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第14回 本気で恋した男


Qちゃんへ。
あなたの妻、アレ山です。こんばんは。
この、私というオタクに、こんな質問をしていいと…?
推しでもなく、萌えキャラでもなく、好きCPでもなく、恋した男ってことよね。リアコ、ガチ恋ってやつですね。考えてみたら意外と人数は少なかったけど、とんでもない文字数になってしまいました。
約3500文字。今回はイラストも描けてません。描いたらさすがに身バレしそうで…。
すごい早口で語るので頑張って読んでくださいね。


飛影(幽白書)
私が一番最初に好きになった漫画のキャラクターです。好きになったのは保育園の頃で、当時飛影のぬいぐるみを持ち歩いて道で無くしてしまい、いくら探しても見つからず大泣きした記憶があります。多分これが初恋です。(保育園の頃に、ギターの弾き語りが得意な担任の先生に、結婚して!とせがんでいたという母の日記があったのですが、記憶がないのでカウントしません。)
飛影が無双しまくるVS武威が一番好き。武威が弱いんじゃ無くて飛影が強すぎる、飛影が戸愚呂と闘えばいいのに!と思っていました。
幽☆遊☆白書は私のバイブルなんですが、3周目に死々若丸様を好きになり(若返った玄海ばあさんにボコボコにされてから、その姿のお前なら惚れてたかもといって倒れる様にギュンギュンしました)
5周目には美しい魔闘家鈴木を好きになりました(玄海ばあさんにボコボコにされ心を入れ替えた鈴木が、蔵馬に秘密道具を渡すシーンで大好きになりました、絶対いいやつ、ガチ恋枠だ!)


西川貴教(T.M.Revolution
はじめて恋した三次元。
あれは朝、学校に行く前にポンキッキーズの夏フェス的な何かの映像を見ていた時です。
紫色の偏光ピチピチタイツを履いて、ハイプレッシャーを歌うサラサラマッシュヘアーで顔が綺麗な男。しかも必ず正面から風を受けてる。
お母さん、これ誰?変すぎる
『T.M.Revolutionレボリージョンだよ』
ティーエムレボリューション…
変すぎるが、気づいたら目で追っていました。気づいたら母がCDを取り込んでいて、気づいたらずっと聴いていました。車で延々と流し続け、父は『またTMかよ』とつらそうにしていました。
中性的な顔で、いつも変な服を着せられているのに、歌がバキバキに上手くて、そこがカッコいいと思っていました。歌番組でいじられているのも可愛くて好きでした。
その後、PUFFYのyumiちゃんとの結婚報道がありました。おめでとうと思いつつも心は離れてしまいました。女子だなあ。



千石清純(テニスの王子様)

千石清純、間違いなく彼がナンバーワンです。私が最も恋した男です。

そして、わたしが腐女子になるきっかけにもなった男…。
彼を知ったのは中学一年生の時でした。友達から勧められて読んだテニプリ。当時は主人公リョーマくんが所属する青春学園が一番人気でした。
みんな青学の中で好きなキャラを決めていました。わたしも一応『菊丸くんが好きかな』とか言ってました。でも本当は6巻で初登場した女好きキャラの千石清純がものすごく気になっていました。
一度だけ友達に、『菊丸も好きだけど千石が一番気になる』と言ったら死ぬほど馬鹿にされたのを覚えています。そう言われるのも仕方ないです、何故ならその頃はまだ彼の試合シーンが描かれておらず、ただただ他校の女子生徒を覗き見してニヤニヤしていただけなので…。しかし私はその時にみせたちょっとした強キャラムーブが大好きでした。へらへらしてるけど実はメッチャ強い的な
まだ数ページしか出てないキャラだったのでアニメイトでは下敷きもラミネートカードも売ってないし、もちろんジュニアっていう同人誌をかき集めた商業誌にも載ってなかった千石清純…。供給がないのでひたすら自分でイラストを描いていました。

11巻でやっと千石清純の試合が描かれて、私はパニックに…。千石清純、ラッキー千石という異名があるんですが、ただただ占い好きのラッキーマンだと思っていたら実はメッチャ動体視力がいいという設定があり、私は昇天しました。虎砲という、ちからづよいサーブも出た!!あれっ!?ただ強いだけのサーブ?!地味……ッ!!?!でも好き!!めっちゃ普通にテニスしてる!!しかも試合負けてる!一つ下の後輩に負けてる!!あんなに強キャラのムーブだしてたのに!えー!?!でも負け方も好き!!むしろ負けた後の千石清純がかっこいいいい!!!
…何故好きなのか?と聞かれてもうまく答えられないのが千石清純。飄々としているけど結構苦労してそうなところもいい。コミュ力があってチャラく振る舞ってる分、他人に対して一枚壁がある、そんな千石清純が……好き……いや、こんな男になりたい。こんな人間になりたい、かっこいい、憧れる。あとなぜか私と仲のいいオタクの友達ほぼ全員千石清純を通ってる。ここまで一息で読んでください

