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落ち込まない心を作る 第242幕

本日は、私の心の師と仰ぐ小林正観さんの講演の動画『落ち込まない心のつくり方〜問題が起きた時の解決法〜』をみなさんにシェアしたいと思う。
ぼ〜っとすること。
何事にも『気にならない』心のつくり方について語っています。
今、カッカしている人、落ち込んでいる人、心を鎮める癒す妙薬かもしれません。
小林正観さんの動画を聞いて、笑い転げてくださいね。
では、ごゆっくりご覧ください。

1.強靭な心のつくり方の説明

小林正観さんは静かに語り出す。
みなさんが何を言われても全然意に関せずニコニコしていられるっていう状態を強靭な魂、強靭な心を強靭な精神というんです。
強靭な心をつくってしまうとものすごく人生が楽なんですよね。
どんなことにも一喜一憂しないで、ものすごく強靭な心を作ってしまえば良いわけですよ。

2.強靭な魂をつくる具体的な方法

強靭な魂を作るために必要なことは、『ただぼ〜っとすること』。
結局ね、人間の強さというのは、傷つかないように身を守る、心を守ることではないんです。

①弱い人はこんな人

メンズプライド、自尊心っていうのを傷つけられないように、人間というのは一生懸命ガードして、『バカじゃないの、アホじゃないの』って言われた時に、『私は一生懸命生きてきたんです。こんなに一生懸命やったのに、みなさんがわかってくれないんです。私は家族のために一生懸命やっているのに、夫もしゅうともしゅうとめも子供も理解してくれないんですよ。私一人が空回りして一生懸命頑張っているのに』って泣いている人がいるんですけど、そういうのは傷つきたくないというガードしているので実は一番弱いんですよ。
傷つかないようにガードして、『そうじゃないもん。そうじゃないもん』って言ってる人って、実はものすごく弱いんです。

②.本当に強い人はこんな人

本当に強い人というのは、バカにされてもあざけられても、嘲笑されても一切傷つかないで『そうなんですよね〜。フッフ』と言ってる人なんです。
自分が『ろくなもんじゃない。大したもんじゃない』って言われた時に、示された時に、そういう言葉で態度で示された時に、『私はそんなんじゃない。ちゃんとしてるんだ』って言ってメンツやプライドを一生懸命守ろうとする人というのは、実はものすごく弱い人なんですね。弱いから傷つきたくないわけ。
本当に強い人というのは、そのメンツやプライドを傷つけられてぐちゃぐちゃにされても、笑顔で『フフフ』と言って生きていられる人、これを本当に強いと言います。

③.強靭な魂とは


強靭な魂とは、『ぼ〜っとする』ことなんですよ。
一喜一憂しないこと、自分の身体の外側の条件にいちいち過敏反応しないで、『自分が碌なもんじゃない。大したものじゃない』と、思い切ること、これが本当に強靭な魂ということの意味なんです。
『碌なもんじゃない。大したもんじゃない』と思い切ることができない人は、とりあえず今日帰って、鏡を5分ほど見ることをお勧めします。
『碌なもんじゃない。大したもんじゃない』というのが良くわかります。
それでも納得ができにくい人は、姿見を見ることをお勧めします。
顔だけじゃなくて、上から下までずっと見ていると、『碌なもんじゃない』のがよくわかります。🤣

3.人前であがらないコツ

私の講演会では、一番多い時は1800人とかいるんですけど、私は全然あがらないんです。
あがらないコツっていうのは、実は『自分が碌なもんじゃないし、大したものじゃない』と思っていると、全然あがりません。
人前で話す時にあがる人は、『自分がちゃんとした人に思われたい』とか、『良い話をしなくちゃいけない』とか、『人を感動させなくちゃいけない』とか。
感動させるのは簡単です。こんなにくだらないダジャレ言ってても感動させられますからね。
だから、嘲笑えても嘲られても良いと、自分がちゃんとした話、良い話、みんなかか評価されるような話というのを意識しながら、そればかり考えている人があがるんです。『碌なもんじゃないし、大したもんじゃないし、あ〜っ、この程度のもんだもんね』っていうお話ができると、あがりません。
だから、良い話をしようなんて考えるのはやめるっていう。元々だって良い話なんてないんだから。
くだらないダジャレを一生懸命考えていると、結構自分が楽しかったりするわけで。笑ってくれたら、まあそれはそれで良いんですけど、笑ってくれなければ落ち込んじゃうという精神構造は弱いんですよ。
笑われなくても、笑ってくれなくても、嘲笑われても、バカにされても、辱められても一向に気にしないで、『あっ、自分のダジャレのレベルっていうのはこんなもんだよね』って、自分で思うことができたら、すごい楽ちんなわけで、笑われなくても良いの別に。
大体ね、みなさんはね、あの話をするのに、笑わせるっていう高度なテクニックを学ぼうとするから難しいんですよ。
『笑わせる』っていうのと一字違いで『笑われる』っていうのがあるわけ。🤣
これは簡単。
碌でもないことを言ってれば良いんですから、
それが自分なのだから、より以上に見せる必要がないわけ。

4.夫婦仲良くするコツ

例えば、奥さんから『バカじゃないの。アホじゃないの』とか言われても、『ピンポン。その通りなんだよね』ってそうゆうふうに言えたら、夫婦喧嘩も起きないわけですけれどね。

