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わたしと音楽#昭和編

最近はめっきり行けてないが
カラオケにいくと
いちばん盛り上げるのは
やっぱり昔の曲だ。
同世代に限るけど。

何しろ最新の曲は知ってはいても
歌えない。
鼻歌ならそれなりなのに
マイクを持ったとたんにすべてが1章節づつズレるのだ。
 リズム感と加齢の関係性について
誰が教えてくれないかな。

それはさておき、わたしが好きだった昭和の歌のひとつがこれだ。

蒼夜曲(セレナーデ)/尾崎亜美

知らないでしょ?
カラオケで歌うと まぁ盛り下がる。
尾崎亜美さんといえば
あの有名な「オリビアを聴きながら」の作者だ。
もちろんそちらも名曲中の名曲だけど、この[蒼夜曲]も負けず劣らず 切ない曲だ。

わたしは中学生だった。
当時 好きだった男子がなぜか尾崎亜美ファンで 話す口実でアルバムを借りた記憶がある。
あざとい中学生だったのだ。
そのアルバムの中で この曲と出会い、今でもフルコーラス歌えてしまうほど 記憶に刻み込まれている。

しかしながら その男子には振られた気がする。
告白もしてはいないけど なんとなく周りに感付かれて 引かれた、という結末だったような…

それでもこの曲を聴いて 別に彼を思い出してキュンとしたりはしないので それくらいのことだったんだろう。

ただただ、いい曲だと思う。
別れの意味なんて知る由もない中学生のわたしが
その歌詞を理解できていたのかは疑問だけど きっと別れにすら憧れがあった 幸せなお年頃だったのだろう。

この先に流す涙も知らずに。





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