Note 123: ヘアサロンを止めて床屋にした【楽天ポイント『改悪』対策】

別に読まなくていい記事。

髪の毛はそんなにこだわっていないが、ここ2年ぐらいは、自分としては不釣り合いな高級ヘアサロンに行っていた。
理由は楽天ポイントの還元率を上げるためで、楽天ビューティを使って予約していたのだ。
楽天ビューティはホットペッパービューティーの楽天版みたいなサービスだが、楽天TVとか楽天Fashionとかと同じで、とにかく店が少なく、紹介されている店も、やたら値段が高かったりしてイマイチ。
それでもカットだけ4千円というお店を見つけて、話が面白い女性スタッフと馴染みになって、月イチで通っていた。
それで還元率がアップするので元が取れていたのだ。

楽天ポイントは、楽天経済圏という言葉がある通り、関連サービスを使えば使うほど加速度的に貯まる。
ポイントなんか貯めても使いどころが難しいが、楽天の場合は楽天でんきという出口戦略があって、電気料金で一気に消費できるところがいい。
この楽天経済圏の攻略法を、ブロガーやユーチューバーなどのインフルエンサーが大量に発信していて、自分もそのブームに乗っていたし、何なら受け売りで発信していた。

が、ぼくなんかが目をつける頃には大抵のものはオワコンであって、楽天の三木谷さんが、インフルエンサーの盛り上がりに頭に来て(?)ポイント還元率を上げる制度を次々に廃止、縮小した。
インフルエンサーはこの動きを「改悪」と言っているが、客寄せのためにやっていたおまけ商法が、攻略法みたいなもののエジキになったら廃止されるのはしょうがないとも言える。

ということで、ぼくも料金が東京電力より高くなる楽天でんきを終了し、1年間無料期間が終了した楽天ひかりを終了し、カード払いはインフルエンサーの間で今話題の三井住友ゴールドカードNLに軸足を移した。ポイント還元がガクーンと下がる楽天証券も廃止し、SBI証券とマネックス証券に移る予定である。

ということで、楽天ビューティを使い続けることによる利益が、ヘアサロンの料金を下回ってしまったので、オッサンには相応の床屋にいくことにした。

おりしも、通っていたヘアサロンは馴染みの女性スタッフが里帰りしたということなので、「アー川崎市のフカザワさんって人、xxxxちゃんがいなくなったので来なくなったのね」と言われているかもしれないし、言われてもしょうがないし、別に構わないのだが、上記のような理由です。
(どうでもいいですよー。。

床屋は、近所の商店街の1500円のところにした。
床屋っていうか格安のヘアサロンかな?
おばちゃんもいるし、JKもいた。
いずれにしても、初めての店でちょっと緊張した。
前掛けを掛けられて、モゾモゾやっていたら「あっ、袖はないです」と言われてそっかーと思った。

30絡みのお兄さんが「どうしましょうか」と言う。
普通に「9mmのツーブロックで、耳にかぶるぐらいにして、フロントは真ん中分けにしてください」と言ってみた。
お兄さんは、いまどきそれぐらいの注文は普通ですよという感じで、さらに細かいことを聞いてきた。
「後ろまでツーブロックにしますか」
「後ろは9mmだと急に段になってしまうので、うまくぼかしているようですが、そうしますか」
「前は透いて減らしますか」
「髪質がやわらかいので、根本から透くと段になってしまうので、前は髪先から長さを減らしていたようです。今回もそうしますか」
みたいな。
いずれもイエス。
「前にやってた方がうまくやってたみたいで。。」と何度も言われて、なんか嬉しかった。
褒められてるよ、xxxxさん!w

あっという間にカットが終わって、そこそこいい感じになった。
ここでワンポイントだが、1500円というのはシャンプーとブロウがないのだ。
そりゃそうか。
それならそれで、別にそれでもいい。
ぼくはね。

ということで、無事帰ってきた。
決済が現金のみだったのと、お兄さんが超ヘビースモーカーみたいな匂いがしたのがチョット。
でもまあ値段なりだ。

店は賑わっていた。
上にも書いたが、妙齢の女性もJKもいた。
いまどきは値上げ続きでみんなお金に困っているので、惰性で高級ヘアサロンに行ってた人が安い店に流れている現象があるかもしれない。
それはそれで寂しい気もするが、ぼくに関しては今日行った店で十分な気もした。

(この項おわり)

会社員兼業ライターの深沢千尋です。いろいろ綴っていきますのでよろしくです。FaceBook、Twitterもやってますのでからんでください。 https://www.amazon.co.jp/l/B005CI82FA