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アナログ絵 コンプレックス

アナログ絵 コンプレックスとは・・・パソコンでしか絵が描けないということ。勝手に考えた言葉。

小さい頃から絵を描いていましたが、大学生頃から徐々にパソコンで絵を描くようになり、卒業制作もパソコンで、社会人になってからはパソコンで描く事しかなくなりました。イラストレーターとは個性があるにこしたことはないと思っていて、画材で個性が出せるのでは…とぐるぐる悩んでいたこともありました。

〜パソコン絵が楽すぎる〜

パソコンパソコン、ゲシュタルト崩壊しそうですがアナログ絵に比べるとパソコン絵は格段に楽だと思います。
構図をさっと変えたり、色も自由自在に変えたり、元に戻したり…ペンタブレット(ペン型のマウス)を用いれば、紙で描いてるように描けます。ブラシも、水彩風だったり油絵風だったり、どんなタッチもほぼ再現できると思います。

あえて難点をあげるとすると、描き込めば描き込むほどデータが重くなったり、出力してみると色が思ったように出ない、などでしょうか。

ちなみに毎日描いているイラストは、ペンで線を描いて、パソコンで取り込んで色を塗っております。なぜか線はアナログと決めております…いい意味で力がぬける気がして…。

〜アナログ絵に憧れる〜

実は2.3年前に水彩絵の具と色鉛筆、けっこう奮発していいものを買い揃えました。(形から入るタイプ)確か自分の個性を探していた頃…(前の描くようになったきっかけ参考)
ですが結局描きたいものが思いつかないまま引き出しにしまわれる事に。

また、いろんな絵の展示に見に行くことが好きで、美術館からギャラリーなど行ってみると、やっぱりアナログ絵の原画が多く、原画を求めている自分もいました。
やっぱり微妙にラフの線が見えたり、筆の跡が見えたり、ライブ感があるところが原画のいいところなんでしょうね〜

もちろんパソコン絵の方でもすごく多彩でステキな方は沢山いらっしゃるので、個人的な見解ですが、いつか個展を開きたいと思った時にやっぱり原画を飾りたいと思うようになりました。

〜再びアナログ絵に踏み出したきっかけ〜

いつかまたアナログ絵描きたいなぁ〜と思いつつ、別に展示をするわけでもないし…と思っていましたが、グループ展のお誘いを受けました!
最初はあまり乗り気でもなかったのですがどうせならこれをきっかけに、またアナログ絵を描こう!と思えるようになりました。

〜描いてみたら楽しかった〜

グループ展ということで、テーマもあるので描きたいものを思いつくことができましたし、とても良いきっかけを頂けたと思います。
紙と額を買いに行き(額縁の値段の高さに驚く)、試しにいろいろ描いてみたところ、あれ?面白いぞ…と2.3年前と違う感覚がしました。
いくらパソコンで水彩ブラシを用いても出せないような筆の感じであったり、上手くいくかわからないけどだんだん良くなっていく感じ…
そして失敗できない謎の緊張感…

悩んだりするも、意外と軌道修正ができたり。出来上がったものをみて、パソコンじゃできないものが出来上がりました。額も、絵にしっくりくるものが見つかるとなんだか嬉しかったり。いつか額装とかしてみたいな〜。

〜グループ展のお知らせ〜

そんなグループ展ですが、初!原画発売もあります。まだまだ発展途上ですが見てもらえたら嬉しいです。(上の画像は今回送ったものです)少しですがグッズも置かせて頂く予定ですので、お近くの方はぜひ!遠方のため在廊の予定はありませんが、見に行ってみてください〜!

ふわふわほわわ展


バートック ギャラリー
 東京都中央区銀座1丁目18−2
2019年2月5日(火)~2月11日(月) 7日(木)休廊
13:00~18:45 (最終日 午後5時)

いつもありがとうございます。新しいグッズ制作の費用にかえさせて頂きます!