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大本教お筆先(大正8年1月27日)

1、大本教お筆先(大正8年1月27日)

現はれて間もなくかくるる西の空     
二日の月は上弦の        利鎌りれんの如き鋭鉾えいぼうを     
しばし隠して武蔵野むさしのの       草木もなびく時津風    
時を松風梅ヶ香の        かおる小さき神の森に    
三五の月は澄渡り        谷の戸開けて鶯の     
声も長閑のどか足御代たるみよの       竹の園生そのうの清くして    
功績てがらも太く村肝むらぎもの         心の奥は朗らかに    
皇大神すめおおかみに捧げ奉りし真心の   千歳ちとせの鶴の替玉かえだまは     
仕へてほまれを酉の年       四十四度の紀元節    
みろくの神代の初春ぞ      正しき友の寄り集む    
雄々しき清き活動に       助けの神と表はれて    
雲井に高き高松の        八重の玉垣いと赤き    
心の色は日月の         光になぞじょううば    
鶴は千年亀は万年        東邦朔とうほうさくの九千年  
栄え三浦の皇統家は       日夜久ひやくむつまじく神国の    
神代の姿備はりて        三千世界の太平を   
松竹梅の経綸しくみぞよ        辛酉かのととりの紀元節    
四四十六の花の君        世の立替立直し    
凡夫の事も菊の年        九月八日のこの仕組    
天津国玉あまつくにたま国津御魂くにつみたま        石凝姥いしこりどめ神御魂かみみたま    
金銀龍の神馬しんめみたま        高天原たかあまはらに納まりて    
天下泰平千秋せんしゅう万歳万々歳     七福神の楽遊び    
豊受の神の豊国の            ぬしと現れ真寸鏡ますかがみ

三浦芳聖著『弥勒大菩薩(世界大救世主)出現を立証する神風串呂』

三浦芳聖は、このお筆先を、昭和28年3月18日、大本教事件を担当した大審院検事で後に検事をやめて出口王仁三郎の弟子となり、大本教の信徒となった土井靖都氏(当時は大長老)から、直接聞いたと述べています。

出口王仁三郎氏の無意識下に書かれたお筆先(自動書記)であるため、その解釈は大変難しいが、三浦芳聖が著書の中で述べている解釈では、「雲井に高き高松」は、神風串呂の「高松」三串で表現される「三浦芳聖」のこと。

「栄え三浦の皇統家」は、神皇正統三浦皇統家のこと。「四四十六の花の君」は、お筆先が出た大正8年1月27日当時、数えで十六歳の中学生だった「三浦芳聖」のことだという。

(三浦芳聖著『弥勒大菩薩(世界大救世主)出現を立証する神風串呂』 9~11頁)

【参照】石清水八幡宮と三浦芳聖晩年の住所との神風串呂(№28)
「国府町地区」-「的場」-「天王」-「加賀美」-「大門」-「石清水八幡宮」-「国府町・天王山」-「玉垣町」-「国府町」-「ありし日の三浦芳聖家」

「雲井に高き高松の八重の玉垣いと赤き」の「玉垣」は、三浦皇統家大神宮(ありし日の三浦芳聖家)の尊称だと思います。

高藤町弥勒

【参照】高遠町弥勒と三浦芳聖晩年の住所との神風串呂 (№98)
高松町」-「ありし日の三浦芳聖家」-「高松」-「高松」-「弥勒」-「日本平山」-「白髭山」-「弥勒」

【参照】八尺鏡野と皇大神宮内宮との神風串呂 (№111)
「八尺鏡野」-「⛩皇大神宮内宮」-「弥勒

2、大本教弾圧事件の核心

大本教の弾圧事件で問題となったのは下記の内容であるという。

検事が裁判所に起訴した事件の核心とは何であったか。すなわち、「出口王仁三郎は日本帝国の皇統を否認し、自ら世界を統一して独裁君主たらんとし、宗教の美名にかくれて世界(あるいは国体)変革の陰謀をはかり結社を組織した」というのである。

『出口なお 王仁三郎の予言・確言』263頁(出口和明著、光書房) 

つまり、大本教弾圧事件の真相は、上記で述べた御筆先の「栄え三浦の皇統家は」「神代の姿備はりて」「世の立替たてかえ立直たてなお」などの表現に時の政府が「大本教団に別の皇統家が隠れているのではないか」と危機感を抱いたために起こされたという事なのである。


🟡串呂クシロ(かんろ)とは

神風串呂しんぷうかんろ(カミカゼクシロ)とは、元伊勢伝承で皇祖神が各地を行脚しながら構築した「元伊勢クシロ」の事です。

元伊勢クシロは、皇城守護の結界のことだといわれていますが、その結界とは、神風串呂しんぷうかんろ(カミカゼクシロ)のことだったのです。

串呂は、極秘で構築されて来たので、そのように言われてきたのです。 地名(地文ちもん)に秘められた天地神明からの啓示を解明する学問が神風串呂しんぷうかんろ(串呂哲学)です。

