行動経済学まんが ヘンテコノミクス

こんにちは、QTのオノダです。
今回紹介する本は「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」と言う本です。

【内容紹介(Amzonより抜粋)】

人は、なぜそれを買うのか。
安いから? 質がいいから?
否。そんなまっとうな理由だけで、人は行動しない。
そこには、より人間的で、深い原理が横たわっている。
この本には、その原理が描かれている。
漫画という娯楽の形を借りながら。

と言う感じの概要なのです、この本の凄いところは行動経済学という様々なビジネスの盤面で活用できる根源的な学問を「漫画」という誰でも簡単に受け入れやすいフォーマットに落とし込んでいるところにあります。

本書の読みやすさ、そして内容理解のしやすさは天下一品なので「本を読むのが苦手な人」にこそオススメしたい一冊です。

本書の中で特に興味深かった内容が
「罰金による罪の意識の軽減」という部分でした。
内容はざっくり説明すると以下のようなお話。

ある保育園で、毎日お迎えの時間に間に合わない保護者が4人いた。
お迎え時間を厳守して欲しいと思った保育園は対策として
お迎えの時間に遅れた場合「1時間につき500円の罰金」をルール化する。
これがきっかけで遅刻する保護者が減ると考えた保育園だったが
ルール制定後、遅刻者が倍増する。


「人間は罪悪感を罰金という行為で清算してしまう」ため
罰金がない頃はモラルに則って罪悪感を感じていた保護者たちも
罰金という行為で罪悪感を清算した結果、
合理判断として遅刻をするようになった、ということらしいのですが
個人的にはかなり腑に落ちる人間の行動原理な気がしました。

こんな感じの人間の行動原理と経済活動に纏わるお話が23編の漫画によって描かれている本書は広告やマーケティングコミュニケーションに携わる人には特にオススメの本だと思いました。

と、言うのも広告クリエイティブでもマーケティング でも、
突き詰めていけば行き着く先は「人間を理解」し「人間を動かす」ことが
ゴールになると考えます。
物を売るためにはそれを買う相手を深く知る必要があります。

人間は何を考え、何を大事にし、どういう状況でどういう行動を取るのかを
出来るだけ大極を見て知って、理解しておくことが重要と考えます。
その大極としての「人間」を理解している人だけが
それをブレイクダウンして「デモグラフィック」や「指向性」でセグメントされたターゲットを理解することができると考えます。

そう言う意味でもこの本に書かれた人間の行動のサンプルは、とても重要なサンプルとして仕事に活用できるものだと思いました。








この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

💗
4

QTbyquarktokyo

QTbyquarktokyoは、マーケティング戦略の立案とクリエイティブディレクション、制作までをワンストップで行う専門チームです。若年層マーケティングやデジタル戦略・映像制作に長けた弊社チームメンバーの独自の視点から見た、POPで少しだけタメになりそうな読書感想文を発信します!
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。