつくって、ちょっとユーザー増えたので手直ししてインスタに対応したりするうちに飽きたり忙しくなったりして放置している。地図とか航空写真をメインの写真と一体化して保存できるアプリだ。もし奇跡的に今さら流行り始めたら、動画対応を途中までやってあったはずなので、わりとすぐ動画対応できるはずだ。

四平街には、個人的に台北で一番おいしいと思っている朝食用ジャージャー麺屋の「偉富涼麺」がある。台北に来てここに来なかったことはほぼないので、今回も来た。 糖質制限しているときは泣く泣く諦めたこともあったが、今の私はゆえあって朝食には糖質を多少摂る必要がある。

これがその、「炸醤涼麺」だ。特に「うまい」以外の形容詞はなくて、ただひたすらうまい。一皿だとわりと少なめなのだが、後述するようにこのへんには妙においしいものがたくさんあるので、朝飯ハシゴ前提で一皿におさめると良いと思う。

この偉富涼麺と松江路の間にあるのが本当の四平街で、ここがなんか、わりと有名なインスタスポットになっている。道の空を被うなんかすごい量のカラフルな旗がまあたしかに見たことのない感じではあるが、実際に見るとまあ普通の商店街ではある。インスタグラムというか、スマホのファインダーに最適化された、ちょうど良いサイズでちょうど良い色彩の風景ということなのだろう。

単純に写すだけなら他の人のと同じなので、頭部を食い込ませて少しバウハウス感を出してみた。バウハウス感ってなんなのか知らないけど。

松江路の1ブロック入ったところにある、この旗旗通りの入口のところに、ずっと前からある台湾バーガー屋がある。もはやハンバーガーなので、台湾料理でもなんでもないのだが、食ってみると完全に「台湾バーガー」と呼ぶしかない香りと味わいで、他に存在しない某かになっている。

この店はたぶん現地の人たちの中でも有名な店のはずで、いつも行列になっている。

みたいに書いていると、優雅な台湾旅行のようにも見えるかもしれないが、たぶんこの30分間程度をもって、この台湾滞在の自由時間は終わりで後は仕事だ。昨日は、今日のイベントの趣旨も書いてみたので、仕事関係でご興味がある方はお読みください。


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