一生を終えて、生まれ変わったとして
再びまったく同じ人生を繰り返すと考えてみて、
今、この瞬間を肯定できるか？

もう一度まったく同じ日付でこんな時間にこんなことを考えたと綴る人生。
だらだらSNSを貪りこんな記事にありつく人生。
明日の予定にわくわくして眠れない人生。
夢について語り合い心ときめかす人生。
隣で大切な人が眠っている寝息を聴ける人生。

まったく同じ人生を繰り返すとして、
ああこれで良かったと、肯定することは出来る。
でも、それは後から考えたら思えることで現在が今を肯定してあげることはとても難しい。

それなりに幸せでこれでいいんだと
言い聞かせてるけど、現在を悔いなく生きてるとして
全部を肯定してあげることは簡単じゃない。

結果的に人生に価値など無いと考えて生きてもいいけども、幸福と感じるときがもし少しでもあったとして
辛いこともそれ以上にあったとして
でもそれがどちらも永久に繰り返されるとしたら
幸福が少しでもあればそれを肯定してあげても良いのかもしれない。

不幸×無限＝無限
幸福×無限＝無限

らしい。

この為に生きたって、これは幸福だって、言えることがひとつあると、
それだけで幸福なのだと。

そうやって肯定してあげるのもいいんじゃないの。

たまたまこの思想に巡り合ったのでメモがわりに書かせていただく。そう、ニーチェが呟いてたらしい。

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