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「風物詩」なんて言わないで、改善しようよ。不便なこと色々。

まずは思いついたこと一つだけ。
このシーズンになると入学新学期が始まり、電車通学の子ども達は定期券の購入が必要となる。

可哀そうなのが新入学生。電車通学が恐らく初めてとなる子も多いだろうから学校に行く機会がそうそうない。入学式や説明会が実際どうやって授業が始まっていくのかが分かるタイミングとなる時期だろう。

その時に定期券の購入しようとするのが人の心と言うもの。
そして、大行列。
例年の風物詩となる。

これに対し、確かに鉄道会社は再三再四定期券を事前に買って置けとアナウンスしていた。これは社会人向けかもしれないが、行列対策にもあっただろう。
ただボクがこのアナウンスを気が付いて聞いたのは、日中の昼間のお客さんが少ない時間帯。この時間帯に、人が少ない時にアナウンスしても効果のほどは知れる。鉄道会社のやる気が知れる。
過去はこれで仕方がなかったのかもしれない。良かったのかもしれない。
今は手段がないか?

今はそもそも改札に入る時点でICカード乗車システムになっているのではないのかい。なぜ入学式などで通うことが決まった時点で学校と協力して入会手続き所などを入学式封筒に添える、学校から強力に勧めてもらうことをしないのだろうか。
というのは、やはり長蛇の列は、この時期JR線など影響を与えかねないと思うのである。窓口を別にしても、対応職員の数は限られているだろうから。
なんのための、IT推進だろうか。
こういう時にこそ役に立つべきものでないと。

逆の例。
あるスーパーで無人レジが使えなくなったという記事を見たことがある。
理由は、レジの使い方が分からない時に教えてくれるレジ係の人が辞めたからだそうだ。
この例では、人が新しい習慣についていくべきなんでしょう。

理念ばかりが先走りしてもダメなんだなという事例だと思う。
人が置き去りにされてしまっては、折角の道具や、思想が形骸化してしまう。
良いモノを作ったら、それに合わせて人を育てていくという考え方も必要ではないか。

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