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謎の存在である「サトシ・ナカモト」を取り上げるNHKを不要だと言えるか。

NHK市民X 謎の天才「サトシ・ナカモト」という番組が番組一覧であったので、速攻で録画予約。早速見てみた。
おもろかったヤン!

え?
これってもっと沢山の人が見てもいい番組じゃね。
ま、NHKは時々こういう良い番組を放送するよね。放送料金を取られるだとかで批判も多いけれど、公共放送でこういったいい番組をしてくれれば文句も垂れません。好みの差もあるけど。

そんなにパソコンオタクでもないが、「サトシ・ナカモト」の偉業と関連業界に与えた影響は知っている。テレビでも言っていたがノーベル賞がもらえるくらいの発明に値するようだ。
名前がドンピシャで日本人だがどうやら日本人とは確定できないようでむしろ日本人ではない可能性の方が高い可能性が示唆されていた。そこはいいじゃないか。
ただ、技術のそもそもの発想がPeer to Peer(ピア・トゥ・ピア)を目指したところであの映画を思い出す。
そう、「Winny]だ。

東大助手の職を奪われ、冤罪に囚われ長い期間を裁判にかけられPCを触ることもできなかった。
天才プログラマーのそもそもの開発の目的はPeer to Peer(ピア・トゥ・ピア)だった。決して政府を暗転させる目的などがあったわけでなく、純粋に技術者としてより良いものを目指して自己の利益など考えずに開発に取り組んでいたのだ。
日本のパソコン関連の技術革新及び躍進を妨げる発想や役所、行政が立ちはだかっている限り、日本はいつまでたっても有能な才能があっても自身での改革は不可能であろう。
第二、第三の金子さん並みの才能が生まれたとて政府が潰してしまう。
「サトシ・ナカモト」は、そんな悲しい過去を知っていて敢えて日本人名を付けたのではないだろうか。

これからの才能ある技術者は、是非ドンドンと海外へ出て行って自分の才能を磨いてほしい、と切に思う。才能を大きな力に潰される前に。
「サトシ・ナカモト」は、突如として名を隠し、身を潜めた。その技術は、残念ながら当初の理念道理に活用されているわけではないようだが、技術自体の革新性は変わらない。生きている限りチャンスはあるので、是非次の機会を作ってほしい。

そして、世界は犯人捜しのようなことはしないでほしい。
世界から「善」を取り払って何が嬉しい?

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