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お肌とお顔

私はこう見えても美容に興味がある。
良い化粧品があれば試してみたいし、美顔器とかで引き上げたい。
年齢や重力に抗いたい。

といっても基礎化粧品は長年変わらず気に入ったものを使っている。

先日、リフレッシュできるようないい香りのするハンドソープを求めてデパートをさまよった。

あるお店に入り物色してると、若いきれいな女の人が
「何かお手伝いできる事がありましたらお声がけください」とキラキラとした笑顔で言ってきた。

最近はいらっしゃいませではなく
「May I help you?」の直訳のような事を言うのだな〜と同じ接客業として勉強になるなーと思いながら声をかけた。
(英語の直訳が日本語になってきていると最近感じる。いつから言いだしたのか、気分が上がる、下がるなど。)

「さっぱりした甘くない草とか木っぽい香りのハンドソープを探しているんですが」

と言うと2つあるとお試しを見せてくれて、
自ら泡だてて私の手を包みこみ優しく洗ってくれた。

とても良い使用感だったけど、香りが思っていたイメージと違ったため、
「とてもいい感じなんだけど香りがイメージと少し違いました。。」
というと嫌な顔もせず
「そうですかー、この2つしかなくて」
とおねえさん。

若いのに接客に慣れているのか感じがいい。
「何か他に試されてみますか?」
「んー」と悩んでいると
「化粧水などもいい香りのものがありますがいかがですか?」
と聞いてくれた。

基礎化粧品はすでに決まったものがあるからといったら、おねえさんはまゆげを少し下げてにこやかに

「お客様きれいなお顔ですも あ、きれいなお肌ですもんね」

「いえいえそんな」

ん?今言い直した?
きれいな顔、ではなくお肌のみであると(笑)

「顔はそうでもないですけど、お肌はきれいみたいですね。」
「お肌がきれいと言いたかっただけで、お顔のことではないんです。」
「顔は良くないけど、お肌は手入れしてしているようですね」 

など心の中で一通りツッコんで楽しみ、
(おねえさんはきっと全くそんなつもりで言っていないとおもうけど笑)
ありがとうございましたと店を出る。

さっそくQQ男にこのおもしろいエピソードを伝え、最近はこのネタでしばらく遊んでいる。

しかし、私も人ごとではない。
接客では何度も失敗している。
トンチンカンな事を言ったり、失礼な事を言ったり、調子に乗って余計な事をいったりする。

人の振り見て我が振り直せ。

もう少し、きれいな顔になるよう努力するか(そっち?)


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