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【1】アート(非言語表現)がクリエイティビティを活性するのに強力なわけ

旅するアートセラピスト /心理療法家
“かおりん”こと高山佳緒理です。

今日から
「クリエイティブアーツ(創造的アートArts)」の試みが
自己回復・治癒や人生改革・創造にどのように影響し、活かしていけるか
というテーマでお話していきます。

1記事だいたい1200〜1600字になる予定です。
お時間ない方は、目次から気になるトピックへひとっ飛びしてお読みくださいませ。
(できればお時間ある時に全部お読みいただけると嬉しいです!)


★この記事は、連載として改めて記し直しています。
 以下より読み進めていけます。



さて。今回のシリーズ:大テーマはこちら。

クリエイティブアーツ(創造的芸術)の取り組みで
人生は彩りよく変わる。


わたしが「アートセラピー(芸術療法)」というものに触れ始めてから25年が経ちました(四半世紀!驚)。
アート表現を「心理療法」のメインツールとして心理カウンセリング・対人援助に関わり始めてからは20年を超えました。

その間、例えば「ことば」を主たる媒体にするカウンセリング手法や
セラピースキルも興味の赴くまま学んだり、身に付けてきました。

何より忘れてならないのが、

幼少期から放置したままだった「トラウマ(心的外傷)」が、三十路入ってすぐに見舞われた“底つき”に重なるように、むくむく現れてきたこと。

(※心的外傷というのは時間がかかって出てくることも多いのです)

ある親密な関係の破綻から、仕事・友人関係もろもろ行き詰まったこと。
それらを奇跡的に乗り越えることができた『セルフヘルプ(自助)グループ』との出会いと、「仲間」との出会い。

人生レベルの変容をもたらした『気づき』と『覚醒』のプロセス。

さらに。
自己回復・トラウマ治癒のためにカウンセリング/心理療法に3年通ったこと。

今のわたしを構成する、かけがえのない体験になっています。
そのほとんどが、今のわたしの心理援助スタイルに良き影響を与えてくれています

中でも長期間作用してくれてるのは、『アート表現』を用いた自己解放と
回復のためのカウンセリング/セラピー体験
です。

どんなに窮地が重なろうと、あるがままの自身をアート表現を通すことで、不思議なことに課題を突破できている。

オンタイムでは気付けなかったことも、振り返ると、ここにつながってくるのです。


■「アート表現」の何が「強力」なのか?

「アート表現を用いたセラピー」で
『得られやすい効用を3つにまとめてください』
と聞かれたら、わたしはこう答えます。

 ① 気持ちを自由に表すことができると 視野が広がる。

 ② 自身の内面が視覚化され 気づきや理解を得られやすい。

 ③ クリエイティビティが活性化し 課題解決が楽になる。

総じて【過去の自身を整理しながら 未来志向になれる】というところでしょうか。

最初の2つ ①、②は、比較的よく見聞きするものかもしれません。

「体験」「体感」したことある方も、結構おられるのではないでしょうか。


さて3つ目 『③クリエイティビティが活性化し 課題解決が楽になる』についてはどうでしょう?

抽象的で分かりづらいかもしれません。

まず、イメージで捉えがちな「クリエイティビティ」とはなんぞや?

ひとことで言えば「創造性」を意味します。

何かを生み出す。

創造する力。

発見したことを活かして新しいものを創り出す。

というと少しなじみ良くなるでしょうか。


この創り出す・創造するという行為は、ヒトが誕生してから今までずっと脈々とつづき、営みが途絶えたことがありません。

自分では「何もしてない」と思ってる時でさえ、実は自然と何かを動かしてたり、気づかないうちに何かを生み出してることもあります。


ということで次回は
身近な具体例をあげて
『クリエイティビティが活性化し 課題解決が楽になる』ことがどういうことなのかをお伝えします。




■ 講座のお知らせ

90日間でクリエイティブなカウンセラー・セラピストになろう!

心理援助に関わるカウンセラー、セラピストや臨床心理士・公認心理師、教育関係者、福祉系で心理面にも関わる方、司法系や産業系の現場で非言語のツールを持っておきたい方…を主な対象にしております。

今年も残すところ4分の1。
3ヶ月を残すところとなりました。

長かったコロナの影響もだいぶ落ちつき、人の意識が少しずつ「外がわ」にもどり始めている印象の今。
気がついたら、“時代”もどんどん進化したものになっている。

例えば、「メタバース」や「NFT」など、チンプンカンプンであっても、「これまでにない新しい時代・時流がきてる」と、なんとなく感じておられる方も多いのはないでしょうか。

特にこの数年の間、思うようにのびのび活動ができなかったり、ブラッシュアップに不足を感じたり、行き詰まりの突破口を見出せなかったり、、という方も多くおられる。

そんな「未来に向かっていきたいけれど、突破口が見つからず迷ったりとまどってる」心理系援助職の方に、特に参加をおすすめしたい講座のお知らせです!

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〜クリエイティブアーツで創造性にあふれた援助者になる〜

心理カウンセラー/セラピストのための
「アートセラピー」実践!集中講座

2022年・10月17日 スタート!

概要
・オンライン講義(2時間×4回)
・アートワーク(2時間×4回)
・アート・カウンセリング実習(総計8時間:セッション練習3回)
・アート・カウンセリング実習レポート提出
・Zoomフォローアップ(30分まで×4回)
・動画教材・資料配布など(自習)

 計26時間+自習(&90日間チャットフォロー付!)

*全て月曜日
*講義:11:30〜13:10 WS:13:30〜15:30

◎第1回:10月17日 講義+WS
◎第2回:10月31日 講義+WS
◎第3回:11月14日 講義+WS
◎第4回:11月28日 講義+WS
◎第5回:12月12日 ガイダンス+実習
◎第6回:12月19日 実習
※詳しくは、この後特設ページでご案内します。お待ちくださいm(_ _)m

■早割対応お申し込み:10月2日 23:59まで!

□申し込み先こちら → こちらのフォームから!

■限定10名さま (残7名)

一緒にクリエイティブを活性化するワークを楽しみながら、さまざまな試みを通して自分自身を愛しんだり、内面を充実させたり、それらから見出した知恵やエッセンスを、援助活動や未来創造につなげていけたら喜びです☆

主催:《キルトラボ》Webサイト

(220929)

いつも《幸せの循環》応援ありがとうございます❣️ いただいたサポートは、当所でおこなうアートセラピー用の ①クレヨン・紙など画材・素材の購入、②オンライン・遠隔セッション希望される方への画材素材の配送料、③より良きサービス提供につなげるための体力づくりに使わせていただきます!