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EXTRA漬けの日々

Fate/EXTRAのキャスター…もとい今では真名”玉藻の前”の方が通りが良さそうだが、それのfigmaを買った。ガチャなどを除くとフィギュアを最後に買ったのは3年前の服部半蔵(忍殺)figmaだったので相当久しぶりだ。



そもこのタマモfigma、2016年10月発売で現在はプレミア価格になっており入手困難になっていた。昨年の12月に再販が決定していたことを知り予約したのだが、その後偶然にも再販分と同等の価格で在庫が復活しているのを発見。とあればもう買うしかあるめえよ。



EXTRAは2年前FGOを始めたのと同じ頃に購入していたのだが、下記の問題でモチベーションが保たず未だにクリアしていない。

この先に強敵とのイベント戦闘が待っているからレベル上げをしたい

レベルアップしてもその場ではHPとMPが増えるのみで他のステータスはアリーナ(ダンジョン)から出ないと割り振ることができない

ステータスを割り振りたいのにイベント中で脱出不可、または脱出することで日付が進んでしまい敵の重要な情報を取り零す可能性がある

セーブ不可のアリーナ内で結構な時間を探索に費やした後、いけるか?と挑んだイベント戦闘に負けて最初からやり直し

これが何度かあり、その度にやってられるか!と投げていた。数ヶ月毎にちょっと進んではそれを繰り返した。



おまけに1周目に選んだ相方はSNでお馴染みのアーチャーであり(セイバーとキャスターについては真名くらいしか知らず、やや慎重になっていたのだろう。)タマモについてはFGOから得た情報しか無い。それでタマモがどうだこうだと語るのは、いわばスパロボ知識だけでガンダムを語るようなものじゃないか。おそらくフルボッコだ。いい加減EXTRAの履修を済ませたい…でも無慈悲なやり直しはもうしたくない…そんな風に悩んでいた俺が辿り着いたのがシナリオ集だった。

シナリオ集、それはゲームのシナリオ及び各キャラクターのセリフ等が書籍の形で纏められたものであり、これさえ読めば話は概ね理解できる。できた。各章毎の扉絵でキャラクターの姿も描かれているのでイメージはしやすい。選択肢で分岐する箇所も全て網羅されているし、サーヴァント3人でそれぞれ異なる反応を楽しむこともできる。更に諸事情でボツになったと思われるルートについても掲載されているのでゲームをやり込んだ人でも読む価値がある。

ただしこれはあくまでゲームのシナリオ集であり小説版などではないため、ゲームでは存在する背景や立ち絵等のビジュアル、BGMやボイスは無く描写不足な印象はある。6章の途中まではアーチャーと共に駆け抜けた道であり敵の強さについてもわかっていたものだったが、未知の領域、特に決勝戦後のラストバトルに関してはご大層に現れたポッと出の奴を軽くのしたように見えてしまう。(バトル描写が全く無いので仕方ないが。)あと誤字脱字が結構多い。上下冊で2桁以上あった気がする。 



ともあれこれでEXTRAについては知ることができた。ならば次は?

無論CCCだ!


一昨年の5月、EXTRA未クリアの状態で臨んだFGO×CCCコラボイベント「深海電脳楽土SE.RA.PH」保健室でアイテムをくれるだけのゲストキャラ…かと思っていた桜によく似ていて声まで同じな謎存在、BBに翻弄される。声こそ違うものの明らかに桜、BBに関係ある外見のメルトリリス、パッションリップまで現れ謎は深まるばかり。悶々もといもやもやしたものを抱えつつも、「でもEXTRAクリアしてないしな〜!」で誤魔化し、欺き、2年弱。

コラボキャラだったはずなのに去年の夏イベで何か得体の知れないものを引っさげて星5で再登場BBちゃん。夏には縁が無かったが、新年福袋で召喚成功。取り憑かれたように聖杯、星4フォウを食わせる俺がいる。だが…原典を知らずにこんなことをするのはいかがなものだろう。イベント復刻もプレッシャーをかけてくる。だからCCCをプレイすることにした。

昨日一章を終えたところ。ゲームプレイに関しては、レベルアップでステータス即反映、アリーナでセーブ可能、また自由に出入り可能、と先述の不満点が解消されていてだいぶ遊びやすい。だがそれよりもシナリオの雰囲気が大幅に異なるのが印象的だ。

“少年王「ハーウェイ・トイチ・システムです。」”
“あかいあくま「遠坂マネーイズパワーシステムよ!」”
“暗殺者「お……おか、え、り…………。」”
“最強の店員(CV中田譲治)「温めますか?」”
“太陽の騎士「(借金を)取り立てる!」”

胡乱が過ぎる。なんだこれ面白いじゃねえか。俺が知っている月の聖杯戦争はどこへと言わんばかりのギャグテイストから、途端に前作のようなシリアスに戻るため右に左に振られてニューロンにわるい。どうもスピンオフ的な位置付けの作品ではっちゃけるのはお家芸らしい。相方候補として存在するギルも気になるし、今後の展開が実に楽しみである。というわけで先週からしばらくEXTRA漬けの日々を送っているという話だった。


ある人の影響でだいぶ好きになったアンデルセンもとても気になる存在

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