神風串呂は、地文ちもん(地名)を研究することで天地神明の存在を認識することのできる神道皇霊学しんとうこうれいがくで、神国日本再建のために皇祖神によって構築されました。

地名(地文ちもん)に秘められた天地神明の啓示を解明する学問が神風串呂(串呂哲学)です。

神風串呂しんぷうかんろ(カミカゼクシロ)を学ぶことによって、日本が神国である事実を認識し、皇祖神からの神妙なる息吹を体感体得することができるでしょう!

串呂主宰神(伊勢神宮の大神)が、長期間掛け苦心惨憺くしんさんたんの末に構築された神風串呂に学べば、我が国は天佑神助により日本民族本来の力を発揮出来るようになるでしょう。
 
 神風串呂しんぷうかんろ(カミカゼクシロ)を無視もしくは敬遠していると、群雄割拠の戦国時代(120年以上)に無辜むこの民が味わった塗炭とたんの苦しみを、国際的な規模で再体験することになるのではないかと心配しています。


🟡串呂を表わす地名  滋賀県彦根市「甘呂町」、串呂=甘呂=甘露の神諭


💟串呂文庫

🔴三浦芳聖著「神皇正統家極秘伝 明治天王(睦仁)の神風串呂」復刻版
🟢三浦芳聖著「五皇一体之八幡大明神 三浦芳聖 降誕号」復刻版
🟠三浦芳聖 著「神風串呂神伝」
🟢三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』(デジタル復刻版)
💟三浦芳聖伝-神皇正統嫡皇孫(鈴木超世志)
🔴神風串呂入門-神皇正統家極秘伝(鈴木超世志)
🟡地文学への招待(鈴木超世志)
🟢南朝(神皇)正統皇位継承論(鈴木超世志)
🟣開鏡維新の神風串呂(鈴木超世志)
🟡明治天皇(睦仁)の神風串呂(鈴木超世志)
🟠皇祖神からの伝言-ここまで解った元伊勢伝承(鈴木超世志)
🟡串呂文庫 コピーサービスのお知らせ 串呂哲学研究会


🔴バックナンバー(総合)

🟡情報拡散のお願い

 この記事に到着された貴方様とのご縁に感謝しています。これは皇祖神・天照大御神から地上に派遣された神皇正統嫡皇孫・三浦芳聖が解明した神風串呂や三浦芳聖伝の紹介記事のバックナンバーです。

三浦芳聖が解明した神風串呂には、日本民族の進むべき道が、明確に示されています。日本民族の危急存亡の時に当たり、一人でも多くの方に読んで頂けるよう、この情報を拡散下さいますよう、宜しくお願い致します。

串呂主宰神は、なぜ、長期間かけて神風串呂を構築し、このように神皇正統の天皇を顕彰されるのか!この一点を徹底的に講究しますと、神風串呂の要諦が理解でき、今我々は、何を第一とすべきかが分かります。ここに日本民族の存亡が掛かっているのです。真実に目覚めましょう!

2千年以上の長年月を掛け神風串呂を構築された、串呂主宰神・天照大御神様のご苦心と、生涯を掛けて神風串呂を解明された三浦芳聖師のご努力が、日本国と日本国民の皆様の幸せの為に生かされますよう願ってやみません。
神風串呂は、神界から日本民族への目に見えるメッセージ(啓示)です。

神風串呂と神風串呂に昭示されている「神皇正統家」は日本民族の宝です!さらに研究を進めましょう!

一人でも多くの方に、神風串呂の存在をシェアして頂きますよう宜しくお願いします。

神風串呂を主宰しておられる神様は、天照大御神様ですので、串呂の存在を一人でも多くの方々にお知らせすると、天照大御神様がとてもお喜びになられます。

出典は三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』を始め『串呂哲学第一輯』『神風串呂』『串呂哲学』『串呂哲学と地文学』『神風串呂の解明』等、通算181号(いずれも神風串呂講究所発行、1955年~1971年) を参考にして、研究成果を加味しました。

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🟡最後までお読みいただき有り難うございます。
串呂哲学研究会 鈴木超世志
ブ ロ グ 串呂哲学研究会
メ - ル(shinpukanro024@yahoo.co.jp)
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読者の皆様方のご支援に感謝しています!三浦芳聖先生の著書を復刻し、地文の住所を新住所に改め、プロのグラフィックデザイナーに依頼して串呂図のCG化を推進しています。今一層のご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。