結晶性知能と流動性知能

今回クイズをやってみて、わかったのが、処理速度を上げるのと、回復力を高める訓練を積むと、これらを高めることができるということだった。脳への負荷が、クイズをやっていればかかるが、そののち、緩和して別のことをすることで、回復する。
この一連の流れを、うまくこなすと、する力と、しない力、つまり、処理能力と、回復力がアップするということだ。
科学、社会、芸術の13科目があるが、ほとんどが、結晶性知能を鍛えるものであるといえる。
記憶力の達人、グランドマスターは、結晶性知能と、流動性知能がある中、ほとんどのひとは、学習するとき、結晶性知能を使っているそうだが、流動性知能を鍛えることで、記憶力をアップすることができることに気づいて本を書いたそうだ。
普段の学習でもこの考え方は大切だ。
なぜなら、センスや、瞬発力、理解力、少ない情報で正解を答えるということは、流動性知能だが、これを鍛えないと、いくら、結晶性知能を持っていても、意味がないようになってしまうからだ。
つまり、実戦的なものが、センス、理解力、流動性知能といわれるものであり、応用などの部類に入る。そのため、試験は、常に、未知の割合が多く、流動性知能を鍛えないと、結晶性知能を試験中に活かすことができなくなるということなのだ。

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