甘い・ショッパイ・辛い…この世には本当に多種多様ながお菓子が
存在する。

　では、一つ気にならないか？
『この世で一番上手いお菓子って何？』と
結論を言う、私は分からない。
何故かというと、全てのお菓子を食べた事が
ないからだ。比べようがない

　しかし、本当に上手いお菓子なら
知っている。私が食べたお菓子の中で一番
美味しかった物を今回、ご紹介します。

　いきなり結論から言う、それは『ミレービスケット』だ！

　この答えに不満に思う人はいるかも知れない。
だが聞いてくれ、先ず大前提として私は食事で得られる快楽は
そんなに多く無いと思っている。

　一杯　1,000円のラーメンと10,000円のラーメンの場合は恐らく
後者の方が上手いであろう。だが値段が10倍高いからといって
味が10倍上手い訳では無い。

　勿論、食事というのは自分一人で食べるだけではなく、時に人を接待
したり等仕事の場でも使われる。
　しかし、私が今回ご紹介するのは『味』と『喜び』のみを追求したお菓子
ですのでご了承下さい。

ミレービスケットの見た目

　こちら、ミレービスケットの中身ですが…いやぁ綺麗ですね。
キラキラと輝くのではなく、さり気なく自己主張をする。このお菓子の本質を見た目から表しています。

　ただ甘くて豪華なだけの物は世の中に溢れていますが、地味ながらも
温かみを与えてくれる存在は中々無いと思います。

ミレービスケットの味

　肝心のお味ですが、ここまで期待させておきてアレですが
『そんなに美味しくありません』
決して不味い訳じゃないんですが、目が飛び出る程美味しいという
訳ではない。

　でも、そこにこのビスケットの価値があると私は感じました。
先ほども書いた通り、地味。でも一枚、一枚が地味だからこそ
より何度も幸せを、食べる喜びを感じられる。

　食事は最初の一口が一番美味しいと言いますが、コレは違います。
薄く、地味だからこそ何度も…何度も…何度だって初めての美味しさ
味わえるんです。　

　一度に大きな快楽を貪るのではなく、小さな幸せを少しずつ、食して行く
袋に書いてある【まじめなおかし】とは、こういう意味かも知れません。
　　　　　　　　　　　(違ったらごめんね)

　最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
良かったら近所のスーパーでご購入なさって下さい。
　　　　　　　　　(ステマじゃないよ)