夫婦喧嘩がなくなった話

ある会社の社長がね。1000人くらいの社員を使っている人だそうですが、私の話を聞いてね。結婚して30年経ってるんだって。結婚してから30年間言われ続けてるんだって。『バカじゃないの。あんたって』。
それを言われるたびに、すぐに導火線に火がついて爆発してしまって30年間毎晩毎晩喧嘩をしてきたって言うんですよ。
半年前にたまたま私の話を聞いて、『バカじゃないの』って言われた時に、『そうだよね。俺、バカだったんだよね』って言えたら、夫婦喧嘩がなくなってどんなに楽だろうと思ったそうなんだ。『俺、ずっとバカだったんだよ』って言おうと決心してから実際に口に出るまでに3ヶ月かかったそうです。だって30年間喧嘩してきたんだから。
決意して3ヶ月目に初めてその言葉『そうなんだよ。俺バカだったんだよ。実は』って言ったんだって。そしたら、奥さんが、30年間予想していなかった答えでしょ。で、口だけはパクパク動いているんだけども、全然声が出てこなくて、だからなんか言おうとするんだけど、『バカだったんだよ俺が』って言われちゃったから、予想してなかったんで1分ほどなんか口をパクパクしてたんだけども、ドアをバタンと閉めて出ていっちゃったんだって。以来、3ヶ月間喧嘩はしてないんだって。喧嘩が無くなったって、仲良くなったというのとは違うらしい。🤣
自分で認めてしまったら、こんなに夫婦関係が楽だったのかっていう状態になっているそうです。

5.何を言われても気にならない

これは全ての問題について全部当てはまるのかもしれない。
『自分が大したもんじゃないし、碌なもんじゃない』と思っていると、そこんところで誰かから何を言われても、『あじゃこじゃあじゃこじゃ』って一々気にならないわけ。

6.問題が起きた時の5つの解決法

目の前にある問題があったとして、その問題の解決には、3つの三次元的な解決法がある。三次元とは、わたしたちが生きている世界のこと。

①1つ目(三次元)

課長なり部長と意見が対立した時に、自分の意志や意見を徹底的に述べて、相手を屈服させて論破してしまって自分の意見を押し通すことが1つ目の方法です。
克服すること、乗り越えることです。

②2つ目(三次元)

2つ目は、逃避すること。
『この課長や部長の下ではいくら働いてもダメだ。自分が何を言ったって聞いてくれないし、こんなわからんちんのところにいてもダメだ』というので、そこから逃げ出して、別のところにいくこと。これが、逃避です。

③3つ目(三次元)

3つ目は、忍耐我慢をし続けること。
実際には、この方法をとる人は8割ぐらいだと思いますけど、忍耐我慢をし続ける結果として、身体の中にポリープを作る、ストレスを溜め込むということになるので、これをやり続けていると、身体がガタガタに壊れます。でも実際に、この3つの方法をとる人が多い。

④4つ目(四次元)

4つ目に、実は四次元の方法が待ち構えているんです。三次元ではありません。四次元。一次元上のところです。
向こうの世界に4つ目の解決方法があります。
4つめの解決方法とは『気にしない』と言う考え方ですね。
『気にしない』とは、英語で言うと『I don't mind』、『ドンマイドンマイ』というやつですね。『気にしない。気にしない』というやつです。

⑤5つ目(五次元)

実は五次元の世界に5つ目の解決方法があります。
四次元は、『気にしない』だったんだけれども、五次元の5つ目の解決方法は『気にならない』という方法です。
これは、1、2、3は問題を認識し解決しなければいけないと思った結果としての3つの方法だったんですけど、4つ目は問題認識をしてるんだけど、『なるべくそれについて考えないことにしようって。気にしない。気にしない』っていうのが『気にしない』なんですよね。
『気にならない』というのは、1、2、3、4と全く違うんです。
問題を問題として認識していないのが『気にならない』というやつ。
『気にしない』ようにしているのではなく、『気にならない』やつ。
だから、『あんた、バカじゃないの』って妻から言われた時に、『気にしないようにしよう。そうだよ。俺、バカだったんだよ』って言うのを努力して言っているのが、『気にしない』の段階ですけど、本当に心からそう思って『本当に良いこと言ってくれるなあ。実に見事な指摘をしてくれるなあ』と言うことで、ニッコリ笑って『そうなんだよ。俺、バカだったんだよ。良かった。今日わかってくれて。30年ぶりに自分を理解してくれた妻』と言ってニッコリ笑えるっていうのは、これが『気にしない』のではなくて、『気にならない』私になったということです。『気にならない』私というのは、問題を問題として認識しないのですよ。
だから強い。問題を問題として認識して、それについて一喜一憂して、辛い思いをしているというのが、実は人間の弱い心が理由で、人間が強くなると言うのは、どんなにバカにされて、辱められても、それをバカにされないようにガードすることではなくて、バカにされても、嘲られても、全然気にせずにニッコリ笑って『そうなんですよね〜』って言ってられるのを本当に強い人と言いますと小林正観さんは、締めくくっている。


まずは、『気にしない』人に、
そして、『気にならない』人になっていこう。
強靭な心を手に入れるのはもう少し。
そうすれば、必ず幸せが訪れることだろう。


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では また次のnoteで お会いしましょう。




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