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eスポーツは全ての人に夢を届けるプロペラのよう。【株式会社プロトペラ 鈴木祥文さんインタビュー】

皆さんこんにちは!Quintette Shizuokaです。

私たちは「袋井市をeスポーツ都市にする」という夢を実現するために、世界に羽ばたくeスポーツ選手をサポートする、プロeスポーツチームです。

今では多くのeスポーツチームが存在し、それぞれが夢や目標に向かって様々な活動を行っていますが、どのチームにも共通して言えることが、スポンサー企業様のおかげで成り立っているということです。

実は私たちQuintette Shizuokaには様々な形で応援してくださるスポンサー企業の方たちがいて、公式ツイッターのヘッダー画像に掲載させていただいている企業様以外にもたくさんの方たちから支援していただいています。

夢や目標を発信していく中で、応援したいと言ってくださる会社の方にサポートしていただけるおかげで、私たちはたくさんのチャレンジをすることが出来ます。

今回は、そんな「eスポーツチームを支える会社」について皆さんに知っていただくために、Quintette Shizuokaのスポンサー企業である株式会社プロトペラの代表取締役である鈴木祥文さんにインタビューをさせていただきました。

なぜプロトペラは、Quintette Shizuokaを応援してくれるのか。

普段は知ることの出来ないスポンサー企業について、ぜひ知っていただけたらと思います。

鈴木祥文さん…
株式会社プロトペラ 代表取締役 クリエイティブ・ディレクター。
1977年生まれ。ドラマーとして国内外でCD発売、イギリスツアー、フジロック出演などを経験。その後ゲーム業界で仕事を開始。プランナーとしてWii、PSP、3DSなど10作以上の開発に携わる。先進的な分野でも、NHKで特集されスタンフォード大学でも発表された人型AIの企画に関わるなど、活動は多岐にわたる。2019年、地元である静岡へUターンし『株式会社プロトペラ』を設立。

https://protopeller.co.jp/

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ー本日はよろしくお願いいたします!

鈴木さん:よろしくお願いします!

ー早速なんですが、鈴木さんが代表取締役を務めていらっしゃる株式会社プロトペラはどういう会社なのか、簡単に教えていただけますでしょうか。

鈴木さん:株式会社プロトペラは、一言で言うと「ブランディング会社」になります。

ビジネス用語でマーケティングという言葉を聞いたことがある人は多いと思うのですが、売りたい商品やサービスを、今現在の価値観の中で、主に「差別化」によって売れる仕組みを作るのがマーケティングです。どちらかというと短期決戦タイプの売り方。

ブランディングは、潜在的なニーズを掘り起こしながら、商品やサービス、またはお店や会社などに新しい価値や意味を添えて、長期的に選ばれたり支持されたりするために、どう立ち振る舞うか、どんなメッセージや見た目で発信するかなどを考えてカタチにします。長期視点で取り組む売り方。プロトペラは、そんなブランディングを得意とする企画会社です。

ーどうしてブランディングの会社を作ろうと思ったのでしょうか?

鈴木さん:元々ゲームが大好きでゲーム業界でも仕事をしていた経験があるのですが、個人的にゲームの可能性って凄く高いなという思いがずっとありました。

例えば映画やTVは自分たちで作ったものを、視聴者の方に見てもらって終わりじゃないですか。

でもゲームはそうじゃなくて、それこそeスポーツでも自分たちが作ったキャラクターやスキルがユーザーによってどう使われて、流行の戦術に派生していくかは作ってみても分からない部分がとても大きいですよね。

これってブランディングと凄く似ていて、自分たちが良いものを作れたと思ってもユーザーがどう判断するかで売れ行きって変わってしまうんです。

だからこそ、ユーザー視点で物事を考えて、お店の環境を整えたり次また選んでもらえるようにアップデートしていく。そういうブランディング的な手法や考え方が、変化の大きなこれからの時代には絶対に必要だろうなと思いました。それが起業したきっかけに繋がります。

鈴木祥文さん(左)Quintette Shizuoka代表乗松蒼汰(右)

ーなるほど、凄く分かりやすいです…

鈴木さん:面白いですよね。

このブランディングの面白さだったり、もっと言うとゲームの良さみたいなものを多くの人に知ってもらいたいっていう気持ちがQuintette Shizuokaにスポンサーするきっかけにも繋がってます。

世の中がeスポーツで盛り上がり出している中、まさか地元の袋井にeスポーツチームがあるとは。ゲームという分野に大きな可能性を感じている身として応援したいなと思いました。

ーいつもありがとうございます笑

鈴木さん:いえいえ笑

例えば最近だと教育版の桃太郎電鉄が出たの知ってます?

