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役立つことと面白さは反比例する スローシンキング・ファストシンキング編

   「醍醐味は会話か、便利か」
ーーー目的は面白さか、有益かーーー

人間には2種類の思考回路が備わっている。
すなわち、スローシンキングか、ファストシンキングだ。世に胡散臭い理系の優秀さと、文系の無能さを讃えるアホらしい意見が散見される。
そこでここにメスを入れてみようということになった。

   「例えるなら周波」

以前紹介したことのある内容で、真面目、不真面目、非真面目というのがあった。
これを例えるなら、ドイツ人、アメリカ人、日本人の3周波で例えることができる。
この周波は、それぞれ真面目、不真面目、非真面目とあり、真面目なことをする周波、ユーモアやジョークといった周波、ツッコミの周波があるとする。この3種類の周波のうち、真面目な周波とツッコミの周波を使えば、分析的なConveniceで有益な役立つ周波になる。
対して、この3種類のうち、ユーモアやジョークといった周波とツッコミの周波を使えば、面白いCommunicationが取れるようになる。
この3種類のうち2つを取って作られるものを最後に理系、文系と分類することで、その目的となるものが見え隠れするだろう。
向心力的なConvenienceな有益で役立つことは、スローシンキングで理系とされ、一方、遠心力的な面白いCommunicationを取ることは、ファストシンキングで文系とする。
 なぜ向心力的と言っているのは、自性つまり、自らに心の方向性が向いているということを意味し、他方、遠心力的と言っているのは、他性つまり、2人以上の他者に心の方向性が向いているということであるからだ。
 理系の代表格は、科学と数学でありそれは自性の力を使って、より有益で便利なものを生みだすためのものであり、それが醍醐味である。
 他方、文系の代表は、芸術と社会でありそれは他性の力を使って、より面白い会話を生みだすためのものでって、それ醍醐味である。
 
 「面白さと役立つは、反比例関係にある」

陰極に役に立とうとする理系をとり、陽極に面白くしようとする文系をとる。面白さと役立つことは、反比例関係にあるが、これらは、互いに、真逆の行動でやる気/電子(e)が溜まってくるものだといえる。
 面白さと役立つことは、ここでは、化学反応的に陰極、陽極の関係で、反比例関係にあるとしている。

陰極;科学と数学
⑴自分では面白くない
⑵他人には有益
⑶こんなのあったらいいなあ・・便利さ・役立つ

↕️  やる気(e)

陽極;芸術と社会
⑴自分では面白い
⑵他人に無益
⑶こう話せば面白いなあ

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