ミンストレル・ショウ気分を体験できる黒人コントをあなたに

見ればわかるが、舞台は黒人一家の葬式だ。死んだ父が若かりし日にハリウッドで残した演技の数々。その貴重なフィルムを彼の葬儀の場で初めて見ることになった一族郎党は、胸の高鳴りを抑えきれない。しかし蓋を開けてみると、これがミンストレル的なステレオタイプの連発連打なのだった……。
黒人コメディアンが演じる、前時代的ステレオタイプ黒人像。黒塗りこそないが、いや、黒塗りがないがゆえにこそ際立つ、その「低能人種」感を目撃されたし。
ポイントは、最後に喪主がその「貴重なフィルム」を保管するのではなく、棺桶に収めること。
Die, stereotypes, die.

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