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\2019年2月15日/「Q学のすすめ -障がいや文化を壁にしない次世代のコミュニケーションをつくる- 」開催レポート!

みなさんこんにちは!Q学事務局の学生インターンほむです。
今回は、2019年2月15日(金)13:30-16:30 永田町GRIDにて開催した
「Q学のすすめ -障がいや文化を壁にしない次世代のコミュニケーションつくる-」のイベントレポートをお送りします!

【目次】
1.Q学のすすめって?
2.ゲスト紹介
3.イベントの様子

1.Q学のすすめって? 

Q学のすすめとは、
Q学では、さまざまな領域・分野の第一線で活躍するプロフェッショナルの生き方に触れ、自分らしく生きるために何が必要なのか、最初のアクションを設計します。これまで全国から300名以上の学生が参加し、地域や専門領域や肩書に縛られない、多様な繋がりをつくってきました。

2.GUEST:未来言語

未来言語」とは、多様なバックグラウンドを持つメンバーによる、コミュニケーションの実験プロジェクト。ワークショップをはじめ、さまざまな実験を通して、100年先のコミュニケーションを創造します。

3.イベントの様子

さて、そんな未来言語のみなさんと学生によるトーク&ワークショップ、当日のイベントはどんな雰囲気だったのでしょうか???
私、ほむが現場の様子をありのままにレポートしていきますよ~!!

<受付開始>
2019年最初のQ学イベントということで、事務局もどんな学生に出会えるのか...どきどきわくわくしていました!大阪や山口県の方など、遠い地方から参加してくれた学生さんや、ろう学校の学生も参加してくれました!嬉しい!


席につくと、どのテーブルでもさっそく自己紹介がはじまり、初対面とは思えないほど会話が盛り上がっていました!今日は楽しいイベントになりそうな予感がしますね~☆

まずは、事務局神谷によるQ学の趣旨説明から!
今期のQ学キャッチフレーズは「FLY WITH CREATIVITY(創造力と飛び出せ!)」。Q学のすすめでは「正しい知識」や「スキル」を得ることではなく、自分自身が何かを「創りたい!」「やりたい!」と思う好奇心や探究心から行動を始めることを大切にしています。

これまで「Q学のすすめ」に参加してくれたゲストはみなさん、「成功するかしないか」「それが正しいか正しくないか」ではなく、自分が何に心を動かされ、行動しているのかを話してくれました。そんな純度の高い、好きや問いが発見した新しい視点や表現に、見る人は創造性への喜びや驚きを感じているのかもしれません。

ゲストの未来言語チームが登場!(待ってました!笑)
未来言語のプロジェクトの紹介とゲスト一人一人の活動内容の紹介をしてくれました。今回のQ学のすすめでは、「クリエイティブ」ってどんな状態なのか?を五感をフルに使い、参加者に実践してもらう試みをトークとワークショップの両方の側面から行います。「未来言語」は「伝わる」「伝わらない」を参加者全員で行き来しながら楽しむワークショップです。正しいか正しくないかという枠組みを抜けて、私達はどんな新しい価値を発見できるのでしょうか?わくわくします。

<ワークショップ開始>
ワークショップでは、見えない人・聞こえない人・話せない人の役割をそれぞれが担いながら、その場にいる全員でコミュニケーションをとります。初めにゲストの方々によるデモが行われました。
お題は...「出身地を共有する」

「はなせない」→「見えない」人は背中に書いて伝え、
「見えない」→「聞こえない」人は、、、

これは、、、大きな「岩??」

そして、、「て?」、、「あ!岩手!!!」なるほどー
だいたい感じはわかってきましたよ!

さあ!実際にやってみましょう!

<最初のお題は「ニックネームを共有する」>
それぞれ違う感覚を持った、チーム全員に伝えなければいけません。普段は、「音声」で伝えることに慣れているせいか、目の見えない人が必死に文字を書こうとするなど、周りに頼ることを忘れてしまいます。

「うーんと、えーっと、なんていうかそのー、、、」
自分の情報が制限されることで、自分自身が[できること・できないこと・頼れること]の整理がつかず、みんな混乱しています。笑

<次は、「しりとり!」今度は文字を書くことも禁止!
さて、難易度は着実に上っていきます。「伝える」ことに試行錯誤しながらも、チームのみんないきいきしていてすごく楽しそう!
しりとりの一回目が終了したら、よりスムーズにしりとりを回すためにルールをみんなで考えます。各チーム、ルールが決まったところで再度挑戦!!
「見えない人」と「聞こえない人」がいる空間では、「音とジェスチャーを同時に使う必要がある」、「伝わったか伝わっていないのかの確認」も簡単にはできないことにみんな気付いたようです。

そしてさ・ら・に、上級編!
見えない・聞こえない・話せないをあわせもった「ジョーカーカード」の登場
です。
次のお題は「バーベキュー(名詞)」>
制限がある中で複雑な要素を持った名詞を伝えることに大苦戦!大混乱!!
でも伝えたいという意思があるから、みんな笑顔!!

ジョーカーに伝えるために必要なルールをまたみんなで考えます。
「伝わったのか/伝わっていないかを伝えるサイン」、「情報が多すぎて混乱させないためにリセットのサイン」完全に音と文字が使えない中でコミュニケーションをとる方法をしっかり話し合っていきます。

レベルはさらに上がり、、、
<次のお題は「学校を休む(名詞+動詞)」>
え?「学校」なんてどうやって表現するの?!しかも「休む」なんて伝わるの?!表現の仕方も伝え方も各チームでオリジナリティが生まれています。こちらのチームでは、「休む」だから寝かせているんですね笑

動詞が加わったことで「名詞、動詞を区別するサイン」が必要なことにも気づきました。

なんと!最後はジョーカーとジョーカーがコミュニケーションを取ります!
<最後のお題は「面白い写真を撮る(名詞+動詞+形容詞)」>

コミュニケーションの「another world」を体感すべく、みんな挑戦します!それにしても難しい...

しかし!なんと見事に伝わったペアもあったんです。素晴らしい!!
コミュニケーションの可能性はまだまだ広がっているのですね!

そして<学生からゲストへの質疑応答タイム♪>
未来言語ワークショップが生まれた秘話」やそれぞれの「プロジェクトを初めたきっかけ」、これから思い描く「コミュニケーションの未来」など、ゲストの生き方に迫りました。

最後のグループワークの時間では、未来言語のメンバーも参加して、自分が【コミュニケーションを取りたい相手】を出し合って、その方法をチームで考えました。「植物とコミュニケーションを取る方法」「死んだおじいちゃんとコミュニケーションを取る方法」など、未来のコミュニケーションについて、さまざまなアイデアがうまれました。未来言語がある世界...想像するだけでワクワクします!

今回のイベントで、自分の知らない世界を知り、刺激的な出会いや気づきを得られたのではないでしょうか?
次世代のコミュニケーションをつくるという行為を通して、創ることに唯一無二の答えなんてないし、自分の好奇心ややりたいという前向きな気持ちがあれば、選択肢や可能性は無限大だということを学べる楽しくて貴重な時間でした!未来言語のみなさん、ありがとうございました!

次回、Q学のすすめは3月15日開催!<地域でつくる仕事のリアル>です。
地方創生や林業・自然と関わりながら仕事を作りたい学生!
地域のリソースを活用して事業を創りたい!休学をして自分らしい挑戦がしたい!そんな学生の皆さんをお待ちしています。


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