ーあ、SNSで見ました!

鈴木さん:あのゲームってすごろくをしながら日本全国を回っていくので、地理や経済に興味を持つきっかけには凄く良いということで教育用にアップデートされて無償提供されるようになったんですよね。

それだけじゃなくて、それこそQuintette Shizuokaに部門があるApex LegendsみたいなFPSタイトルだと、瞬時の判断がめちゃくちゃ大事じゃないですか。

状況を的確に把握して、瞬時に判断してチームメンバーに意見を伝えることって、仕事でも凄く重要なことで、めちゃくちゃ人の能力を高めるのに適してると思うんですよね。

ー確かにプロの練習風景とか大会でのボイスチャットを聞いていると、なんでその判断が出来るんだろうって思う瞬間ありますね。

鈴木さん:そうですよね。

それだけじゃなくて、学校とか職場でも仲良くなるきっかけがゲームってことよくあるじゃないですか。

音楽活動をしている時に自分たちのグループの曲がゲームで使われたのですが、それがきっかけで海外でも知ってもらえて、欧米で曲を販売したりライブをしに行ったりできました。音楽やゲームって国境を越えてファンが繋がるし、特にゲームの影響力は大きいってことを強く感じました。

意外とそういうものって少ないと思っているので。

ー確かにゲームって大きな要因だと思います。

鈴木さん:でもやっぱり「ゲーム」って聞くと、まだまだスポーツじゃないでしょっていう考えも強く残ってますよね。

指先だけの操作で、何がスポーツなんだって。

でも実際のeスポーツって、朝から晩までゲームに全力で取り組む人たちもいるし、給料をもらってコーチを付けて勝つために全力を尽くしていたりで、もう一般的なスポーツと何ら変わらないですよね。

しかも今ではVALORANTの大会で女性大会がしっかりとした賞金を設けて開催されていたり、おじいちゃんやおばあちゃんのeスポーツチームまで出てきていたり。そういうのを見てるとeスポーツって誰にでもチャンスがあるんだなって本当に思うんです。

僕らがやっているブランディングって、将来に向けて「こういうのもありだよね」という新しい価値観を提供するものだと思っているので、eスポーツとの親和性ってとても高いなって感じてます。

ーそういった思いも、Quintette Shizuokaを応援してくれる動機になっているのでしょうか。

鈴木さん:そうですね。

Quintette Shizuokaもプロトペラも袋井市という地方に拠点を置いているので、地域に貢献したいという思いが強くあります。

ただ、袋井を知ってもらうことはできても「興味を持ってもらう」のって中々難しいことで、興味を持ってもらうまでになるためには、正しいこと以上に、楽しいことをどんどんやっていくことが重要だと思ってるんですよね。

eスポーツチームって、凄く楽しいじゃないですか笑

会社として地域に貢献するための選択肢ってたくさんありますけど、eスポーツを通じて袋井に興味を持ってもらうという流れが作れる存在がいて、その存在を応援するってすごく理想的な選択の一つです。

大きな話題を作るのも大切だと思うんですけど、めちゃめちゃバズると、それもそれで一過性のブームだけで衰退していくだけなので、一つ一つの勝負を丁寧に積み重ねて、ゆっくり成長していって欲しいなと思っています。

eスポーツ好きな1万人のうち10人だけでも「袋井って場所に行ってみたいな」と興味を持ってもらえたら充分にプラスなので、Quintette Shizuokaの活躍をこれからも応援していきたいなと考えています。

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スポンサー企業の方々は、それぞれに思いを持って私たちを応援してくださっています。

私たちはその期待に応えることはもちろん、その思いを乗せて自分たちの達成したい未来のために日々活動を行っています。

「袋井市をeスポーツ都市にする。」

いつかこの夢を達成できるよう頑張ってまいりますので、今後とも応援よろしくお願いいたします!

もしよろしければ、スキを押していただけると嬉しいです。

今回ご協力してくださった株式会社プロトペラさん…

インタビューをさせていただいた鈴木祥文さん…

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