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FFの夜ふかし日記 2017/9/28

音博のこと!

2年ぶりと書けばいいのか3年ぶりと書けばいいのか。2年まえは臨月で会場には来れず、昨年はお客さん。今年は久しぶりにステージに立った年となった。

とにかく気が気ではなかった。今年の夏からライブ復帰して、いくつかのフェスで演奏する機会はあったものの、ライブというものに未だ緊張しまくる自分がいる。小学校の頃の、ピアノの発表会みたい。年に1回しかなくて、場に慣れることもなく、練習のときは上手くできたのに!みたいな。
悔しいかなトランペットという楽器は、心と身体の動きにとりわけ左右されやすい(と思っている)。もちろんそれがいちばんの良さでもある。

くるりと音博は、とても密接に関わっている。毎年、時間をかけていろんな準備をして、当日を迎えてる。(徳澤)青弦さんは「くるりにとって年末感があるね」と。なるほどそうかも。
くるりにとって特別なものは、やっぱり自分にとっても特別だと、今年ようやくそんなことを思うようになった。
日が近付く毎に、焦る気持ちと実感のなさが交差する。今年もやっぱり当日までよくわかんない感じだった!ただドギマギしているのみ。終わって数日経った今やっと、実感し始めた。遅いよね。

本番、案の定足が震えて、靴も脱いだ。そんな自分も変わってねーなと思う。
むかしむかし、everybody feels the sameのレコーディングでは、ペットの録音に非常に苦しんだ。(わたしにとっては)ハイトーンもあり上手く吹けず、時間もかかった。やっとこさで終わった後、岸田さんが「ファンファンがんばったから、おれもがんばってくる」と言って最後の歌入れをしにブースに向かって行ったこと。
そして、わたしが下手くそで落ち込んでたとき、佐藤さんが「自分たちの曲を誰よりもかっこよく演奏できてたらそれで大丈夫!」と言ってくれたこと。
(言い回しは違うかもしれんがこのようなことを言ってくれた。ふたりともこれ見てギャーてなってたらごめんなさい!)
本番まえステージにひるみそうになるときや演奏中難しいところを吹くとき、このふたりの言葉をよく引っ張り出してる。
他にもたくさんの思い出があって、これらが何度演奏の源のひとつになっただろうか。

ライブでは情熱と冷静さを半々にすべきだ!と誰かが言っていたけど、自分はそんなこと到底できてないと思うけど、緊張の中にも、くるりで過ごしてきて自信になったものが少なからずあって、それが合わさって楽しさになっていると思う。
同時に一緒に奏でるひとの音が伝わって、自分の音にも影響して、心のハーモニーになってる。
更に音博は、バトンタッチ感がある。ずっとステージが温かい。駅伝みたい。いい音、いい歌声ばかりが連なって、とてもよかった。
いい日だった。

まとまらない個人的な感想だけどこんな感じ。いつも結局いっぱいいっぱい。練習!

くるりとして、また音博に出ることができて、嬉しかった!

たくさんのひとのおかげで、今年のこの日を過ごすことができました。みんなみーんな、ありがとう♡♡♡♡♡

音博フィル!

ニカさん・トミ!

Flちかちゃん・Trpかおりちゃん!後ろはDhiraちゃんの友だち!

Dr.kyOnさん・ジョニーさん!

そして新曲!How Can I Do?も聴いてね!

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