「結婚して幸せになりたい」そんなあなたに贈る、セレブ婚経験者や芸能人から考える、自分を幸せにする具体的手法。

「結婚して幸せになりたい。」こんなことを言う人が多い。しかし、なぜ結婚したら幸せだと思うのだろうか。結婚している人が「私、今幸せ」というのならわかる。まだしていない人が結婚したら幸せだと思う根拠はなんなのだろうか。ただ漠然と結婚したら幸せなんだろうなと思い込んでいるだけではないだろうか。現代社会はこの何となくみんなが良いというものを追い求める空気が蔓延している。SNSでは嫌でも他人がどんな生活をしているかが目に入ってくる。キラキラ女子は今日も必死に自分を光らせている。「イイねがたくさん付いている私は幸せでしょ」と叫んでいる。このみんなが良いというものを漠然と追い求める思考は自分を苦しめる。もっとアレが欲しい。もっと良い生活がしたい、もっと良い恋人が欲しい。仏教の教えにもあるが、欲望の追求というのは永遠に苦しいのだ。どれだけ手に入れたところで「もっと」となる。
現代社会の資本主義ゲームから逃れられない我々は無意識にこの「もっと」を追求してしまう。みんなが結婚してるから私も結婚したい。どうせ結婚するなら良い恋人と結婚したい。その結婚生活はさらに良いものにしたいからセレブ婚がいい。もっともっと。なんとなくセレブ婚に憧れるのはこういう思考回路なのだ。でもよく考えてみて欲しい。みんながみんなタワーマンションの生活が合うわけではないのだ。イタリア旅行よりも熱海が好きだと感じる人もいるのだ。タワーマンションで生活したこともないのにタワーマンションに住みたい、イタリアに行ったこともないのにイタリアに行きたいと我々は思い込まされているのだ。熱海よりもイタリアに行ってきましたのほうがインスタ映えするだろう。イイねの数も多いかもしれない。しかし、それはあくまで他人の価値観なのだ。他人の価値観では幸せになどなれないのだ。他人の価値観に振り回されているうちは永遠に満たされない。そこで、今回はかなりのものを手に入れているセレブ婚経験者やオレが出会った芸能人を例に挙げて、彼ら、彼女らが幸せなのか検証していきたい。そして、これからの時代の幸せというのが、どういうものなのかについても言及してみよう。

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