テニプリって変な技とか使うのでテニスじゃなくてテニヌって呼ばれてるんですが、千石清純は本当に普通のテニスしかしないのでそういうところも含めて好きです。
その後わたしは立海の仁王柳生ペアにバカハマり(こっちは最初からしっかりBLはまり)、その後すぐにテニプリを卒業してしまいました。なので六角あたりで止まってて最後まで読んでないんです、ありえない…。テニプリっていいな♪をまだネットスラングとしての認識しか無いので、早く読まなきゃ…。

当時の私(たち)は漫画やアニメのキャラクターに恋するっていうことにかなり抵抗があったので、キャラ×自分の妄想では無く、キャラ×キャラのBL妄想をしていました。あくまで自分は傍観者。漫画は漫画の世界。そこは境界をしっかりとひいていました。そうすることで、『現実の男の子も好きだよ〜ん』みたいな、一応思春期なのでしっかり現実の男の子にも目を向けている風にしていました。オタバレしないように隠れオタクやってましたが、オタクの間でもそのように振る舞っていました。
なので、本当は1人の男としての千石清純に夢中でしたが、千石×亜久津に萌えてるって言ってました。この2人略してゴクアクっていうんですけど。これはこれで普通にめちゃくちゃ好きでしたが根本的には千石夢女でした。(夢女とは、キャラ対自分で妄想する人のこと)


そういえば先日、現在連載中の新テニスの王子様で、近々『リョーマVS千石清純』の試合が行われるというツイートを見かけました。え…マジで…?千石清純、普通のテニスしかしないけど大丈夫…?テニヌをするの…?ああ〜もう本当に読まなきゃ…!絶対かっこいいんだろうなあ…


設楽聖司(ときめきメモリアルGS3
キャラ対自分の世界にハマったらほんとやばいし、自分は多分そういうの冷静になっちゃう方だから乙女ゲーとかやらんわ〜!by数年前のアレ山
ある日、ときメモGS3は恋がどうこうっていうよりも、とにかくオモロい!という口コミを見て、手を出してみました。
すでにGS3は流行りきって、次の波で『うたのプリンスさまっ♪』という乙女ゲーが流行っていた頃でした。みんながGS3にハマってる時には手を出さない天邪鬼がアレ山。
まあまあまあ、オモロいならね、やってみても良いかな。
結果、本当に本当にオモロかったです、おもろかったし、設楽先輩の強さと弱さに本気で恋しました…。設楽先輩、ワガママでぼっちゃまで上から目線で言葉はキツイけど嘘を言わないし、思いやりがあって実はめっちゃ優しくて、食べたことないB級グルメに子供みたいに喜んで、向き合うのが怖かったピアノにもう一度立ち向かう根性とか信念があって凄く好きです。一度大きな挫折を味わっている点も良い

他のキャラとの噛ませ犬にする『親友モード』っていうのがあって、それは私的にはあんまり…でした。他の男への恋愛相談をずっとしておいて、設楽先輩に片想いさせるというやつ。
一応うまいこと調整すると設楽先輩から『本音をぶちまけにきた』とダメ元の告白されるのですが、
これで『実はわたしも設楽先輩がすき!』っていうエンディングも選ぶと(設楽先輩は驚きつつ素直に喜びます)、散々別の男に気があるという恋愛相談をしておいてその掌返しは不誠実な気がして、わたしにはこの親友状態を楽しめませんでした…。心が痛むのが嫌で、設楽先輩にはずっと笑顔でいてほしいので一途に設楽先輩だけを何周も落として楽しんでいました。
でも現実に設楽先輩いても絶対付き合いたくないな…おまえって言ってくるのが無理



チャ・テシク(アジョシ)

ただただ最強かっこいい。チート。
見た目も強さも優しさも男らしさもパーフェクト。
内容は、韓国版レオンという感じ。
韓国では『彼氏と見てはいけない映画(彼氏より惚れてしまう)』と言われていた映画、それがアジョシ。でも男も惚れる男なんじゃないかな…と思います。
母親と一緒にキャーキャー言いながら見てました。


以上です。お疲れ様でした。
ネタバレになってももう良いかな、どうせ観ないだろうし!と思ってたくさん書いちゃいました。

次はちゃんと日記を書こう…
次はQちゃんの日記も見てみたいです。もはやしっかりめのコラムなので(笑)

アレ山

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