プレイグ オクラホマ州
最近、オクラホマ州のプレイグという町に引っ越してきた。
チェコからの移民が設立した町で、地名の「プレイグ(Prague)」は、チェコの首都「プラハ」の英語読み。
人口は約2300人ほど。郊外はほぼ牧場で、人間より牛の方がずっとずっと数が多い。
小さいけど、何にもないようで何でもある町。スーパーマーケット、ハードウェアストア、薬局、コーヒーショップ、レストラン、美容院、ネイルサロンと、通常の生活をおくる上で何の不自由もない。
キリスト教の教会は、カトリックとプロテスタントを合わせて14軒。フリーメイソンのメソニックロッジもある。
オクラホマ州の2大都市、オクラホマシティとタルサからは、車で1時間ほど。日本食が恋しくなったら、どちらかのアジアマーケットまで車を飛ばせばいい。
この町で一番気に入っているのは、空の大きさ。
元々オクラホマには山がないので遠くまで見渡せる上、ここには3階建て以上の建物はない。
朝はピーカンの木の葉の間を縫って登る朝日を感じ、日が沈む頃には、西側の空全体が真っ赤に染まるのを眺めながら夕食の準備をする。
住宅街を抜ければ360度空、空、空。
空ってこんなに大きいんだって、毎日感動してます。お金では買えない幸せが、たくさんこの街にはある。
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