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チクタク歌集2

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愛も変わらずアコギで歌うております。
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追い込んでしまっただから逃げだしちゃったよ囲い込んでしまっただから逃げ出しちゃったよ
青い目をした仔猫見えてる景色は白黒
黒いシッポは振らないために黒に染めた
喉をつぶしてさ従順になろうとしただけど君の名前さえ呼べなくなっちゃって
悲しい時の顔を水たまりで練習悲しくもないときに悲しい顔無理
こころを漱石と呼んで月を太宰と読む銀河鉄道はなんて呼ぼうかな

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今を振り返り手を振る
遮光を繰り返し新たに
小さな靴は大きな足跡に
大きな夢は小さな光

今にも飛び立ちそうな
裸足のまま走りだした君に
まばたきを忘れて

帰らないと決めた朝も終わる
時間にも終わりがある事も終わる

今もその時は続いているのさ
君も永遠を感じ
まばたきを思い出す

時を超えて君のもとへ
あなたの七色の雨で濡れる
帰りを待って虹をつくる
水たまりに空が笑う

今にも飛び立ちそうな

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佇む

チクタク

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消えない間に声をリサーチ
飽きがくる前に冬をサバイバ
光 写す冬の影は
炎のように揺れていました

ただただ佇む不意に

幕が降りた埃っぽい町を
朝が来るまで歩き続け

ただただ佇む不意に
まだまだ抗う先に

そのまま擬宝珠の午後 何を見てるの
そのまま擬宝珠の午後 朝を待てずに

ただただ佇む不意に

そのまま擬宝珠の午後 何を見てるの
そのまま擬宝珠の午後 朝を待てずに


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外と中

チクタク

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夜明け前 カゴの中 鳥が歌う
陽射しから 眼差し逸らさず
鷹揚に 見つめ空 海の中

雨色流れて靴をなくした
天色降りて空をなくした

夜明け前 カゴの外 夜の海
届かない そんな時も うなづけと
鷹揚に 見つめ夜 海の中

瓶覗溢れて全部飲みこむ
瓶覗は涸れて果てをなくした

悠悠閑閑 夜明け


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心が服を着る 寂しさ感じて
瞳が光を拒む 眩しさ感じて
影を見つけては踏みに行く昼下がり
笑い声が聞こえては消えて消えて消えて

きみの名を呼んでさよならの前に
きみの名を呼んで呼んで

起き上がることはしんどいこと
寝たままでも同じことだと思うよ
ゴールなんてゴールなんてもっと遠く
ゴールなんてゴールなんて消えてしまえ

きみの名を呼んでさよならの前に
きみの名を呼んで呼んで


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チクタク

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愛と歌歌う暦の上
糸のない恋の歌
影のない夕暮れ
嘘が歌歌う暦の上
季節が色を失う
消しても逃げようもない
寄り添う夢の中でも
絡みあう糸の中で
戀が語り出した
寄り添う夢の中でも
絡みあう糸の中で
戀が語り出した


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#オリジナル #弾き語り #音楽 #original #mu

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ハウロウ 非と仮の住人
世迷い言 繰り返して
ハウロウ 人狩りの住人
罠を張り巡らし
運命仰ぐ 逃げようもないこと
声が淀む 悲しくもなるよ
ハウロウ 非と仮の住人
迷路なんて まぼろし
ハウロウ 人狩りの住人
次は誰の番だろう
刹那の旅 途切れ途切れ途切れ
目が泳ぐ 泳げやしないのに
閉じたくもなるよ
ハウロウ 非と仮の住人
ハウロウ ハウロウ


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・著

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等しい

チクタク

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驕る人形劇を見て
的の中の黒い蝿に
矢も避ける程
嫌になるけど明日は
愛して 止めどなく
恋して 止まることなく
雨は君とともに濡れる
愛して

問いに声かけ座り込む
辺りの景色はないに等しい
少しの間 とは
閃光 待つ 間
壊して 迷うことなく
尽くして 躊躇う事なく
神は君が創り出せよ
愛として


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南へと

チクタク

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南へと迂回と知りながら
かきこわした傷は癒えたかな
真夏の黄色い光の中
流した汗は海の味
何度も流した
明け暮れと過ぎる針の音
しらんぷり とぼける一人称
心地よい風を待ちながら
流れた思い出の中には
君の面影
南へと迂回と知りながら
眠りへと導いたのは君


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#オリジナル #弾

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蛇の足音

チクタク

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霧雲でぼかした未来の匂い
疎雨を言い訳にマヤカシの匂い
雨と土の香りの記憶
水琴に耳澄まし
蛇の足音 鳴りやんだ

氷と磨りガラス サイダーの香り
木のドアと鈴音 コーヒーの香り
黄ばんだフィルム遮断機の音
誇りまみれ 過去はどこ
雨と土の香りの記憶
水琴に耳澄まし
蛇の足音 鳴りやんだ


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チクタク

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テレビの中 九官鳥が鳴いている
クソと書き込めばレ点チェックされる時代に
投げた槍を見失い頭の上に
禿鷹の群れそこにいた奴は食われた

ロックなスターは今の中に埋もれてる

マネキンの前でお賽銭入れてる
今年流行りの色はこれで決まりなんだとか
笑わせるつもりが笑われてる事に
いつの間にか慣れたきてしまったよ

ロックなスターは今の中に埋もれてる

ロックなスターは夢の中で溺れてる

MV 「may

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毎日を君の毎日を
木漏れ日色の灯りに包まれますように
毎日を君の毎日を
他愛ない窮屈な日々が過ぎ去りますように

波間を行き交う
孤独な鳥は静かに歌う

毎日を君の毎日を
膨らんだ心で高く飛べますように

狭間の影に隠れて
孤独な鳥は静かに歌う

色をもたない鳥の瞳に映るものは
果てまで見えない空の空を見ていた
その嘴は届かないと知ってもなお
果てまで見えない空の空を見ていた

孤独な鳥は静かに

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並行世界

チクタク

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文字そのものというより
そのヘルツが伝わりまた
紡ぎ揺らぎ語らい未来は来来
つまみ食いから八分目まで
いつのまにか迷い込んでは
出口をわざと間違えては君と笑笑

できるだけ近くで見ていたいけど
その並行世界では叶わないことも
あると知るんだ

ふと撫でた風に感じる違和感に少し
懐かしさと記憶の砂嵐に苛苛

存在しないとしても愛だけは
この並行世界では交わらないことも
でもできるだけ近くで見ていたい

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藍色

チクタク

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ひとつふたつみっつ数え
俺の周りが変わりはじめ
近くに見えていた事さえ
ぼやけてきてしまいました

藍色に染まったのはいつのことでしょう
雲の中の光が彷徨う
窓辺に寄り添い思い馳せる
今日も陽は落ちた

ひとつふたつみっつこぼれ
君の目線の向く方に
歯がゆさを感じながら
心の火をそっと消した

藍色に染まったのはいつのことでしょう
同じ目線になれないことも
白紙のままで終わるそれでも
今日も夜は明

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