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壁打ちの反発係数

アイディアなどを人に話してフィードバックをもらうことを壁打ちと言ったりするが、物理の壁と同じように、反発係数(はねかえり係数) (Wikipedia) を考えてみても良いだろうと思った。

e=0

聞くだけでなんも返さないやつ。

昔聞いた話で真偽不明だが、どこかの数学の研究室には入り口の前に狸の置物があって、教授に質問するまえにまずその狸に質問するというルールになっているらしい。実際それで解決して帰っていく学生がとても多いとのこと。

「レンタルなんもしない人」さんとかもこれにあたるだろう。受けるだけで跳ね返さない。相手に投げさせるだけでも壁には価値があるということだ。

e=0.3〜0.7

状況によるが、一般的に壁に求められる値はこの辺だろうか。これに加えて跳ね返す向きも重要だが、相手に打ちやすく調節するのが壁の役目でもある。

コーチングとかはこれに近いだろうか?

e=1

これをやると相手も壁になりそう。壁vs壁の対決だったらe=1でないとね。ラップバトルみたいなイメージ。違うか。

e=10

別名「よく喋る壁」。

こんな壁には壁打ちしようとは思わないので、そうならないように注意する。

まれに例外として「経験が浅いから全然知識はないんだけど、吸収力(素直さ・地頭)が半端ない」という人がいるので、そういう人に対してだけは有効かもしれない。

自分が壁になるときに意識していること

まず傾聴する。で、同時に考える。自分視点でも考えるけど、特にその人の立場で考える。その人が本当に言いたいことはなんなのか。それを中心に組み立て直して提案してみたりする。

それがうまくいくと良い跳ね返りができるように思う。「考える壁」とでも名付けようか。

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