前回の続きになりますが、免許を取って初の事故（自爆以外では）を体験しました。
事故の加害者となった運転手は誠意の全くない人間でした。
職業は高校教師、事故の相手は高校生（私）なのに謝りにも来ませんでしたから親も激怒してましたわ。
今時なら吊し上げたるんですけどね～
ただまあ普通は事故ると凹む場合が多いかと思いますが、この時の私はかなりウキウキでした。
理由は当時の同級生ライダーたちが事故で次々と新車に乗り換えていたからなんですよねぇ。
なので加害者にはムカつきましたが世界は輝いて✨いました(´ρ`)
折しも1988年、新型CBR400RRがデビューした年なので即予約。

ただ、今の自分なら違う選択をしたかも。
なぜなら同時に88'NSR250Rが出ていたので、２ストのデメリットを問題にしなければ速さは間違いない。
最初に４スト（FZR）を選んだ故にCBRを選びましたが、いずれ２ストが無くなると知っていれば買ったでしょう。
大型取得後の同様の後悔もあり、RZV500とRG500Γの２台は押さえとくべきだったなぁーと思ってます。
まあこの手の車種は短命だったので厳しいものもありますが。
と話がそれましたが、周りが事故成金化していたので期待していたと。
想定通りに新車に乗り換えたわけですが、不埒な考えに罰が当たったかこのバイクについては相性というか運というかが合わなかった様で短命に・・・
まず納車されて１か月、慣らしも終えていつもの峠に走りに行ったんです。
そして左の逆バンクコーナーで人生初のハイサイド、跳びました。
運よく？私はガードレールの間を抜けて空中に飛び出し！崖側を落ちていきましたがツナギを着ていたこともあり無傷、しかしバイクはガードレールの鉄柱にシート部が当たりエビぞりになり崖側に落ちてました。
逆なら死んでたでしょうからある意味助けられた感じかもしれません。
このときから私の渾名は「鉄人」もしくは「不死身の池ちゃん」になりました。
あの時バイクを引き上げるのに協力してくれたライダー仲間には感謝です。
その後に修理見積を出してもらうとフレーム交換あり50万円・・・
新車が60万円の時代なので今の私なら迷わず新車買いますが、逆に今なら自分で直すんで工賃いらない分パーツ代だけでしょうけど。
金のない高校生だったの10万でも少しでも安くと新車買ったので修理としました。
ただ新型ということもありパーツが入らず2か月待ちましたがね。
で、ようやく直り走っていたんですが2週間後の週末に例の峠に5台で走りに行くと・・・
あの跳んだ場所に向かう途中のRの大きな左コーナーを先頭で抜けたら出口でスイッチUターンしている車がいて突っ込みました。
後続はそれ見て反対車線に逃げて無事でしたけど。
気にしたことがなかったんですがコーナー抜けたところに駐車場があり、そこで道を間違えたドライバーがUターンしていたと。
フロントから逝ったんで大破、もう心が折れたんで廃車に。
この事故相手の話には余談があり、私の名前ってあまりない感じのものなんですが同名の方でお互い珍しいですねと。
同じく加害者といえど、あの高校教師とは違い誠意のある方なので丸く収まりました。
初の事故から半年もたってない時期ですかね、この2回目の事故。
ただこの事故でもほぼ無傷だったんですよねー
修理代は痛いですけど！
そんなこんなで次回から大型生活が始まるわけですよ。
つづく～